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Guam在住の36歳・男・独身の小一郎が「何でこんな国なんだ」〜「身近なHな話し」のことまでノンフィクションで語っていきます。




#### 33歳モテない男の現代思考 ####

発行日: 2002/4/25

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                             2002/04/25
           33歳モテない男の現代思考〜グアム駐在編〜
                 第六十八回・壊れてきちゃったかな?

     33歳独身男性が何故独身のままなのか。謎を解明して下さい。
     
■―――――――――――――――――――――――――――――――――――■


 グアムの一番暑いシーズンが始まった。
 この間、気にもせず鉄筋コンクリートのアパートメントを閉めきりにして仕事に
 出た。
 帰ってきたら、日本から持ってきたヘッドフォンのコードがパソコンのハードケ
 ース(スチール製)の上で溶けていた。
 お陰で中のコードが出てしまったのだ。
 ソニーさん、何度くらいで溶けてしまうのでしょうか?
 とりあえず、CPUは大丈夫みたいでしたけど。


−目次−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

1.ナンパされに来る女たち
2.男のジレンマ
3.捌け口だけのつき合いを求めて
4.南国だからか、歳だからか?

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1.ナンパされに来る女たち

 グァムは、リゾート地だ。
 日本から3時間程度で行けて、居住地にもよるが国内旅行より安上がりだったり
 する。
 多くの旅行代理店は、ペアパックかレディースパックを用意していて、女性がグ
 アムを訪れやすいようにしている。
 残念ながら、メンズパックというのはなくて「野郎」は要らない、と言うことだ
 ろう。
 ちょっと高めの料金設定で、ビーチに花咲く女たちを眺めに来ればいい、と言う
 考えなのか、ほおっておいても女が来れば男は来ると言う考えなんだろう(当たっ
 てる)。
 かくして、女性のグループはビーチや夜のバーなどに2〜3人くらいで一緒にい
 ることが多い。
 そこで登場するのが、グアム在住のナンパ師たち。
 「ナンパ名」を持つ彼らは、明らかに外国人の顔立ちであり、英語を話し、さも
 アメリカ人である(彼らの国籍は、アメリカだがステイツ(本土)から見ると違う
 らしい)。
 彼らにいろいろと口説かれて、2人くらいの女性ならそれぞれの男性がエスコー
 トして後、どこかへ消えていく。
 現地人だから、当然車もあるし、「やれる」場所も知っている。
 ナンパされることは、外国での恥のかきすての如く、多少の期待をしてきていら
 っしゃる女性が多いようである。
 翌日、彼らナンパ師の成績の自慢しあいが始まる。
 あの女は、良かったとか、声が大きかったとか、マグロだったとか。
 まぁ、日本のナンパ師みたいに原宿・渋谷あたりでナンパして「する」よりは、
 確率がいいのだろう。
 その数は多い。
 何より、女たちは数日後には日本へ帰るのであり、教えている名前や働いている
 先などもそのほとんどが偽物だ。
 「軍関係で働いている」と言えば、セキュリティーの面から調べようがないのも
 悪用する。
 名前は、その日で変わる。
 それでも彼らの「釣り日」には、たいした餌も与えないのにニッポンのアバンチ
 ュール女がかかるらしい。
 これが、私や駐在日本人がしても駄目なのは、ルックスからも分かるとおりであ
 り、女性の身元が分かってしまうという危険性があるからだろう、と勘ぐってい
 るのである。
 すなわち、ナンパされてついて行く女の大半は、「それ」を期待しているのであ
 る。
 日本で知られることなく(笑)。
 「それ」とは、きっと日本人男性に無い「性のパワー」だろう。
 彼らを見ていてニッポンの男は、そのうち世界の男に駆逐されていくんだろうな、
 と思ったりする。



