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OISCA MAIL 2001/07/13

発行日: 2001/7/13

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                      OISCA  MAIL

  http://www.oisca.org/                    2001年7月13日
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◆◆CONTENTS◆◆

1. 「日・タイ友好植林ボランティア20年の歩み」写真展のご案内(東京)
2. よみもの「フィリピン植林プロジェクト訪問記(その1)」
3. よみもの「バンコク滞在記(その4)」
4. その他

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1. 「日・タイ友好植林ボランティア20年の歩み」写真展のご案内(東京)

   オイスカ神奈川県支部では1980年よりタイ国スリン県(バンコクより
 東北へ車で7時間)にて、オイスカ・スリン支局と共に植林を継続し、
 今年で20回目の植林ボランティア派遣を迎えます。

   これまで1,141名の日本人ボランティアが現地に赴き、合計338.5haを
 植林し、うち297.8ha(88%)が森となっていることを確認しています。

   そのタイ国スリン県における植林活動20年のあゆみの写真展を今回は
 青山フォトラボにて開催いたしますので、ぜひご覧 ください。なお、
 写真展は今年中、神奈川県内各所で開催する予定です。

    場所:青山フォトラボ
          営団地下鉄「表参道」駅B1出口より徒歩3分。平日のみ
    日時:平成13年7月12日(木)〜7月23日(月)9:00〜17:00
          (入場無料)
    後援:神奈川県
    撮影:吉田忠男氏(オイスカ神奈川県支部役員、
                      川崎市宮前区在住、植林全19回参加) 
    お問合せ:オイスカ神奈川県支部  担当:吉田俊通
                              TEL:03-3322-5161、070-5469-7730

     詳しいことはこちらのページをご覧ください。
          http://www.oisca.org/join/event/kanagawa.htm

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2. よみもの「フィリピン植林プロジェクト訪問記(その1)」

  昨年9月に大学の調査研究(プロジェクト評価)で、フィリピンにある
オイスカのプロジェクト(ミンダナオ島・ルソン島)のフィールドワー
クを行なった三輪さん(一橋大学4年/当時)の体験レポートです。

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   フィリピン植林プロジェクト訪問記             三輪紀人
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  昨年、9月、私は卒業論文執筆のためにオイスカの皆様に御協力いただ
き、フィリピンにおける2つの植林プロジェクトを視察させていただきま
した。訪問したプロジェクトは、ミンダナオ島北ザンボアンガ州ディポロ
グ市パマンサランでのプロジェクトと、ルソン島ヌエバビスカヤ州アリタ
オ町キラン村のプロジェクトの2つでした。今回の調査旅行では、卒業論
文を書く上で非常に有益な情報を得られたのみならず、新たな発見や感動
の連続で、私の人生にとってかけがえの無い財産を得られたと感じていま
す。

  さて、これから2回にわたって私が見たプロジェクトの様子を、訪問時
の個人的な体験も踏まえながらお伝えさせていただこうと思います。

  今回は、ミンダナオのプロジェクト視察の様子と、プロジェクトの様子
をお伝えしたいと思います。

●楽しい方々に囲まれてのミンダナオ滞在

  私の訪問当時、同じくミンダナオ島のディポログ市から少し離れた地域
でイスラム教過激派による外国人誘拐事件がおきており、少々、びくびく
しての訪問でしたが、現地のスタッフの皆様に非常に親切に暖かく迎えら
れ、非常に楽しくすごせました。

  特に池田氏(編注:オイスカ・ミンダナオ・エコテック研修センター所
長)とお酒を飲みながら過ごした時間は本当に楽しく、かつ有益な時間で
した(卒論のためにも、また、私の人生のためにも…)。

  調査中は、陽気な、元研修生のリエル氏とラリー氏に非常にお世話にな
りました。

  ミンダナオでの最後の夜にはエコテック研修センターに滞在させていた
だきました。そこでは、オイスカ高校(編注:静岡県浜松市にある私立高
校。オイスカの関連団体。海外実習で毎年2ヶ月程度ミンダナオのオイス
カ・プロジェクトに滞在する)の生徒さんと交流を持つことができまし
た。彼らは、電気もないような、日本とは全く異なる環境の中で仲間と過
ごし、創造力を発揮し、体を動かし、日本では得がたい体験を通して、大
きく成長していくのだろうなあと思いました。

