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■ 和田秀樹公式 HIDEKIWADA.COMマガジン ■ 発行部数:11839 2007年2月17日号
http://www.hidekiwada.com
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HIDEKIWADA.COMマガジンでは、和田秀樹の新刊情報、テレビ・ラジオなどの
出演情報などの他に、和田秀樹の最新エッセイをお届けしています。
◆バックナンバーはこちらでご覧いただけます。
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■インデックス*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
・今号のメールマガジン
・新着情報(新刊・TV/ラジオ出演情報)
・Web情報(和田主宰の教育・受験情報、ブログ情報等)
・メルマガエッセイ144「テレビ局はなんのためにあるのか?」
・編集後記
■今号のメールマガジン*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
テレビ番組の「やらせ疑惑」が各局で次々浮上しています。正確な情報を伝え
なければならないはずのテレビ局で一体何が起きているのか。今回のエッセイで
は、和田がテレビ局のカラクリを独自の視点から切り込んでいきます。他に講演
会情報等もございますのであわせてご覧ください。
■新着情報*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
◆◆特別講演会情報(一般参加可能)
◎「バカの壁をどう越えられるか」
・3月10日(土)13:00〜 青葉公会堂(神奈川県横浜市青葉区)
お問合せ先:045-985-0874 ネバーランド青葉内 青葉の樹事務局
◎「和田メソッドで医学部・歯学部受験に克つ」(要予約)
・3月4日(日)11:00〜 プリンセスガーデンホテル ジャスミンの間(名古屋市中区)
・3月4日(日)14:30〜 三宮研修センター8F 805号室(神戸市中央区)
・3月9日(金)19:30〜 ホテルモントレ ラ・スール福岡2F サロン[シャルム](福岡市
中央区)
お問合せ先: 052-238-0732 メディカルラボ
http://www.medical-labo.com/info/wada.html
※当講演会に参加希望の方は、電話または上記URLにあるフォームからお問い合わせ
ください。
◆TV情報
◇レギュラー出演
◎『なるほどラボ』テレビ大阪 毎週土曜日 18:30〜19:00
(日経CNBCよりネット放送開始 毎週 土曜13:00〜と1:00〜・日曜夜22:30〜 )
★好評連載情報
読売新聞の毎週土曜日夕刊にて、「週間KODOMO新聞」連載中!
毎回中学入試レベルの問題とコラムが紹介されています。子どもの学習の一環とし
て、また脳の体操などにもたいへんおすすめです。読売新聞購読他、キヨスク各店で
も購入可能です。
◆新刊情報
◎『図解 大人のスキマ時間勉強法』
PHP研究所 1,000円 ISBN:978-4-569-65972-5
仕事や生活に追われ、夢や目標にしていたことをおざなりにしていませんか?
本書では、社会人としての生活を続けながら勉強をする時間をつくり、そして速
く、楽しく学ぶ「大人のための勉強法」を図解で徹底解説していきます。
◎『お金とツキを呼ぶちょっとした「習慣術」』
祥伝社 560円 ISBN:978-4-396-31422-4
運やツキは勝ちパターンを知り習慣化することでかならずつかむことができる
−−認知心理学から実証する「運を科学的につかむ方法」を伝授します。
◎『頭がよくなる「仮説力」のススメ』
アスコム 1,470円 ISBN:978-4-7762-0381-0
目標を達成する近道「仮説力」。この仮説力とは何か、そして成功に導く仮説力
の重要性、そして活用する術を教えるビジネス技術書です。
◎『合格する大学受験計画』
三笠書房 560円 ISBN:978-4-8379-7614-1
第一志望校に最短距離で合格するための受験計画書が登場です!受験に合格する
ために必要な術を伝授、計画法については書き込み式の表もついています。
◎『定年後すぐボケる人かえって若返る人』
大和書房 1,470円 ISBN:978-4-479-79190-4
団塊の世代が定年を迎える中、「定年後」の人生をどう過ごすかは大きなテーマ
です。定年後だからこそできること、そして定年後だからこそ支えられる日本の
将来など、定年を迎える人に送る快活書です。
◎『命と向き合う』中川恵一・養老孟司・和田秀樹/共著
小学館 1,470円 ISBN:4-09-387689-4
人は永遠には生きられません。人間が長く生きていく中で、切り離せない「老い」
と「がん」についてより深く追求し、「死ぬこと、生きること」を改めて考える興
味深い本です。
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◎和田塾緑鐵舎--> TEL: 03-3814-3223 (要予約)
