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[M M M * No.177] 2008年4月25日発行
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世界が変わるとき」。12歳の視点から世界を見た数々の創作と本を取り上げます。
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▼INDEX▼
■連載 「数え方、はじめの一歩」 その4
―「数え方ラリー」で体感、昔の暮らしの知恵―
■『飛ぶ教室 第13号』(2008年春)を3名様にプレゼント!
■更新情報
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連載 「数え方、はじめの一歩」 その4
―「数え方ラリー」で体感、昔の暮らしの知恵―
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中央大学 准教授 飯田 朝子
先月、「新日本様式」協議会の主催で「数え方から昔の暮らしを知ろう」と
題して“数え方ラリー”を開催しました。会場は、東京都江東区にある深川
江戸資料館です。ここでは江戸時代の街並みと人々の暮らしを再現した展示が
あり、さながら200年前にタイムスリップしたような空間を体験することが
できるのです。参加したのは日本語や日本文化に興味のある幅広い年代層の
方々、約70人。
今回の“数え方ラリー”は、館内の展示物を見ながら、スタンプラリーの
ようにクイズが書かれた用紙を片手に、数え方を考えようという趣向です。
例えば「箪笥の数え方は?(1)1担、(2)1台、(3)1棹」という選択問題も
あれば、数え方が分かったうえで「なぜ稲荷鮨は『1貫』とは数えないのか?」
といった、自分で説明を試みる難問まで幅広く出題。参加者は館内のどこに
クイズに出された物があるかを探し、それらを観察しながら多角的に数え方に
触れていきます。もちろんラリーのゴールでは数え方の答え合わせと詳しい
解説をセミナー形式で聞くことができます。
館内で目を引くのは、江戸時代後期に大人気だった稲荷鮨の屋台の展示です。
稲荷鮨だけ売る屋台なんて現代では考えられませんね。しかし、19世紀初頭に
登場した江戸前の握り鮨が、天保の改革で庶民には贅沢過ぎるという理由で
禁じられてしまい、その代用として稲荷鮨が考案された背景があります。
だから、稲荷鮨は、握り鮨の「1貫」とは異なり「1個/1つ」という数え方に
なったと言われています。こんな食べ物雑学も交えながら、ラリーは進みました。
「箪笥1棹(ひとさお)」や「石臼1据え(ひとすえ)」といった数え方は、
現代ではほとんど使うことがありませんが、もともとは昔の人がその道具を
どのように使用したのかという情報を今に伝えています。1棹と数えられる
箪笥は、現代のものよりずっと小ぶりで、上部の両脇にコの字型の金具が
付いていました。これを引き上げて竹棹を通し、2人の人が駕籠のように肩に
担いで運搬しました。江戸っ子はせっかちですから、「箪笥運ぶから棹1本
持ってこい」なんていう面倒な言い方は好みません。そこで「おい、箪笥1棹」
と言えば通じてしまうように数え方を“進化”させたのです。同様に石臼は
台所に据えて使ったから「1据え」と数えます。石臼がどっしりと置かれた
様子まで伝わってきますね。
私達の暮らしは数え方と共に歩んでいると言っても過言ではありません。
数え方を学ぶことで、歴史や文化、庶民の生活まで学ぶことができるのです。
「総合的な学習の時間」でも、数え方を軸として多角的に学べる企画を立てて
みてはいかがでしょう。
※「数え方ラリー」で実際に使用したシートは、こちらのページから
ダウンロードできます。
ラリーシート
http://www5b.biglobe.ne.jp/~aiida/kazoekata-rally.pdf
正解と解説
http://www5b.biglobe.ne.jp/~aiida/kazoekata-answer.pdf
※今回のクイズは小学校高学年以上向けの少し難しいものですが、
小学校低学年向けに下記のような絵本もあります。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~aiida/gakken.html
深川江戸資料館 http://www.kcf.or.jp/fukagawa/index.html
飯田 朝子(いいだ あさこ)
1969年、東京都生まれ。中央大学商学部准教授。専門は言語学。
『数え方の辞典』『数え方もひとしお』(ともに小学館)、
『数え方でみがく日本語』(筑摩書房)など、「数え方」に関する著書多数。
「飯田朝子のホームページ」の中に、数え方をもっと楽しむための
コーナー「数え方 おちゃのこさいさい」などがある。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~aiida/index.html
※連載「その5」は、5月23日(金)配信のメールマガジンでお届けいたします。
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『飛ぶ教室 第13号』(2008年春)を3名様にプレゼント!
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『飛ぶ教室 第13号』は、12歳をテーマにした特集をお送りします。
題して、「12歳 世界が変わるとき」。小学校から中学校への進学という
大きな節目を迎える12歳。それは、自分や将来について考え、迷い、戸惑う
思春期の入り口です。もう子どもではなく、まだ大人でもない狭間の時間を
過ごしている12歳を主人公にした本と創作を集めました。12歳の面白さを
お届けする1冊です。
∞今号のみどころ∞
【レポート】「12歳のムネノウチ」梅 佳代(写真)
【創作】ひこ・田中、岩瀬 成子、川端 裕人、椰月 美智子、小森 香折、川島 誠
【対談】「12歳を語る」松木 正子 × 金原 瑞人
【コラム】安東 みきえ、伊藤 たかみ、いとう ひろし、内田 麟太郎、恩田 陸
【日本あちこち飛ぶ教室】長谷川 義史(東京都大田区立久原小学校)
ご購入はこちらから。
http://www.mitsumura-tosho.co.jp/shohin/shopping.asp
∞壁紙プレゼント∞
『飛ぶ教室』の表紙(絵・荒井 良二)が壁紙になりました!