●農業支援の一環としての植林プロジェクト

  池田氏は、1971年の着任以来、この地域の大学に農学部を設立したり、
研修センターを開設したりして農業指導を実施し、この地域の食糧増産を
指導されてきました。

  そうした中、池田氏は、森林の減少によって保水力が低下し、雨季の洪
水や乾季の干ばつが目立つようになってきたことに着目し、「植林」とい
う新しい活動を行うことに必要性を感じました。

  そこで、1984年頃からディポログ市の市街地から28km程離れたパマンサ
ラン地区の120ヘクタールの土地への植林活動をはじめました。

  植林活動は、池田氏やオイスカの研修センターで学ぶ現地スタッフの
リーダーシップのもと、地元の住民、地元の学童、日本からのボランティ
ア等によって行われてきました。

●目を見張るほど立派な約15年の活動の成果!

  現在、プロジェクト地には立派な木々が鬱蒼と生い茂っており、私自身
そこがプロジェクト地であると言われるまで、その森が植林活動によって
形成されたとは気がつきませんでした。NGOが植林活動を行って、実際に
木々がしっかり育つということは稀であるといいますから、木が森が立派
に形成されているという点だけでも、このプロジェクトはすばらしい成功
を収めたといえると考えます。

  プロジェクト開始当初、この地域には数世帯が住んできただけでしたが、
植林プロジェクトの進行とともに、近辺から人が集まり、現在では、80世
帯以上、500人以上が住む通称オイスカ村と呼ばれるコミュニティが存在
しています。

  オイスカ村の住民にインタビューをして分かったのは、彼らは、オイス
カの植林プロジェクトに大変な理解を示し、また、感謝の気持ちを持って
いるということです。彼らは「森を守ることの大切さ」を強く感じている
ようでした。

  現在、プロジェクト地域の森の管理作業は、市の管轄で行われています。
こうした住民の理解、現地の人々による適切な管理、といった要素を見る
限り、これからもこの森が適切に管理されていく可能性は高いと考えます。

  次回はルソン島でのプロジェクト訪問の様子をお伝えさせていただきた
いと思います。

<次回につづく>

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3. よみもの「バンコク滞在記(その4)」

  先月あたま、バンコクでアジア太平洋青年フォーラムが開かれました。
今回15回目を迎える国連機関主催このフォーラム、実はオイスカも共催
なのです。その会議に出席してきた国際協力ボランティアの鈴木千愛か
らのレポート。最終回の今回は、熱気溢れる会議の内容をお伝えします。

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     バンコク滞在記         国際協力ボランティア  鈴木千愛
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  アジア太平洋青年フォーラム。世界がかかえている問題について、アジ
ア太平洋地域の青年たちが70名と政府関係者150名が話し合い、自分たち
にできること、自分たちがすべきことは何かを考えるこの会議(国連アジ
ア太平洋経済社会委員会主催)が6/3〜6/8、タイ・バンコクで開かれまし
た。オイスカ本部からは私と大先輩高橋さんの2名が会議に参加。私とし
ては国連主催という初めての大舞台参加と、各国オイスカからのとっても
ゆかいな仲間たちとの生活は本当に私を毎日びっくりどっきりさせるもの
でした。そんなタイ・バンコクでの滞在。その中のちょっとしたエピソー
ドを数回にわたりご紹介してみたいと思い始めたこのコーナー。今日が涙
の(?)最終回。最終回の今回こそは会議自体の内容に触れて締めくくり
たいと思います。

