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りんりん・438 詩一編、沖縄、権利憲章、三上実践12

発行日: 2008/1/6

臨時教職員−常勤・代替・非常勤−制度を考える 2306部計733208部
りんりんマガジン=あなたのビタミンRです!2008/01/06第438号
◆―――――――――――――――――――――――――――――ー――――◆
発行+HP020806⇒blog040101⇒mixi060709⇒ 出会累計 一六三七八八三期一会


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    春風献上  2007年もどうぞよろしくお願いいたします。
    
    新年にあたり、臨時教職員運動が生んだ詩を一編ご紹介します。
     
                       (りんマガ・デスク)

   月もない暗い夜道を
   木枯しの吹く凍りついた夜道を
   重い荷物を背負って
   歩いていく旅人よ
   
   荷物をここにおいて
   かじかんだその手を
   この火であぶってごらん
   雨にぬれたその体を
   この火でかわかしてごらん

   体があたたまったら
   旅人よ、聞かせてほしい
   おまえの旅の遠さを
   
   肩の痛みがとれたら
   旅人よ聞かせてほしい
   おまえの荷の重さを
   話してすんだら
   旅人よ、この火のもとで
   ぐっすりやすむといい
   
   目がさめたら
   旅人よ、この火を共に
   燃やしてほしい
   おまえの後から後から
   やって来る
   旅人たちのために
   
   長く暗い夜が明け
   明るい太陽の昇る
   そのときまで
   旅人よ
   このかがり火を共に
   共に燃やしていこう
   燃やしつづけていこう

    (大槻健ほか編『明日の教師たち』民衆社刊・1977年より)


                          
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◎ 連載 京都子ども詩集より 102 ・・・・ 京都綴り方の会・提供


   ゆきの道        二年
   
 風が さくらの花を ちらした
 花びらの雪が ぱっと 一めんに ひろがって
 まった
 「うわあっ 花の水やわ」
 と ゆう子ちゃんが
 小さな手をひろげて
 花びらを おいかけた
 さくらの花びらを あつめて
 りょう手を ほうりあげたら
 林君の おばちゃんの あたまの上にのる
 つぎから つぎへと
 花びらが おどりながら しずかに まった
 花びらの ゆきの道に なりました
 

   
■ 連載 時事問題  218

 
 子年が明けました。ネズミにも大小さまざまですが、100センチを超える
ものが多く、体重は60キロ前後にもなるというネズミの中で最大のなかまを
なんと言うでしょう? アマゾン川周辺に生息しているそうです。名前の由来
は「草原の主」だとか。


  
■ 連載 教採・みにもし118(ご提供、静岡・学習交流講座「コンパス」)
 しばらく休載とすることにし、新たに『新潟県教員採用試験・面接問題』を
 連載します。これは、教科に関するタイプの面接のです。小学校、中学校な
 どの教科に関する実践的な力を見る方式の試験を受ける方にとっては、かな
 り参考になると思われます。           (りんマガ・デスク)
 
 ◆ 新潟県 平成20年度 教員採用選考検査 個人面接問題 より 五
 
 〈養護教員〉 ※ 小学校と同じ内容でパソコンの活用についても出題。
 
  【主質問】
  
 朝の健康観察で、発疹を指摘され、保健室に来た児童がいます。養護教諭と
してどのように対応しますか。

 私たちをその子どもと思って、対応してください。準備ができたら、始めて
ください。

 
 
 ■ 連載 労働法規等 ピックアップ 43


   労働安全衛生法

 (安全衛生責任者)
 
 第16条 第15条第1項又は第3項の場合において、これらの規定によ
り統括安全衛生責任者を選任すべき事業者以外の請負人で、当該仕事を自ら
行うものは、安全衛生責任者を選任し、その者に統括安全衛生責任者との連
絡その他の厚生労働省令で定める事項を行わせなければならない。

 2 前項の規定により安全衛生責任者を選任した請負人は、同項の事業者
に対し、遅滞なく、その旨を通報しなければならない。
 


◆ 沖縄 教員採用試験・採点ミス問題の調査報告 及び

平成20年度沖縄県公立学校教員候補者選考第二次試験の結果
−12月7〜9日の二次試験受験対象者のみ−
 
http://www-edu.pref.okinawa.jp/somu/news/2007/somu_news_20071225.html

  関連記事 沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200712261300_01.html

   

◆ 参考 教職員権利憲章 (全日本教職員組合)
http://www.zenkyo.biz/syoukai/info4.html



◆ 連載 実践レポート   課題のある子どもと向き合う学級集団づくり

             (京都で、臨時教職員制度の改善をめざして
              ともに取り組んでいる三上泉さんの実践を
              ご紹介します。子どもをどうとらえ、働き
              かけていくか。多くの示唆を内包する優れ
              た実践例です。文中に出てくる子どもの名
              前は仮名です。    りんマガ・デスク)


   『みんなちがって、みんないい 〜みんなちがっても、
    
    みんな育つ、みんなで育つ』  京都 三上 泉(みかみ きよし)
     
                  (連載・12回目)
                  

 ● いよいよ卒業!最終回、土壇場で逆転ホームラン出るか?・・・
 
 卒業を目前にして、あわただしい毎日が続いたが、5年生が企画した全校行
事「卒業を祝う会」では、全員が参加し、みんなで谷川俊太郎の詩『生きる』
の群読を行った。太郎も、雅彦も立派にやり遂げた。