ダウンロードはこちらから。
http://www.mitsumura-tosho.co.jp/shohin/bookinformation/200804_103/
『飛ぶ教室』ご愛読のみなさまに、もうひとつお知らせがあります。
下記のアンケートにお答えいただいた方の中から抽選で3名様に『飛ぶ教室
第13号』をプレゼントいたします!
以下のフォームをコピーして、送信先のメールからお送りください。
当選の発表は、発送をもって代えさえていただきます。
※応募締め切りは、5月8日(木)です。
たくさんのご応募をお待ちしております。
アンケート送信メール:koho@mitsumura-tosho.co.jp
アンケートフォーム――――――――――――――――――――――――――
1.光村チャンネル「マンスリー・メッセージ」4月号(新沢 としひこさん)
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■光村チャンネル
http://www.mitsumura-tosho.co.jp/
▼「マンスリー・メッセージ」4月号
今回は、シンガーソングライター・新沢 としひこさんからのメッセージ
『S先生の蛍光灯』をお届けしています。ぜひご覧ください!
今後も、作家やスポーツ選手、音楽家など、毎月多彩な顔ぶれが登場します。
5月号は、イラストレーター・童話作家のエム ナマエさんからのメッセージです
(5月1日アップ予定)。どうぞお楽しみに!
http://www.mitsumura-tosho.co.jp/monthly/
そのエム ナマエさんの展覧会「夢の力 エムナマエ原画展」が、来週29日
(火)から熊本県の阿蘇白水郷美術館で開催されます。『画集 夢の力』の原画を
中心に、人気の高い作品50点が展示されます。開催期間中の5月4日(日)、
5日(月)にはエム ナマエさんご本人も来館されます(サイン会あり!)。
ゴールデンウィークにお時間のある方は、行ってみてはいかがでしょうか。
期 間: 4月29日(火)〜5月25日(日)
場 所: 阿蘇白水郷美術館 (TEL 0967−62−8200)
URL: http://emuaso.exblog.jp/ (原画展オフィシャルブログ)
▼光村ブックランド/赤木かん子の読書Q&A
小・中学校の学校図書館の運営方法、読書に関する悩みなどに、赤木 かん子さんが
お答えするコーナーです。「学校図書館(実技編)」「学校図書館(理論編)」
「調べ学習」に、新しいQ&Aを追加しました。今回の(実技編)では、図書館の
カウンターを手軽に飾る方法をご紹介しています。ぜひご活用ください!
http://www.mitsumura-tosho.co.jp/bookland/qanda/
▼「新しい学習指導要領について 識者による解説」をアップしました!
学習指導要領に関する情報をお知らせするコーナーに、今年3月に告示された
新学習指導要領についての解説をアップしました。前回のものと比べ今回変更
された点など、ポイントをわかりやすく解説していただいております。
ぜひご覧ください! このコーナーでは、今後も、中央教育審議会や文化審議会、
全国学力・学習状況調査、PISA関連情報など、学習指導要領に関する
さまざまな情報を掲載してまいります。
http://www.mitsumura-tosho.co.jp/n_shingi/
■ALE-Net(エール・ネット)
http://www.ale-net.com/
ALE-Netは、NPO学習環境デザイン工房(青山学院大学 苅宿 俊文先生
主宰)と光村図書が共同で運営する新たな学びのサイトです。
▼とことん総合学習/知りたい! なりたい! いろいろな仕事;建設会社の設計の仕事
「知りたい! なりたい! いろいろな仕事」では、社会にあるいろいろな仕事を、
その仕事に就いている人へのインタビューを通して紹介します。そして、どうしたら
その仕事ができるのか、仕事に必要な力や道具を聞きながら探っていきます。
8回目の今回は、「建設会社の設計の仕事」について取り上げます。さまざまな建物の
設計から施工まで行っている株式会社竹中工務店で、設計の仕事をされている
濱野 裕司さんにお話をうかがいました。ぜひご覧ください!
http://www.ale-net.com/tokoton/interview/constr/index.html
▼たのしさ工房 デジタル機器編 シンマイ先生が行く〜デジタル機器活用の現場訪問〜/
5時間目「ブログでの情報発信の活用」
すでに学校に導入されているデジタル機器や、これから普及すると考えられる
デジタル機器の使い方を考える「たのしさ工房 デジタル機器編」。5時間目は、
ブログをうまく活用して、積極的な情報発信をしている学校の訪問レポートです。
ぜひご覧ください!
http://www.ale-net.com/tanoshisa/2007/05/index.html
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みなさんのお声をお聞かせください!
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ご感想をお待ちしております。投稿は、以下のフォームをコピーして、メールで
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編集後記
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『飛ぶ教室 第13号』の表紙は壁紙として楽しむことができます。早速、
ダウンロードして壁紙にしてみると、それまで使用していた草原の景色とは
がらりと変わり乾いた大地が出現。荒野の中、馬にまたがる一人の少年と、
浮かび上がる時計やきのこなどの切り絵のコントラストが、とても印象的な
荒井 良二さんの世界です。
読者のみなさんもこのかわいらしい壁紙を試してみてはいかがでしょうか。
次回配信は、5月9日(金)です。お楽しみに!(Y・K)
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Mitsumura Mail Magazine [M M M * No.177]
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【発行】光村図書出版株式会社
【編集】光村メールマガジン編集部
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