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PHP研究所 580円 ISBN:978-4-569-66758-4
恋愛や結婚・仕事やお金の面まで、誰でもカンタンに「勝ち組女」になれる知恵と
ノウハウをキレイ事じゃない本音で綴った直球アドバイス目白押しです。
『わが子が輝くエリート教育』 和田秀樹・小山泰生/共著
海竜社 1,470円 ISBN:4-7593-0943-8
我が子の将来のために大切な人間の品格と真の学力を育てる教育…「エリート教育」
というものはどういったものがを明らかにし、日本教育のありかたを打ち出す画期的
な教育書です。親のもつべき意識や学校選びなどについても詳しく紹介されています。
『文系のための使える理系思考術』
PHP研究所 1,365円 ISBN:4-569-65231-X
理系思考とは、単純に数学や理科ができれば身につくものではない。それでは実践
に使える「理系思考」とは、何なのか。理系発想の定義とその鍛え方をじっくり学び、
「発想の転換」思考を身につけるユニークな本です。
『自分の考えを「5分でまとめ」「3分で伝える」技術』
新講社 1,365円 ISBN:4-86081-137-2
話のうまい人は、「まとめる力」と「伝える力」をもっている人です。この二点を
身につけるだけで、ビジネスや人間関係も円滑に導いてくれます。まとめ・伝える技
術を教授する本書で、スピーチ力や会話力を鍛えていきましょう。
『「のろま」な自分を変える本』
ぜんにち出版 1,260円 ISBN:4-86136-104-4
成果主義にかわり、日本社会でも仕事の遅い人が不利になる時代がやってきました。
決断力の遅さ、行動の遅さは成果主義の中でマイナス要因として働きます。自分の中
にある「のろま」な部分を改善し、効率の良い仕事法や思考法を教えてくれる実践心
理本です。
■メルマガエッセイ*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
【 テレビ局はなんのためにあるのか? / 和田秀樹 】
『あるある大事典』に続き、『トリビアの泉』でもやらせ疑惑が浮上した。
今回も下請けの製作会社によるものだったようだが、私が問題にしたいのは、「下
請けがやった」で済まされるのかという問題である。(『あるある』の場合、捏造し
たのは孫受けだったとされる)
以前、大手のゼネコンが、仕事を請けながら、実際には下請けが全部工事をやると
いう丸投げという業態を行っていることが、マスコミでコテンパンに叩かれたことが
ある。さらに下請けは、孫請けと呼ばれる業者に投げるということもざらにあること
も。
これによって、たとえば公共事業の場合、元請が100億円で請けて、下請けに80億
円で仕事を投げる。20億円がまるまる元請の儲けになるのが税金の無駄遣いだという
わけだ。孫請けが60億円という場合には、40億円が税金の無駄になる。
ここで談合でなく、また指名入札でもなく、競争入札が可能ならば、孫請けが競争
入札に参加して60億円で仕事を請けることができ、その分、政府や地方自治体の予算
に余裕ができる。
しかし、いくつかの理由でそれができない。
ひとつは、あまりに安い値段で請け負った場合、手抜きをやるかもしれないという
憶測から、勝手に行政のほうが入札の下限額を決めてしまうということがある。
しかし、実際孫請けは60億これまでだってやってきたし、その希望の工事なら
ば下請けや元請に数億円のリベートバックがあるので、それをしない分だけ孫請けは
工事にお金を回せる。もし、入札の下限額をどうしても行政が決めたいのなら、孫請
けがいくらで請けているかの調査をしてからにすべきだろう。あるいは、下限など決
めずに手抜きで、何らかのトラブルが起こった際に、その業者に責任を取らせれば済
むことだ。そもそも、大手に下限以上の金額でやらせても、孫請けが手抜きをしたら
同じことなのである。
もうひとつの大きな理由は、そんな掟破りのことをすれば、大手から二度と仕事を
まわしてもらえなくなるため、孫請けが競争入札に参加しないのである。これは実質
的な談合である。
こういうかたちで、税金の無駄遣いが続いているのだが、同じ構造がテレビにもあ
る。
テレビ番組で、NHKを除くと、下請けをまったく使わないで番組を制作することは、
事実上皆無となっている。そして、実際には建設会社と同様の丸投げも珍しくない。
局のプロデューサーは、そこの会社に作らせる決済をするだけだ。
もちろん、民法のテレビ番組というのは、スポンサーからの広告費で成り立ってい
る。その番組にスポンサーが、広告代理店に1億円払うと、局が9000万円受け取り
(スポンサーがテレビ局に直接お金を払えないシステムもコスト高の一因になってい
る)、それを下請けの製作会社に6000万円でおろす。孫請けは4000万円くらいで作る。
というようなシステムになっている。しかし、そのスポンサーの広告費は、従業員の
給料を低く抑えたり、リストラしたりして捻出することもあれば、製品の価格に上乗