 親や家族に感謝の気持ちを伝える『感謝の会』も、全員参加。雅彦は危なか
ったが、寛らの電話作戦で、午後の会に間に合った。この会のためにみんなは、
家庭科の授業でクッションやまくら、エプロンなど、家族に感謝の気持ちをこ
めたプレゼントを作った。ミシンの扱いがうまく制作には意欲的になれる太郎
は何の心配もなかったが、5年生で習うはずだったミシンを一回も触ったこと
のない、いや、針と糸も持ったことがない雅彦は、家庭科の授業のある日はい
つも休んでいた。寛など友達に教えてもらうようにはたらきかけたが、自分が
あまりにもできないことを知られたくないのか、授業には出なかった。仕方な
く、放課後に私と二人でミシンに向かった。サッカーがしたい・・・などぐず
ぐず言いながらも、なんとか母親にプレゼントするまくらが完成した。

 うれしかったのは、感謝の会が、保護者も全員参加だったこと。2年間で全
員参加は初めてだった。班ごとの出し物など、子どもたちにいっぱい企画をさ
せられればよかったのだが、取り組む時間もなく、全員での歌とリコーダー演
奏と「生きる」の群読、そしてプレゼント渡しだけ。親も2回ぐらい集まって
練習した歌を披露してくれた。あとは三上の落語。

 そして、卒業式の練習。太郎はいらいらして練習が最後までできないことが
多かった。雅彦も休みがちだった。予行練習や前日の最終練習に雅彦は欠席し
た。「必ず行く!」と言っていたのに・・・

 卒業式を休日はさんでいよいよ前日、この日の欠席で「太郎はまあ大丈夫だ
ろうけど、雅彦は・・・卒業式は五分五分かなあ。無理かなあ。」と、私はあ
まり自信がなかった。

 放課後に雅彦に電話をする。「どうすんねん」「練習はせなあかんと思う。」
「いまからおいで。そうか、明日(休日)でもええで。」「じゃあ、明日にす
る。」

 雅彦の都合のいい時間で・・・ということで、休日の午前10時に学校で待ち
合わせることにした。10時前に学校に着いたが、なかなか来ない。11時ごろ、
雅彦がサッカーの道具を持って姿を現した。運動場では寛や祥、五郎などがサ
ッカーをしていた。玄関で待っていた私に、「先生、先にこっち(運動場でサ
ッカー)に行くわ。」

 これにはカチンときた!「おい。ちょっとこっち来い。」

 雅彦は、叱られるのが大嫌いである。叱られると思った途端、態度が一変し
た。「なんやな!みんな、午前中しか遊ばへんって言うたはるもん!あとで行
くって言うてるやんけ!」

 この甘えを許すかどうか???これでいいのか???

 私は、雅彦に強い口調で言った。「遊びたい気持ちはわかる。でも、10時っ
て約束したやんけ。時間決めたのは雅彦やで。君がそういうから休みの日に先
生も出てきたんやで。10時から待ってる先生に、せめて、先生遅れてごめんな。
それと先にあそびたいんやけどいいか・・ぐらいのことは言わんと失礼やで。」

 言われた雅彦は、パニックを起こしたようにわめき散らした。こちらも負け
ずに怒鳴りまくった。雅彦は泣き崩れて玄関の隅に隠れるように引きこもった。
怒られたことそのものよりも、大声で怒鳴りあっているのを聞いて、祥が覗き
にきたのがいやだったらしい。時間をかけて落ち着いてきたら、そのことを言
ってくれた。

 まだ、ふてくされていたがとりあえず練習をしろ!と体育館へひっぱってい
った。養護の先生も心配で出勤してくれていたので、空気を察して手伝いに来
てくれた。かなり助かった。

 「練習はしたけど明日はわからん!」捨て台詞を残して帰っていった。

 ああ、明日はどうなるのだろう?

 雅彦の様子から、あきらめていた。

 当日、雅彦はやってきた。功がちゃんとタイミングよく家に迎えに行ってく
れて、二人で一緒に定時に登校できた。太郎も例によって、自分で薬を飲んで
大舞台に備えていた。

 全員出席の卒業式。太郎もそして雅彦も体育館中に響き渡る声で、私の呼名
に対して返事をした。それだけで涙ぐむ先生もおられた。

 この年から変えた式歌『旅立ちの日に』が心にしみた。

 いま、太郎も雅彦も、中学校にほぼ休まず登校できている。よくよく連携し
た中学校の先生方の努力と、本人のがんばり、そして、なによりも、同じ地域
からいっしょに登校してくれる寛や功、バスケットボール部で太郎とがんばる
和男、サッカー部で雅彦をひっぱる祥をはじめ、支える仲間の存在が大きい。

 何もかも万々歳!というわけではない。

 気になっていた一言も発しないひとりの女子が、いま学校に行けていない。
力を注ぎきれなかった女子の世界・・・

 ほんとうに心残りである。
                              (つづく)



● 連載23 教界脱出・波卵万丈・奇々怪快・報復絶島かつ真摯な青年論

      さまよえる大英帝国の末(6)
      
               帆願堂(パンガンドウ)店主・敬白クン

 (今号、都合により、休載いたします。)
                            (つづく)
                            
                            
● 今号の正解

 ・ 時事問題   カピバラ
 
           ↑ 参考 http://ja.wikipedia.org/wiki/カピバラ
           
 ・ みにもし   ーーー
           


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