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運ちゃんのひとりごと
発行日: 2000/12/23++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
運ちゃんのひとりごと
2000/DEC/23RD 第二十回目 講読者数135名
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みなさんこんにちは、運ちゃんことあさやんです。
皆さんは既にもらっていることと思われますが、あさやんにもボーナスが
でました。
やー、厳しいですね。仕事そのものは特に減っていなかったので、例年ど
おりかと思っておりましたら、会社側から「採算率の急速な悪化などによ
り、例年どおりの賞与の支給は困難となりました。」と一方的な通達を提
示してきました。
価格破壊が運賃の世界にまで進行することは、いずれ及んでくると予想し
ていましたが、これほどまでに早い時期に訪れるとは、さすがのあさやん
も驚きの表情を隠せずにはいられませんでした。
基準が前年同期の60%でそこからプラスマイナスを付けるというもので、
わたくしあさやんは中の上という烙印を押されまして、何とかその基準
をクリアーすることはできました。(松竹梅で言えば竹の上という感じ)
今回の賞与から人事考査制度を導入したようで、人によっては厳しい査定
となったようです。
他の運送業界でも、ボーナスのボの字も出ない会社は五万とあるそうで、
そういう意味で考えるとまだ幸せな部類に入るかもしれませんね。
なんだか12月に入ってから、トラックがやけくそで走っているようにしか
見えませんでした。
みなさんのところは如何でしたか?
★ ★ ★
そういえば前回、少し私のむかしの経歴について触れましたら、経歴につ
いて知りたいという購読者からの意見がありましたので、少しずつ書いて
みたいと思います。
私の場合、もともとはサラリーマンをしておりました。
かっこよく言うと、「Service Radio Operator」と言って外国航路の商
船や貨物船、タンカーなどとやり取りをしていました。
今となっては時代遅れのモールス信号で船と陸の間の情報の中継を仕事と
していました。今はもうその仕事も無くなってしまった訳なのですが、そ
の仕事でタイピングを鍛えられましたので、それが今インターネットなど
で発揮できていると思います。
でもね、当時は運ちゃんなんて自分がまさかするものだとは思っていなか
ったのでありますが、不思議なものでサラリーマン時代になぜか大型免許
を取得していたのです。何か将来の姿を暗示していたのかもしれません。
転職第一号は鋼材を専門に扱う運送会社に転職しました。
大型免許は取得してはいましたが、トラックそのものに乗り慣れていない
私はひとまず四トン車に乗ることになりました。
今でこそ四トン車を見てはガキ扱いしていますが、当時にしてみれば運転
席に座って運転すると、なんか地についていない浮いているような感覚で
恐怖感と緊張感で毎日が通り過ぎていきました。
でも、今までの経歴を振り返ってみると、この判断が結果として良かった
のだと思います。
四トン車の仕事は基本的には、大型車の入れないような狭い現場や少量の
発注のあった現場がほとんどです。
この仕事をはじめて間もない頃、都会の団地の中に入ってしまい、Uターン
するところが無く、仕方なく今まで通ってきた道をバックで延々と戻ること
になりました。
真っ直ぐな道であれば特段問題はないのですが、こんな団地にかぎって道路
がクランクになっていたり、その角には乗用車が駐車していたり、肝心な所
に電柱やごみ収集所の鉄かごがあったりして、まったくもって団地には泣か
されました。当時としてみれば、理論的なものは何ひとつありませんでした
から、ひとつひとつが初体験なわけです。教習所で教わったクランク、Sカ
ーブ、坂道発進、などなどそれらの応用操作が次から次へと出てきます。
結果として、あっちこっちコスリながら団地の外まで出てきたのですが、も
うからだ全身汗びっしょりで、会社からはさらに油を絞られました。
でもこの時ひとつの教訓を得ました。
みなさんは四輪者の基準となる軸は前輪だと思いますか、それとも、後輪だ
と思いますか。前輪でかじを取る四輪者の場合は、後輪が軸となるのです。
考え方としては、後輪をコース上に維持するために、前輪でかじを取るので
す。バックをする時にも後輪を駐車場のラインの間に収めるために前輪でか
じをとるのです。
これが理解できていない人はバックがへたくそです。見ればわかります。
実際私の会社にろくに経験もないくせに、大型車に乗りたいと言って入社し
てくる人がたくさんいます。今はどうなんでしょうかね。ウイング車ってい
うのは若者にウケるんでしょうかね。大きくてかっこいいからかなぁ。
でもそんなのにかぎつて、バックがものすごくへたくそなんですよ。
ウイング車っていうのは後ろがまるで見えませんから、何を基準にしてバッ
クをするかといえば、左のミラーに写る状況、そして右から実際に自分の目
で見た後ろの状況(後輪を含めて)、これだけがたよりなのです。車種によっ
ては「バックアイ」などと称して、後ろにカメラが設置されたものもありま
すが、我が社にはそんな物は一台もありません。
あとね、これは実話なんですがね、狭いところをバックする時に、現場の人
が「バック、バック!」っていうものだから、私もそれに信用して下がって
いったら、「ドン!」と音がして、現場の人が『当たっちゃったね』と言って
逃げていきました。これもいい教訓です。誘導を完全に信用しちゃいけない
ってことです。先日旅行した時にも、観光バスの運ちゃんなんかはバスガイ
ドの笛の誘導をまるであてにしていなかったですね。バスが止まってからバ
スガイドが止まれの笛を吹いているほどでしたから。
バックについては他にもいろいろエピソードがあります。
思い出しながら取り上げていきたいと思います。
★ ★ ★
【あさやんから】
今度『運ちゃんのひとりごと』でホームページを作りたいと思います。
皆さんも普段運転をしていて、つまんないことに巻き込まれたりしているか
と思われますが、そんなことをホームページ上でぶちまけることによってス
ッキリしようじゃないかということも含めて検討しています。その他何か案
がありましたら、ぜひ私の所にメールで提案していただきたいと思います。
年内の配信はこれが最後となりますが、ずっと私を支えてくれてありがとう
ございました。二十一世紀の最初となる2001年もあさやんはがんばります。
どうぞ応援、激励等これまで以上にいただきますよう。
よい年をお迎えいただきますよう。
あさやん peugeot@hkg.odn.ne.jp
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