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Guam在住の36歳・男・独身の小一郎が「何でこんな国なんだ」〜「身近なHな話し」のことまでノンフィクションで語っていきます。




#### 33歳モテない男の現代思考 ####

発行日: 2002/5/18

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                             2002/05/16
          33歳モテない男の現代思考〜グアム駐在編〜
                 第七十一回・不安

     33歳独身男性が何故独身のままなのか。謎を解明して下さい。
     
■―――――――――――――――――――――――――――――――――――■



−目次−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

1.国家というモノの意味
2.チャイナの人と国
3.ここで

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1.国家というモノの意味

 巷を賑わしている領事館での出来事のことである。
 もの凄く弱腰で、馬鹿にされている日本国政府であることが中国政府の姿勢から
 感じている私である。
 誰もが中国国内の日本領事館という「治外法権地区」に武装した中国憲兵が許可
 無く入ってきたと言うことだけで、一時代前ならば、彼らを銃殺するだけの権利
 を持っていたはずである(しないけど)。
 TVなどで見たであろう、日本領事館での中国側の行動は、例え「北朝鮮の不法
 滞在者」摘発のためであろうと中国政府の権限の範囲を超えた行動に出たと言っ
 ていい。
 ところが、事情はどうあれ「なめられきった日本国」は、文句を言われるはずが
 ないし、言わせるものか、と言う態度がありありと出ている中国政府に何も行動
 できないでいる。
 どれくらいなめられ切っているかと言えば、ODAで中国に大量のお金を落とし、
 無利子の円借款までしているのに、それらで造られた公共構造物には、一切日本
 のお金で造られたことは書かれていない。
 偉大な共産党指導者の下に出来たことになっていて、銅像までその予算で建てて
 いるところがあるという始末(私は、これがどこなのか知らないのだが)。
 公の立場で、いつまでも靖国神社などに参拝に行く馬鹿共と同じく、いつまでも
 「過去の償い」などにこだわり続け、お金だけをせびる中国という国家にここ
 (日本)の政府は、何をしているのだろうと思う。
 円借款(円の借金)が返せないで延長を申し出ていた中国なのに、事もあろうか旧
 ソ連の中央アジア各国家に大量の資金援助や中東地区の石油プラントなどに援助
 している。
 「借りたモノを返す」という当たり前が出来ない中国という国家、中国思想に期
 待などしている方が可笑しいのだ。
 90年代に日本から中小企業が大挙して合弁会社を作って、日中共同で世界をリ
 ードしよう!などとスローガンしておきながら、やったことと言えば合弁会社法
 や関連の法律をコロコロと変えて、日本から資金を注入させるだけさせて、最後
 は、「代表権は中国籍のみ」としたり、罪を作り陥れて強制送還させ、結果的に
 日本人経営者で中国で成功した者は、その時代ほぼ皆無だったではないか!(現
 地の有力関係者と結婚した者は、うまくいったらしいが)
 どこまで、馬鹿にされれば気が済むのだろう。
 それでも隣人だから付き合おうというのか?
 それこそ、隣人だからこそ、言わなければならないことは言うべきなのである。
 台湾は、台湾人が決めない限り中国の一部ではなく、主権国家・中華民国である、
 と。
 一党独裁の「正しくない情報を正しい」とするプロパガンダがまかり通る国家社
 会は、近代国家ではなく大国として認められない、と。
 経済の下位層まで広く、正しい世界の情報が得られるような教育を施さなければ
 ならない、と。
 いつまでも日本が悪い国だ、などと教えている国家に同情も同調もする余地はな
 いのだ。
 国交断交があったとしても、筋を通すべきなのだ。
 もちろん、多くの日系企業が新たに現地で合弁会社などとして起業している。
 国交断交などすれば、おそらく、それらはまた不当な取り扱いを受けて接収され
 るだろう。
 そして、フランスやドイツなどヨーロッパ勢(中国は、対アメリカ対策を主とし
 ている)の企業に売買するだろう。
 そのお金も、国家予算となる仕組みになって…。
 それが怖いから、何も出来ない国家なのだ、と見透かされている。
 日本は、戦争もしないと宣言している国家なのだ。
 こんな怖くない国はない。
 借金は踏み倒し、接収できるモノはし、都合の悪いモノには文句を言う。
 性善悪説で言えば、性悪説である。
 話し合いで解決できるだろう多くの事は、性善説の上で成り立っている。
 憲法九条の戦争の放棄は、良い法律だ。
 しかし、それが元で足元を見られているとしたら、違う手だてで懲らしめる方法
 を考えなくてはいけないはずである。
 その手段がなければ、国連加盟の経済大国と言ったところで何ら怖くないのであ
 る。
 私が、小泉氏の立場であるならば、アメリカ合衆国を同盟国とする経済資本主義
 国家として、経済制裁すら辞さない態度で臨むようにする。
 もちろん、同じく反経済制裁で日本経済はボロボロでしょうし、状況次第では、
 戦争になるでしょう。
 それを辞さない態度が「戦争放棄」の国でありつつ、専守防衛軍隊を持つ国家の
 有効手段じゃないのでしょうかねぇ。
 今流行の右翼ではないのだが、日本国家があまりにも蔑ろにされていると感じる
 のは、私だけだろうか?
 まぁ、そんなに中国の人は悪くないのだけれど、国家は別なのです。



