- 最新号:2008-08-30
- 発行周期:10・20・30日
- 読んでる人:5728人
- 創刊日:1999-02-24
- Score!:63点
- コメント数 : 9
- メルマガID:195
- バックナンバー:全て公開
- 発行者サイト:あり
- >> 月間ランキング
■逢魔が時物語no.304/今宵は「学校で起きた怪異」特集
発行日: 2008/1/20.
.
〓〓 THE OMAGADOKI〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵
∵ ∵ 本当にあった恐い話・不思議な話 ∵ ∵
‥…★ 怪談 逢魔が時物語 ★…‥
<第三百四回>
【学校で起きた怪異】
∴ ∴ ∴ 2008.01.20 ∴ ∴ ∴
∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 THE OMAGADOKI〓〓
<「0」のつく日は逢魔の日。フォントは等幅設定でご覧ください>
‥∴∵∴★逢魔が時(おうまがどき)物語へ、ようこそ★∴∵∴‥
ここは、あの世とこの世の間にあるユラユラとした境界です。
今宵も、身の毛がよだつ恐怖の体験をお話ししていきたいと思います。
では、気をつけて逢魔が時に足を踏み入れて下さい。
今週号から読者になっていただいた方、心から歓迎いたします!
【執筆・雲谷斎】
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━━━━━━━━━━ ☆★☆【目 次】☆★☆ ━━━━━━━━━━
■■■ 逢魔が時物語は、怪異を十の世界にカテゴライズしています。
■霊■ 視・聴・縛・獣・戦・感・異・染・笑・妖。
■■■ 今宵は、その中から『学校』で起きた怪異を集めました。
◆1.『学校』で起きた怪異三話
◆2.怖い話ランキンランキンとご感想
◆3.深夜のコラム(読者の投稿コラム)
◆4.逢魔が時お茶の間
●編集後記:新しい編集になりました
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‥…━━━━━ ★【逢魔が時物語 読者の投稿】★ ━━━━━…‥
━◆1.━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・:*:・゜' 【今宵は、『学校』で起きた怪異三話】 ・:*:・゜'
ああ、こんな学校に通っていたなんて……
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「朝の幼稚園児」
■■■kokoさん(女性)からの投稿■■■
これは、私が小学4年生のときのお話です。
私の家から学校まで1キロぐらいあるんですが、学校では登校班という
のがあります。
登校班には班長と団員と副班っていうのがあります。
そのとき、私は副班で一番後ろだったんです。
あと学校まで500メートルぐらいまで来たときに、私の耳元で誰かが
つぶやいた気がしました。
驚いてパッと横を見ると、小さな女の子がお母さんに連れられて、
幼稚園に向かっていました。
「ああ、この子たちだったんだ……」
私はホッとして、そのまま学校に行きました。
学校に着いて、1時間目が始まりました。私の席は窓際の一番後ろです。
授業中、窓にコンコン……とノックの音が鳴りました。
私が反射的に窓を見た瞬間!
