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『大人のための勉強法』などの著者である精神科医、和田秀樹氏のエッセイ・最新情報等が掲載されるメールマガジンです。




HIDEKIWADA[2007/10/23] 警察国家の実態

発行日: 2007/10/24

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 ■ 和田秀樹公式 HIDEKIWADA.COMマガジン ■ 発行部数:11784 2007年10月23日号
                                               http://www.hidekiwada.com
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 HIDEKIWADA.COMマガジンでは、和田秀樹の新刊情報、テレビ・ラジオなどの
 出演情報などの他に、和田秀樹の最新エッセイをお届けしています。

 ◆バックナンバーはこちらでご覧いただけます。
 --> http://www.melma.com/mag/76/m00018676/index_bn.html

■インデックス*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

 ・今号のメールマガジン
 ・新着情報(新刊・TV/ラジオ出演情報)
 ・Web情報(和田主宰の教育・受験情報、ブログ情報等)
 ・メルマガエッセイ160「警察国家の実態」
 ・編集後記

■今号のメールマガジン*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

 相撲部屋や宗教団体が引き起こした不審死は、殺人であるにも関わらず、警察
の動きはにぶく、立件もままならない状況です。日本の中での警察のあり方、現
状の問題点を、今回の和田エッセイでは厳しく追求していきます。他にTV出演情
報などございますので、あわせてご覧ください。

■新着情報*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

◆TV情報

  ◎『快傑ドクター8』TBS 11月14日(水) 18:55〜20:54

  ◎『女神のアンテナ』テレビ朝日 11月12日(月) 19:00〜



◆TV情報

  ◎『とれたてラジオ』静岡放送 10月31日(水) 6:30〜9:00



◆新刊情報

 ◎『「うつかな」と思ったらまず読む本』
   海竜社 1,470円 ISBN:978-4-7593-0991-1
  「うつ」という病気は身近にある病気なのだという理解が社会的に広がって
 います。しかし、実際にどのような病気なのか、どのような治療法があるのか
 といった基本的な情報はなかなか浸透していないのも事実。本書では、うつに
 ついての正しい知識や、うつ病の人との接し方、うつになりやすい人など、多
 岐に渡りていねいに解説します。ストレスフルな社会に生きる方には是非手に
 とっていただきたい本です。

 ◎『心の習慣ひとつでお金が集まる人になる』
   新講社 900円 ISBN:978-4-86081-168-6
  諦めない心がチャンスをつくり、お金に好かれる人となる−−格差社会の中
 で、お金が集まる人になるための秘策、心理戦略を大公開。『「お金が集まる
 人」の心理学』の新版です。

 ◎『3分で「モチベーションを高める」技術』
     新講社 1,365円 ISBN:978-4-86081-171-6
  一冊に、あきらめグセを勝ちグセに変えるテクニックを満載しました!モチ
 ベーションの高め方や下げてしまう要因などを例などを使い丁寧に教えます。

 ◎『「か弱き、純真な子ども」という神話』
   中央公論新社 756円 ISBN:978-4-12-150254-4
  「子どもを傷つけないようにしよう」という社会の風潮から、安全な子育て
 を安易な過保護と取り違え、教育を歪ませています。子どもが本来持つ力強さ
 を本書で明確にし、精神医学からトラウマ理論やいじめ問題の変遷をまとめ、
 子育の中で知っておいて欲しいこと、子どもに教えて欲しいことを切実に伝え
 る教育書です。

 ◎『10倍賢く見せる技術』
   PHP研究所 500円 ISBN:978-4-569-69459-7
  自分を賢くみせることは、能力を磨くことと同じくらい大切なことです。本
 書では、心理学を応用しながら賢い自分を演出する術を公開していきます!
 『人は見かけで決まる』を改題し、お求め安い廉価版となりました。



★好評連載情報

 読売新聞の毎週土曜日夕刊にて、「週間KODOMO新聞」連載中!
 毎回中学入試レベルの問題とコラムを紹介。子どもの家庭学習の一環として、
 また脳の体操などにもたいへんおすすめです。読売新聞購読他、キヨスク各店
 でも購入可能です。

■Web情報*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

 ◎和田秀樹監修の中高一貫校「磐城緑蔭中学校(男女共学)」が開校しました!
   --> http://www.ryokuin.ed.jp/

 ◎国際医療福祉大学大学院が2007年4月より、修士課程臨床心理学専攻を開設!
   --> http://www.iuhw.ac.jp/daigakuin/pdf/rinshou_open.pdf

 ◎子を持つ親、教育関係者におくる教育・学習(受験)マガジン『学力向上!親
 の会』随時入会受付中! 現在、10月新規会員募集中です。
   --> http://www.oyanokai.jp/

 ◎「和田塾緑鐵舎」H19(2007)年度生 募集スタート!
 (H19年度入学新中1年生を対象とした、期間限定募集です) 
   --> http://www.hidekiwada.com/ryokutetsusha_2007/index.html