■ 若者パワー炸裂

  「まわりの人がどれだけ大きな愛情をもって僕のことを真剣に考えてく
れていたか。それに気付いたから立ち直ろうと思えた」

  実際に薬物が原因で入院し、見事社会復帰を実現させた青年の言葉であ
る。

  「感染してからでは遅い。自分の人生を大切にして!」

  これは、HIV陽性の20代女性の言葉。

  今回のアジア太平洋青年フォーラムは、従来政府関係者のみが集まって
行う政府間協議と合流させた初めての形態で構成され、各国の青年が、政
府関係者と肩を並べて話し合った。私が驚いたのは参加した青年たちの積
極性と真剣な姿だった。パネリストとして200名の聴講者を前に、壇上で
体験談を語る彼らの目からは、「本気で伝えたい!」という思いがひしひ
しと感じられ、その真剣なメッセージが響き渡る会場は、彼らの声以外な
んの音も聞こえないほど静かで、だれもがこの声に聞き入っていた。参加
者全員がひとつになっている、という雰囲気をここまで感じられるのはめっ
たにないことだと思った。そのほか、若者の性や薬物乱用、感染病の問題
を取り上げ、ロールプレイの形で分かりやすく赤裸々に、自分たちを取り
巻く今の社会の状況を伝える場面もあった。またディスカッションの場面
でも、「AIDS対策で成功されたタイのその成功の要因は何ですか」「今の
ご提案をもう少し具体的にどう行動したらいいのかという点で教えてくだ
さい」と、政府関係者の中に入って物おじするどころか、自分たちの率直
な疑問や意見をなげかける参加青年たち。彼らの大胆かつきわめて現実的
なアピール内容の大人(政府関係者等)へ与えるインパクトが相当大きい
ということは、だれもが容易に想像できることだろう。そういう意味でも
今回は、従来の政府間協議にはない型破りなものになったはずである。

  若者が、自分たちの目で見た、自分たちの現実の世界を伝え、それを政
府関係者がとても真剣にとらえ、国家レベル、世界レベルで解決の糸口を
さがす。それぞれの立場で役割をはっきり活かした発展性のあるフォーラ
ムだったと思う。

  青年フォーラムということで、参加者のほとんどが15〜25歳の現役高校
生や大学生であった。その若い彼らが性や薬物乱用、感染病についての知
識を当然のようにもっていたことは私にとって新鮮な驚きであった。日本
はどうだろう。一昔前の私の学生時代でも、いや、今だって、まだそれほ
ど性や感染病についての教育というのはあまりおおっぴらに行われてはい
ないのではないだろうか。世界を見てみると、日本の若者の健康に関する
教育はもしかしたらずいぶん遅れをとってるのではないかと不安にも感じ
た。

<おわり>

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4. その他

   夏のツアーがぞくぞく申込み締切りを迎えます。
   もう迷っている時間はありませんよ。お問合せはお早めに!

  ○「フィリピン植林フォーラム8」参加者募集
       期間:平成13年7月28日(土)〜8月4日(土)
             <7泊8日:関西国際空港発着>  

  ○第5回「オイスカ四国の森」植林ボランティア参加者募集
       期間:平成13年8月20日(月)〜8月24日(金)
             <4泊5日:高松空港発着>  
       詳しいことはこちらのページをご覧ください。
       http://www.oisca.org/join/tour/01tour16.htm

  ○「フィリピン植林ツアー」参加者募集
       期間:二次:平成13年8月23日(木)〜8月28日(火)
                      <5泊6日:名古屋発着>  
       詳しいことはこちらのページをご覧ください。
        http://www.oisca.org/join/tour/01tour15.htm

 募集中!(平成14年4月〜平成15年3月の一年間です)

  ○平成14年度国際協力ボランティア募集
       詳しいことはこちらのページをご覧ください。
       http://www.oisca.org/join/kokubora/index.htm

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□担当者のひとりごと

  関東地方は梅雨明け宣言が出てしまいましたね。たいして雨も降らず
に梅雨明けになってしまい、拍子抜けしています。

  あまりにも早い梅雨明けに、夏の渇水を心配する声もあがっているよ
うですが、果してどうなるのでしょうか。まだ梅雨の明けていない地方
では、渇水の心配がないくらい、いまのうちに雨が降ってくれるといい
ですね。(み)

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『OISCA MAIL』  2001/7/13号(通巻59号)
発行元:財団法人オイスカ 広報部( http://www.oisca.org/ 
発行人:菅(自称編集長)文彦、近藤(担当(み))みどり

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■「子供の森」計画支援案内: http://oisca.org/join/cfp/cfp.htm

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