2.チャイナの人と国

 私は、中国という常に時代の中で身勝手な抗争をしてきた歴史ある大陸人を尊敬
 しつつも愚かであったと思っている。
 それは、この海に囲まれた日本と違って、常に他方からの圧力があったからと言
 うことも一因であると思う。
 同じ仏教の流れた国であり、儒教の思想もあった国の人たちなのだ。
 年上を敬い、出来る者を尊ぶ。
 この流れがいつしか、嫉妬と欲望だけで支配者が勝手に指導するようになり、空
 想の尊ぶべき「黄帝」の存在すら心に持たなくなってしまった。
 時代は現代に流れ、中国は、あくまで独立した共産党のみの指導者が握る国家で
 あるという不安を持っている。
 (ある意味、道徳ある人の統治する独裁政権は、人民も安心する安定政権になる
 と言う古文書もあるが)
 同じ中国でありながら、さながら日本の南北朝時代のように別れた国家の一つで
 ある台湾は、他の国の力を借りつつ民主主義国家を建設しているのである。
 台湾が一つの国家であることは紛れもない事実なのに、憲法下の自衛隊の存在の
 ように「法的」と「現実」が矛盾している。
 国連加盟国ではない台湾は、中国の中の一部だから加盟していることになってい
 るのだが、WTO(世界貿易機構)加盟には、中国の一ヶ月後に台湾が加盟したこ
 とになっている。
 これは、世界各国が台湾を国家に近い待遇をしつつ、中国という国連加盟国の拒
 否権を持つ一大国であり、人口13億を抱える一大マーケットであるから機嫌を
 損ねたくないので国として認めていないだけのことである。
 仮に、中国内の各地域が「ソ連」のように解体されることがあるとしたなら、誰
 も台湾を中国の一部です、などと言うことはないだろう。
 あくまで、中国の経済マーケットを得たいからだけで「台湾」を犠牲にしてしま
 っただけなのだ。
 かの国は、でかすぎるのだ。
 四川地方と広東地方と東北地方は、バラバラであって良い。
 また、チベットや南部の各文化の違った地方も、違った国家で良い。
 はたして、ネットなどの国境を持たない情報網が進むに連れ、今世紀中に中国が
 舞台で分離独立運動が始まると思うが、日本は、どの外交ビジョンを持つのだろ
 うか?
 また、勝った国の手中を受け入れるだけの体たらくな国家に陥るのだろうか。
 誰かが書いていたが、アメリカの何番目かの州になったほうがよい、というのは
 万能合衆国ではないにせよ、明確なビジョンを語れるだけの指導者が出てくるだ
 けましなシステムかもしれない。
 少なくとも、今の日本国家体制の中では、中国共産党と同じく「一党独裁」色の
 濃いまま「官僚が握る」権力だけが大きくなって無責任な国家となっていく気が
 する。
 だいたいにおいて、一流大学生のうち、国家一種を取って官僚になりたいという
 奴の下心などろくなモノではないのだ。
 天下りもあって、美味しいから行くのであって、今時「政治家」になりたいなん
 て言うのがいないのは、ちっとも美味しくないからに過ぎない。
 夢の語れない「自分の生活」が主体でしか考えられない奴に、国家のことなど考
 えられるわけもない。
 近年、唯一首相になりつつも、残念ながら能力が発揮されないまま、しかし、夢
 を持ち続けた高齢の清い人物がいたが、あくまで偶然の産物であって、そのまわ
 りにいた官僚機構と族議員によって「首相」とは、余程の強引さがないと無力の
 人にされてしまうことが証明されてしまったに過ぎない。
 はたして、時代は変わりつつ最近当選した若い議員の中には、業界などのしがら
 みもなく、故に次が受かるか解らないにしろ、少ないながら優秀な人物が生まれ
 ている。
 それでも、既成の党ではその後の指導者などにより、永田町の常識や慣習を油断
 して受け入れしまったがために、「なんでやねん!」と自分が全ての罪をかぶら
 なくてはならなくなる義理の渡世を送らざるを得なくなる議員もいた。
 優秀だからこそ、落とし穴が待っているのである。
 もはや、新たなる党が市民の手によって生まれ、しがらみの全くない知識ある人
 物が立ち上がってくれないと困るのである。
 新たに立ち上げることは大変なことなのであるが、新たに立ち上がったモノだか
 らこそ、既存のちょっとしたしがらみすらもなくて良いのである。
 ネット時代、そういう形の新しい人たちが立ち上がってくれるのを、実はちょっ
 ぴり頼みに待っている。
 こんな時、私も昔勉強をしっかりしていればなぁ…なんて思ったりなんかする。
 ただ、自分をよく知る私は、一人の女性をあてがわれたことよって滅んでしまっ
 た古代中国の皇帝のように「色に堕ちて」しまいそうなので無理だと思っている
 (笑)。
 タレントの島田紳助氏がTV番組で言うのがいい!「ワシやったら絶対賄賂もろ
 ーてるで」。
 清廉潔白の優秀な人というのが、実は少ない日本なのかもしれません。