 ◎和田秀樹監修の大学受験指導 緑鐵受験指導ゼミナール
  H19年度の資料請求を受付中です。
   --> http://www.ryokutetsu.net

 ◎和田が物申すブログ「和田秀樹のそれ言っちゃダメ!」が連載中!
   --> http://blog.moura.jp/wada/

 ◎セブンアンドワイ「ヒデキワダドットコム書店」随時更新しています。
   --> http://myshop.esbooks.co.jp/myshop/hidekiwada/


★新刊ピックアップ+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

 『3分で「人間関係がよくなる」技術』
    新講社 1,365円 ISBN:978-4-86081-167-9
  出会ってからの3分で、人の第一印象はある程度決定します。この「最初の
3分」から上手に導く人間関係術を一冊に丸々詰めこみました。お互いが元気に
なれる素敵な関係を目指しましょう。

 『国語力をつける勉強法』
  東京書籍 1,470円 ISBN:978-4-487-80196-1
  日本人の国語力低下が問題になっていますが、国語力の差は格差社会の差に
直結するといわれるほど重要なものです。国語力が低下している背景からその危
険性、また国語力をアップさせる実践的勉強法まで網羅した「国語力」の教育書
です!

 『痛快!心理学 実践編』
  集英社 450円 ISBN:978-4-08-746205-0
  心理学から応用した円滑な人間関係や自分自身を高めるテクニックを満載し
た心理学入門書『痛快!心理学 入門編』の応用版。実践的な技術だけでなく、
心理学用語やその仕組みなども詳しく解説しています。

 『和田秀樹の憲法改正論』
  原書房 1,365円 ISBN:978-4-562-04094-0
 憲法改正論議が幾度となく繰り返されてきていますが、主だった対象は「第九
条」です。しかし、それよりも国民にとって重要となる問題も多々あります。本
書では、「第九条」以外にも気に留めるべき箇所を挙げ、よりよい憲法論を投げ
かけます。

 『はじめてのきくきくドリル』村上裕成/著 和田秀樹/監修
  文英堂 1,470円 ISBN:978-4-578-10088-1
 4才以上を対象にした、音読学習の入門編が登場しました!他に既刊の5才向
け・6才向け・7才向けとシリーズ化されています。家庭学習の良きパートナー
となる教材です。

 『自分ってなんだろう』
  和田秀樹・山本容子・三田誠広・C.Wニコル・須藤訓任/共著
  佼成出版社 1,260円 ISBN:978-4-333-02288-5
 12歳から読める、子どものための哲学書シリーズが登場しました!いのち・自
分・家族・愛・仕事をテーマに、一冊ずつ掘り下げていきます。本書では、その
中の「自分」について、各界の著名人がていねいに教えてくれます。

 『頭のいい人の「質問力」と「返事力」』
  新講社 1,365円 ISBN:978-4-86081-160-0
 人間社会はほとんどが人とのコミュニケーションから成り立ちます。人間関係
の中でかかせないものが質問と返事。これらを磨くだけで、人間関係がより円滑
になりビッグチャンスにも出合えるのです。かしこい人が操る、質問力と返事力
を本書から学んでいきましょう!

 『マスコミに騙されない子育て法』
   和田秀樹・南美希子/共著 三修社 1,680円 ISBN:978-4-384-03925-2
 「自分の子どもの教育は、親が責任を持って行なうべき」という理念を基に、
現代教育のご意見番である著者2人がこれからの時代を生き抜くために今日から
できる実践的な教育法を紹介していきます。


■メルマガエッセイ*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*


【 警察国家の実態 / 和田秀樹 】


 前も話題にしたが、私は日本がとても法治国家と思えない。

 相撲部屋の集団リンチ殺人事件が問題になっているが、現時点では逮捕者さえ
出ていない。

 実際、この事件では、検視をした医者が、あまりに傷が多くておかしいと警察
に通報したのにもかかわらず、相撲部屋で起こったことだからと、警察が取り合
わなかったようだ。

 そして、今回も傷害致死容疑を適用できるかが問題になっているが、殺された
ほうからみると殺人である。しかし、日本では殺意が証明できないと殺人にはで
きない。集団でリンチをすれば死ぬことも十分予測できるのだから、こういう事
件を未必の故意を認めて、殺人で立件していかなければ、集団犯罪は減らない。
しかし、警察は、人殺しをした人間やその指示をした人間の逮捕さえ、躊躇して
いる有様だ。

 最近になって、やっと某宗教団体によるリンチ殺人事件に、警察が入った。

 これだって、宗教を聖域扱いにしたツケである(オウムのときもそうだ)。信
教の自由というのは、信教をすることを邪魔されないという保障をしてやること
であり、信教をしている人間が何をしてもいいわけではない。悪人を殺していい
というのが教理の宗教があったとして、それを心で念じるのを禁じるのは、信教
の自由の違反である(そういう点では、今のオウムに対する過剰な取り締まりは
憲法違反であるかもしれない)。しかし、殺人を実行に移した事件で刑事事件で
あり、その示唆を与えた教祖だって、共同正犯になる。それが法律というものだ。