朝見た幼稚園の女の子が、
血だらけになって私に話しかけているんです。
私は窓の外にその女の子顔を見た瞬間、金縛りになってしまいました。
そして、女の子は私にこう話したんです。
「お母さん死んじゃった! 私ももう死ぬの! うふふ……うれしいな」
女の子は私にそれだけを言うと、すぅぅぅっと消えていきました。
私はそのときから幽霊を信じるようになりました。
(「視」カテゴリー)
★雲谷斎のイッチョ噛み★
▼
「出だしでホッとさせといて、後半でゾクッとさせられましたよぉ。
うわ、ちゅうことは、お母さんも女の子も……じつは、幽霊?」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「校内の見回り」
■■■にーたさん(男性)からの投稿■■■
あれは、3年前になります。
僕はちょっと三重の方に行くことになりました。
知り合いに頼まれ、ある学校の用務員として2週間ほど、夏休み期間だけ
学校に泊まりがけで行くことになったからです。
そのとき、僕は高校生でしたがお金が貰えるので、本当は気が進みません
でしたが、やることにしました。
仕事は教室やトイレなどの掃除や、校内の見回りなどなので、ちょっと
大変でした。
頑張ってはいたんですが、夜の校内の見回りが気が進みませんでした。
夏休み中なので一人ぼっちだったり、当直の先生が1週間に1回だったり
で、人がまばらなのです。
1週間はなんともなかったのですが、1週間を過ぎると除々に異変を感じ
るようになりました。
……誰かに睨まれてる気配を感じるのです。
最終日の3日前、夜の校内の見回りでのことです。
それは3階の図書室の付近で起こりました。
誰かが、何か引いてるような音がして、だんだんそれが近づいてくる。
何かなと思ってそっちを見ると、
女が白い浴衣姿で、ベッドみたいなものをズルズルと引いていたのです。
しかも、ものすごく青ざめた顔で、鋭い目つきでこっちに来たのです。
僕はもう必死に当直室に逃げ込みました。
ドキドキしていると、ドアを叩く音がしました。
あの女が来たのかと必死で息をひそめていると、やがて静かになりました。
僕がホッとしたとき……背後から、人の気配がしました。
えっ! と思って振り返った瞬間。
青ざめていた女の顔が、いきなり血だらけの顔になって迫ってきたのです。
それを見た瞬間、僕は気絶してしまいました。
……あれは何だったのでしょう。
(「視」カテゴリー)
★雲谷斎のイッチョ噛み★
▼
「時給なんぼですか? そのバイト。そんな怖い学校やったら高額でも
わしゃお断りですよ。そやけど、なんでベッドみたいなものなんやろ」
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「テケテケが出た」
■■■みちさん(女性)からの投稿■■■
下半身のない女の子が(男の子)、手を使って歩いてくる(その効果音が
テケテケとか、パタパタとか)……あれ、本当にいるんですよ。
中学生のとき、ものすごいブーム(何が理由だったのか?)が来て、
他のクラスの子が見たとか話を聞いてはいたんですけど。
さすがにそこまでメジャーな都市伝説は、かえって信じられないと馬鹿に
していました。
放課後、美術室の掃除をしていたとき、先生に頼まれて1階のもうひとつ
の美術室に画材を運ぶことになったんです。
クラスメートと二人、ダンボールを抱えて階段を下りて行きました。
すると、その子が言いました。
「先週、テケテケが出たのここだよ」
「ふーん。ほんとかなぁ」
でも、階段を下りきったとき、ぞっとしました。
薄暗い廊下にものすごい冷たい空気が漂っていて、私は内心
『これはやばい』と逃げ腰になりました。
荷物を置き、友達と二人思わず腕を組みながら階段へ戻ろうとしたとき。
「……ぺた、ぺた、ぺた」
素足で廊下を歩くような音。なんだか近づいてくるような気が……。
「……何、今の?」
「さあ、何か後ろじゃない?」
「でも、誰もいなかったよねえ」
「……うん」
振り返らないでそのまま行ってしまえばよかった。
でも、振り返ってしまうんですよ。何故か。
「ぺた、ぺた、ぺた」
手。二本の手が美術室のドアの前に……。
生えている、のではなく、誰かがそこにいて、床に手をついている、
そんな感じ。その手だけが見えているのです。
「ぺた、ぺた、ぺた」
動けないでいる私たちの、1メートル程手前まで来て、それは止まり
ました。そしたら、音がしたのです。
「ふふ、ふふふ……」
含み笑いをするような、くぐもった声。
「きゃぁぁぁぁぁ!」悲鳴をあげて座り込んだ私たち。
顔を上げると、もういませんでした。
……あれが、テケテケだったのでしょうか。
(「聴」カテゴリー)
★雲谷斎のイッチョ噛み★
▼
「都市伝説ではチョー有名なテケテケですけど、これなんですかねぇ。
手だけというのは、なんかもっと怖いような気がします」
*投稿は本筋を変えることなく最小限の加筆・訂正をしています
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逢魔が時物語・第三百四回、いかがでしたか……?