せされることもある。結局、税金の無駄遣いと同じく、消費者や労働者が割を食うよ
うにできている。
製作会社が競争入札のシステムになったり、スポンサーがこの仕組みに文句をいっ
て値引き交渉ができればいいが、日本の地上波テレビの場合は、これ以上局が増えな
いことで既得権益になっている。ならば、今回のようなやらせが発覚した場合、免許
取り消しくらいの厳しい処分をしてもいいはずなのだが、それもない。そして、視聴
率の競争はあるものの、新規参入がないからくだらない番組同士の競争となるだけの
話である。こんなものを民間のほかの業種では競争といわない。視聴者ができるのは、
テレビを見ないという選択だけだが、「勉強をすると性格が悪くなる」「人間性が悪
くなる」ということをテレビが言い続け愚民化が成功したため、テレビの依存症の人
は増えても、その選択をする人がインターネットの時代になっても意外に増えない。
ようするに、建設会社のことをぼろくそにいっていたテレビが同じ構造で、視聴者
は割高の商品を買わされ、賃金を下げられているわけだ。
しかし、私は今更下請けや孫受けを使うなというつもりはない。ろくに現場の経験
がないテレビ局の社員スタッフが番組を作ったところで、それほどのものができると
思わないからだ。
これは建設会社にしても同じことで、昔、欠陥マンションを売りつけられたという
某女優が、マスメディアを使って激しく抗議をして、一切下請けを使わせないで直さ
せた自慢話をしていたが、私の知り合いの建設関係者にいわせると、それは「バカ」
とのことである。
いちばんいいのは、もっとも優秀な下請けを呼んでくることだそうだ。実際、ゼネ
コンも客をランク分けしていて、これからもつきあいのある大事な客には、自分のと
ころで抱えるもっとも優秀な下請け業者や大工さん(大工が社員であることはまずあ
り得ない)を使って施工をするそうだ。慣れないゼネコンの社員がやるより、ずっと
いい仕事になるらしい。(実は私の妻の実家が地方のゼネコンの経営者一族だったの
で、その辺のことはほかの人より詳しい自信がある)
確かに、製作会社にも優秀なところと、リベートやキックバックで仕事をとるしか
ないところがあるだろう。要するに優秀な製作会社にやらせればいい。それを安く上
げようとして、安いところにやらせるからこんな危険が生まれるのだ。
建設物と違って、テレビ番組の場合は、安くてもせいぜいタレントのランクが落ち
るなり、面白くない程度だからいいと思うかもしれない。
しかし、安くできるのには、ほかに理由がある場合も珍しくない。
いわゆる闇タイアップである。
たとえば(以下の話は私の作ったたとえ話であることを断っておく)、『あるある大
事典』でバナナをとりあげてもらって、自社のバナナの売り上げを増やしたいときに、
元請の関西テレビに話をもっていっても、社員は元々リッチだし、自分のクビもかか
っているため、まずは受けないだろう。
しかし、下請け、孫請けの会社ならば、製作協力金という表金か、プロデューサー
レベルで裏金を渡せば、やるところはある。現に(今はやっているかどうかは知らな
いが)、私は、その仲介(紹介してほしい商品のあるスポンサーを製作会社につないで
お金をとる)をやる中小の広告代理店も知っているし、『あるある大事典』についても、
その手のうわさを聞いたことがある。
だからこそ、テレビ局の社員のチェック能力が問われるのである。
ゼネコンにしても、丸請けというかたちより、施工管理というかたちが通常である。
下請けに仕事をやらせても、現場監督だけはゼネコンが出して、手抜きの監視をす
るし、最後の確認をするのだ。そして、できあがったものに欠陥が見つかった場合は、
ゼネコンが責任をとるシステムになっている。もちろん、現場監督の中にも下請けか
らリベートをとる輩もいるが、手抜きを見抜けなければ、クビものである。
テレビ局の社員は、建設会社以上に、下請けと元請の収入格差が大きい。これでろ
くにチェックもできないのなら、給料泥棒といわれても仕方ない(しかし、彼ら正社
員は、金持ちの子どもや有名人の子どもが多いから、それでもいいつもりなのだろう。
私のいうように相続税100%の世の中になっても、金持ちの子どもはずっと優遇され
ることには変わりないのだ。だから、相続税だけでもたくさんとってほしい)
しかし、今回の一件でも、捏造は問題にしても、テレビ局という元請のあり方を問
題にするところは、少なくともテレビ局にはない。身内のかばい合いはいい加減にし
てはどうだろうか?(こんなことをいっているから、私に全国放送のレギュラーがこ
ないのだが)
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■編集後記*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
今年は例年にないほどの暖冬で、地球温暖化の影響をまざまざと感じています。
来年の冬も今回の暖冬とかわらないのであれば、本当に地球がもたないときがきて
いるのでは…と正直思ってしまいます。真剣に環境のことを考えなければといけな
いですね…。
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