 このわけのわからない宗教団体は、法律を破っているのに、警察が黙認してき
た。というのも、「ガンに効く水」などというものを売って荒稼ぎしてきたから
だ。これを民間人が行なったら、確実に薬事法違反で逮捕される(これだって、
被害が大きくなるまで警察がほうっておくから被害者がたくさん出るのだが)。
しかし、宗教の名を借りれば、それが許されるのはどういうことだ。いくら信教
にかかわるものであっても、法律に触れれば罰さないと法治国家にならないし、
信教の自由とはそういうものではない。

 たとえば、ある宗教が信者から寄進をつのって、サイコロで6の目がでたら、
6は神の数であるから、6を出した信者で集めた寄進が山分けできるという教義
の宗教をはじめたとしよう。これはもちろん宗教でない人から見れば、立派な賭
博だ。しかし、教義であり、信仰にかかわることだから、信教の自由だと開き直
られたらどうするのか? 信教の自由より、法のほうが優先するのが法治国家と
いうものであって、そうでなければ宗教国家である(だから、憲法で定められた
義務である納税を宗教団体が納めなくていいのも、法治国家としてあってはなら
ないことだ)。

 何回も、問題にすることだが、日本という国は、いくら立法府で法律をつくっ
ても、警察が捕まえるかどうかの裁量を自由に与えられている警察国家である。

 未成年者の禁酒や禁煙だって、警察がちゃんと取り締まらないから、18歳以上
は事実上、合法化している。しかし、警察が気に入らない人間をつかまえるのに
は利用できる。警察がつかまえようとしないから、実態に合わない法律だという
のに、それを変えようとしない。18歳のガキに選挙権を与えようという時代に、
誰も守らない未成年者禁酒法を押し付けている。だから、人々が法律を馬鹿にす
る。

 ニューヨークのジュリアーノ前市長は、破れ窓理論といって、微罪からきちん
と取り締まることで治安を立て直したことで知られる。しかし、日本は、それを
ちゃんとしないからどんどん治安が悪くなる。挙句の果ては玄関前まで帰ってき
た子どもが殺されるような国になってしまうのだ。

 パチンコにしても、景品交換は明らかな賭博行為だと私がとある新聞で書いた
ら、パチンコ屋の組合が、国会で警察が、「風営法のもとで警察の指導を受けて
いるから賭博行為でない」と証言したという新聞のコピーを送りつけてきた。い
つから、日本は警察が、法律をつくれるようになったというのか? 風営法にし
たがって賭博をしていいのなら、風営法に従うカジノゲーム店が景品交換システ
ムをはじめても、文句をいえなくなる。

 いっぽうで、東京や沖縄のカジノ構想は進む気配もなく、警察が介入するとい
っている。あるいは、見せしめのように、図書券をかけた賭けゴルフでも平気で
取り締まる。雀荘で賭けをやっていても、当たり前のように黙認されるが、警察
批判をする人間であれば、尾行していつでも捕まえる。

 天下り禁止法をつくるなら、東大卒のエリートが外資に流れるような高級官僚
専門の法律にするより、警察利権のからむ、警察官のパチンコ屋や風俗営業店、
ソープランドなどへの天下りを禁止にしてもらいたいものだ。

 立法府が守ることを前提にして法律をつくらないから、非合法黙認が増え、警
察裁量が法より優先される。本来、法律に決めたことを取り締まらないのなら、
警察の幹部の首が飛ばなければいけないのに。

 そして、最近になって、人殺しでさえ、捕まえるのも捕まえないのも警察裁量
という恐ろしい国になってしまったことが判明した。(実は、もともとそうだっ
たので、相撲部屋での不審死が入っても、警察が入ったことがないという前例が
ごまんとあるのだが)

 宗教や相撲部屋を特別視し、無法を黙認したり、北朝鮮にどうつながっている
かわからないパチンコ屋の景品交換を合法と堂々と断言する警察を何とかして、
法の番人にできないのなら、日本は北朝鮮のことを笑えない。警察がまともに国
家のために機能し、法に従って(法のほうはいい加減に、独裁者の思うように造
っているのかもしれないが)行動する北朝鮮の警察のほうがましかもしれないのだ。

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★刊行本ピックアップ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
 『子供を東大に入れる母親のちょっとした「習慣術」』
  和田寿栄子/著 祥伝社 1,260円 ISBN:4-396-61260-5
  受験の神様和田秀樹を育てた母が教える家庭教育のすべてを大公開!息子2人
を東大卒の医者と法曹人に育て上げた、「和田家の家庭教育」から、トップを目
指す力を学びましょう!
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■編集後記*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
 先日、念願の白神山地(十二湖)へ遊びに行きました。悪天候でしたが、トレ
ッキングで自然の素晴らしさを体感し、その他、列車も温泉も何もかもよかった
です。もう一度行きたい!と旅行したばかりなのに早思っています。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-**-*-*-*-*-*
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守らない法律なら無い方が良いですね。
割れた窓なら無い方が良いのと同じように。
日時:2007年11月1日

正論日時:2007年10月25日

国内全域で外国人経営の博打場を認め、天下りに利用し続ける公務員はおかしいです。広域暴力団が何万人規模で役所の指定を受けそのトップが在日外人である構図とおなじです。日時:2007年10月25日


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