2008年はカテゴリー分けから、起こった場所へと編集を変えてみました。
より具体的になって、身近な感じが出ると怖くなったでしょ?
今年も、怖さランキング採点やご感想などをぜひお寄せください。
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━◆2.━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・:*:・゜' 【怖い話ランキンランキンとご感想】 ・:*:・゜'
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今号の怖さランキング投票とご感想をお願いします。
────────────── 切り取り ─────────────
★怖い話ランキンランキン★ 第304回『学校』2008.01.20発行
1.「朝の幼稚園児」 点 (100点満点で)
2.「校内の見回り」 点 (100点満点で)
3.「テケテケが出た」 点 (100点満点で)
●ご感想があれば:
■貴方のお名前 :(ハンドルネーム可)
■メールアドレス:
────────────── 切り取り ─────────────
【採点の目安】
■80〜100点 絶叫レベル。全身に震えが走るほどの怖さ。
■60〜80点 鳥肌レベル。体の芯から冷えるほどの怖さ。
■40〜60点 寒気レベル。ちょっと背筋がゾクッとする怖さ。
■20〜40点 動悸レベル。少し動悸がするかなぐらいの怖さ。
■ 0〜20点 緊張レベル。たいしたことなくてホッとした怖さ。
*送り先:omaproject@gmail.com
*ランキング投票参加者には「逢魔が時福袋」を抽選で10名に!(年間)
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◆前号12/20の「聴」特集に寄せられたご感想をご紹介します◆
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1.「怪談部屋」
2.「すれ違った人」
3.「歩くのは誰」
■今回はイマイチでしたネ! (菜亜思惟さん)
■1.怪談話で召喚。
「ユ−レイさぁ〜ん、ウェルカァ〜〜〜ム」だったんですね。
2.女の色情霊と、魅入られちゃった方。。。でしょうか?
3.歩けるようになったんですよ。たぶん。 (mix hana01さん)
■オコタで怪談の季節いかがお過ごしでしょうか。
とは言え、ウチではジャマという理由で片付けられちゃいましたが(笑)
2.は夏の怪談本で似たような話を読みましたが、実際にあるんですね〜
3.は前の住人さんとは別のお人ではないっすかね?
通り道があるとか? (てつろうR2さん)
━◆3.━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・:*:・゜' 【深夜のコラム(読者の投稿コラム)】 ・:*:・゜'
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「はじめに」
◆◆◆Hiさん(男性)からのコラム◆◆◆
最近よく語られる、自由な意思を持って不特定多数の人に悪さをすると
いう「霊」というのは霊というより「狐狸」の仕業なのではないか?
なぜなら、昔の認識というのは「霊」というより「狐狸」の方が主流
だったから。
今の「心霊現象」に関わることというのは、70年代のオカルトブーム
によって確立された言葉・概念で話されすぎていないだろうか?
それってちょっと変ではないだろうか?
また、ノン・フィクション、フィクションを問わず、現代の怪談・ホラー
は表現のテクニックにすぎなくなってしまっている。
表現のテクニックの果てが、今の気持ち悪い系、痛い系の「怖い話」隆盛
になっているのではないか。
その結果、一般の人が「怪談」離れをしているのではないか?
また、科学による心霊現象の否定という流れにつながっているのでは
ないか?
怪談を愛するからこそ、「霊」や「心霊現象」、「実際の体験」を昔の
常識みたいなものにまでさかのぼって、一度捉え直すことが必要なの
ではないか?