3.ここで

 国家というモノを現状で考えた時、国家が何をしてくれるのか、と言うことと、
 国家に何をしてやれるのか、と言う二つに落ちる。
 私の住むグアムという合衆国領は、地方自治が貧弱なため自治政府の予算管理が
 なっていない。
 税収が下がり、連邦政府からの予算も減ったので予算がありません。
 の一言で、外灯が消え、停電がおき、税金の還付が出来なくなり、警官が減り、
 政府事務所が混雑し、経済も麻痺する。
 それでも知事と議員の予算は減らないし、特定層の収入は変わらない。
 学校の先生で「特殊」な方は、何故か他の職員と違って4000ドル以上もの月
 給を得る。
 ここは、軍隊関係者(軍関連は特別扱いである)や政府縁故者には、何か特別なモ
 ノがあるらしく、それが元から住むネイティブな人たちのやる気を阻害している
 一因にもなっている。
 すなわち、公平ではないのだ。
 日本に限らず、公平や平等などと言った幻想は、資本主義にはない。
 おおよそ、日本共産党が語る理想の共産国家にでもならなくては出てこない代物
 ではないだろうか(世界に共産党は、数あれど「共産世界」になった国はまだ無い
 と言う)。
 そこで、島国のグアムで今起こっていることが、少なくとも島国日本でも起きて
 おかしくないだろうことを一つ考えてみた。
 そう、すでに破綻している「年金」制度だが、実はこの年金制度は、重要に国家
 予算と郵便貯金に絡んでいる。
 国家予算の大半が、税収であるが、補えない分を国債という借金をして運用して
 いるのである。
 その額は、膨大ですでに支払うことの出来なくなりつつある金額と言われている。
 (と言うか、出来ないと断言できるらしいが、言えないのだそうな。)
 で、これらが支払われている先が「国債購入先」と言われている郵便貯金運用部
 や年金運用部。
 でも、国債が安全とは限っていない。
 過去、日本の国債も紙切れと化している。
 戦争に負けてしまえば、国家が無くなってしまえば、破綻してしまえば、精算せ
 ざるを得ないのである。
 国家が破綻してしまえば、アルゼンチンのように資金の保証は出来なくなる。
 運用先が焦げ付けば返ってこないお金なのだが、その先が道路公団の道路や整備
 新幹線、地方空港整備予算や港湾整備などに使われている。
 書くだけでいかにも戻ってきそうもないじゃないか。
 そして、破綻した時どうなるのか。
 それを考えたら以下の質問が出来てしまった。
 「国家予算が無くなった時、以下の四つからまず何を削るべきですか」
 結果は以下の通り。
 1.消防・警察関連の予算   3票
 2.年金支払いの予算     3票
 3.医療保険・福祉予算    1票
 4.学校教育予算       4票
 
 当面、病気などになった時に助けがいる3.は、票が入らなかった。
 後は、さほどの差はないのでものの考えようだろうか。
 私的には、もはや「年金」というシステムを考え直すべきであると思うので、2.
 が真っ先に来る。
 当然、私が歳を取った時期になるはずだが、それでも「体が健康であれば」稼ぐ
 方法は何とかなるのだ。
 だから、3.は減らすことは出来ない条件となる。
 消防・警察予算も部署によってはねずみ取りの交通機動隊などは要らないので減
 らせる部分があると見る。
 また、学校教育もすでに公立という物の価値が破綻しているので、改めて特化し
 て公立らしくない公立だけを残して、後は私学に任せても良いと思う。
 資本主義国家なのだ。
 金のない奴は学校もいけない。当たり前だ。
 だから、奨学金があるのだ。これを充実させればよい。
 自分の金で学ぶのなんてイヤだという遊びに来る学生も減ることだろう。
 しかし、国家予算が明らかに粉飾決算である限り、隠れ借金は見えてこない。
 これを監査する人もいなければ、監査しようとしたオンブズマンも資料公開がさ
 れていないことが多く、動きが取れていない。
 透明性のある国家のシステムを構築しなくては、小泉だろうと小沢だろうと志位
 だろうと誰が首相になっても同じ事の繰り返しだろう。
 新たな構築には、膨大な時間と人の犠牲が必要である。
 それが見えないものであるけれど…。



(終わり)


 ちょっと、難しい話しをしてしまった。
 書いている自分も実はよく解ってないかもしれない。
 中国の人だって、個人個人は悪い人はいない、と思っている。。
 何故か、権力組織になる集団になると悪くなっていくんだな。
 これは、どの国の人も同じらしい。
 濁っていくというのかな。
 しかし、私は、それが許せないのだな。
 許容範囲が狭いかな?





●33歳モテない男の現代思考
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