「怪談」をあえて(小説のジャンルとして)定義するならば、
以下の2つが必須であるように思います。
1.超常現象を体験する登場人物が少数、そして個人であること。
2.超常現象を体験する登場人物は普通の人、普通の常識の世界に
住んでいること。
超常現象を体験する登場人物が多いと社会(世間、警察、行政、マスコミ
等)が放っておきません。
それでは「怪談」ではなく、「SF」というジャンルになってしまうと
思います。
また、超常現象を体験する登場人物が普通の人でなかったり、超常現象が
普通に常識になっている世界が舞台だったりすると、それは「ファンタ
ジー」というジャンルになってしまいます。
そう考えると、「怪談」というのはきわめて狭い範囲を扱うジャンルと
いえるのかと思います。
ただ、その「狭さ」がイコール「身近さ」であり、身近さゆえに「現実感」
があり、その現実感が「怖さ」につながっていくのだと思います。
現在のホラーの「なんでもあり」化はその「現実感」をなくしてしまって
いる気がします。
そういう意味で、問題提起的に書いてみたのですが、流行りの痛い系や
気持ち悪い系の「怖い話」が好きになれないという趣味の問題と言われ
れば、その通りかもしれません。
(それ以前に、ド素人が生意気ばっか言ってすみません。)
*次号に続く
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━◆4.━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・:*:・゜' 【逢魔が時 お茶の間】 ・:*:・゜'
怖い話のあとは、ここでホッコリしていってください。
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★★お便り ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
おおきにです! こんなお便りをいただきました
─────────────────────────────────
立花月夜です。新しいサイト『物の怪のつぶやき』というサイトを
立ち上げました
http://dark-fate.com/
投稿された物を霊視して、感じたことを書いていこうかなと思っています。
★★投稿募集 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.【文芸逢魔】新ジャンルが生まれました! 投稿募集
2.【本当にあった怖い話・不思議な話】レギュラー投稿
─────────────────────────────────
1.数多くの投稿の中には、小説やエッセイなど、「文芸」のような
味わいのある文章で投稿をされる読者がおられます。
独自の味わい深い文章を尊重して、【文芸逢魔】というジャンルを
新設します。怖い体験談を文芸風にいろどって投稿してください。
投稿の際、【文芸逢魔 用】と一筆書き添えてください。
2.こちらはレギュラーの本当にあった怖い話の募集です。
超怖い話は逢魔プロジェクトの許諾する出版物に採用されます。
▼
投稿の際、下記の<投稿者プロフィール>も必ず貼付してください。
┏━━━━━━━━━━━━ 切り取り ━━━━━━━━━━━━━┓
<怖い体験談 投稿者プロフィール(メールに貼付)>OMA-0120
★怪異が起こった場所はどこですか? (不明の場合は空欄)
:都道府県名( )/市町村名・場所( ・ )
(掲載の際、内容によっては特定されないよう配慮します)
●お名前 :(ペンネーム、イニシャル、または本名)
●性 別 :
●ご住所 :(都道府県名のみ。海外は国名)
●アドレス:(アドレス非掲載、雲谷斎との連絡用です)
┗━━━━━━━━━━━━ 切り取り ━━━━━━━━━━━━━┛
《投稿フォーム/投稿先アドレス》
・メールで投稿 omaproject@gmail.com
・HPから投稿 http://www.e-oma.com/omagatoki-toko.htm
◎投稿された時点で「逢魔が時物語」出版物をはじめoma-projectが
許諾する媒体への転載(加筆含)を承諾いただいたものといたします。
◎ご注意:盗作、創作、類似、意味不明などの投稿は掲載不可です。
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■日刊怪談・逢魔が時物語ブログ
http://omagatoki.exblog.jp/ 新着の怖い話投稿を日替わりで紹介。
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━━━━━━━━━━━━━━■編集後記■━━━━━━━━━━━━━
2008年逢魔が時物語、はじまりました。編集が少し変わったでしょ。
これまで視・聴・感・異……などのジャンル分けでお届けしていましたが、
より具体的な「場所」を全面に押し出した編集に改めました。
これによって怖さが具体的で、より身近に感じられるかも知れませんね。
同時に逢魔が時物語サイトもリニューアルしましたので、ご覧ください。
雲谷斎
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