2.男のジレンマ

 だからといって、彼らが現地の女性にモテるかと言えば、そうでもない。
 逆に、コミニュケーションが出来るならば、日本人男性であることの方がモテる
 要因を持つのである。
 どこの国でも「経済性」を考えているのが、女性なのではないだろうか。
 特にこのグアムのような観光しか産業のない、USAでも大統領選挙権のない自
 治区は、アメリカであってアメリカではない、付属品なのである。
 こっちの学歴もない、ステイツ(本土)にも住めない将来の知れた男どもよりは、
 駐在のエリートを選んだ方が「家族のためにもなる」というそこの所は、東南ア
 ジアらしい発想があるみたいだ。
 だからと言うわけではないが、ローカル(こっちの人)の嫉妬心というのは並大抵
 ではない。
 (ステイツに認められる人は、本土の大学卒以上なのである。唯一のグアム大学は、
 低レベル扱いらしい。すなわち、ステイツでは働けない)
 ローカル同士が付き合っていたのに、ひょんな事から女性の方が日本人の駐在な
 んかを好きになって、そのカップルが別れたりすると分かる。
 別れた原因が、駐在員の存在(いた)と言うだけなのに車がパンクさせられたり、
 家にペンキが撒かれたりとその女性と付き合ってもいないのにそういうことが起
 こる。
 付き合っていたりしたら、命があるのかどうか、多少の疑問があったりする。
 しかし、それらのことをされても「誰がやったのか」本人には全く分からないか
 (告白があったら別だけど)、うっすらと分かる程度でしかない。
 醜い男の嫉妬であるが、東南アジアの嫉妬なので日本同様、苛烈である。
 世界の中で男の存在とは、常に「愛情」の上に「将来性」みたいな物があって初
 めて価値を認められるらしい。
 たしかに、日本からアバンチュール女が来たとしても、彼女たちも優しくしても
 らった「ナンパ師」たちと一緒に暮らしたい、などとまでは考えていないだろう。
 あくまで「アバンチュール」なのだから。
 そこに悲しいかな気が付いているのだけど、それを除いてしまったらナンパ師た
 ちのプライドはズタズタになってしまう。
 おのれを鼓舞するためにも日本からの「アバンチュール女」と「する」ことが自
 分の価値を認めさせる唯一の手段でしかなくなっているのだ。
 それでも、世界の女性に不遇な男性諸君よりはいい待遇だと思うのだが…。



3.捌け口だけのつき合いを求めて

 日本の男性は、国内に下半身の処理をする有料のサービス施設が充実してあるが、
 女性用というのは、案外少ない。
 少ないからこそ、利用も限られてしまうのであり、情報も偏った物しかない。
 しかし、ここグァムでは、経験して帰った女性が親しいお友達にチラッと話すだ
 けでいい。
 日本のように「どこのお店」などと言う物が無く、ビーチかバーかといった場所
 で向こうからやってくる。
 後は、自分でチョイスするだけなのだ。
 イヤなら、断るだけ。
 風俗店の男性のように情報を集めて割引券を持ってなんて事もない。
 案内も次々と現れる彼らがほとんどしてくれる。
 それも日本の男性がまずしないであろうエスコートの優しさ付きである。
 こう言うのも変だが、ここでは需要と供給があって成り立っているのだ。
 特にナンパなどでなく、流行のスキューバダイビングなどで知り合ったりすれば、
 不安感もない。
 そして、スキューバダイブショップの大抵の男どもは日本男性にないがっしりと
 した体格で優しく、日本語も達者で「抱かれてみたい」と思うらしい。
 また、彼らを見て自分の彼氏に興ざめしてしまうとも言う。
 なるほど、そうやって「身体だけ」の関係を後腐れ無く結ぶには、女性の場合、
 本国ではなかなか出来ることではなく、そのサービス性においても、いい男度に
 おいても「海外」まで出ないと出来ないことなのかも知れない。
 そういう観点から見れば、お店から出ると白い眼で見られつつも風俗店を国内に
 一杯持っている男どもは、そういう女性から比べればとっても幸せなのかもしれ
 ないなぁ、と思ったりする。
 まぁ、もっとも比べるだけの対象人口が、相互に少ないのだけれども1億2千万
 人という人口の非常に少ない人たちでもグアムのナンパ市場的には、やっていけ
 ているのだから、それなりの数があることは否めないと理解していただきたい。
 あくまで参考だが、「やった」相手が複数同日に再来するなんて事が起こりうる
 のもグアムならでは、であるらしい。



4.南国だからか、歳だからか?

 彼らと話すようになってから、私の中で何かが動き出したのも事実である。
 私は、倫理的に止めてしまう行為なのだが、妄想の中は自由に飛び回ってしまっ
 ている。
 若い時代「ふのー」の時代の反動なのか、倫理観念の貞操主義・純愛理想の節制
 反動か、狂ったような性行動を欲してみたくなるのである。
 ナンパ師曰くの激しいやつであるが、では現実的に出来るのか?というと、例え
 相手がいたところで体力的なものや思想的なもので動きが取れないように思う。
 しかし、出来ないからこそ、妄想の中には雨後の竹の子の如くなアイデアが湧い
 てきてしまうのである。
 そう、独り善がりなポルノ小説が出来てしまうのである。
 私は、割合に生真面目なタイプであった。
 壊れるといきなり刺してしまう、という子供が流行ったが、それに重ね合わせて
 くれるくらい節制型の人であった。
 節制型は、しょせん節制でしかなく、よく言う「歳を取ったら色に狂う」という
 奴であるような気がした。
 「英雄色を好む」と言うが、歴史上ほとんどの英雄は、若い時にパッとしていな
 い節制型だ。
 私が、英雄というのではなく、そういった人の一部が「節制」して努力をしたか
 ら英雄になり「色に狂った」と言うだけのことであり、はじめから高位の色狂い
 や色情魔とは違う。
 多くのポルノ小説家が、30代からの派生であり、経験とか以上に「妄想的欲求」
 だけを膨らませていっている大人たちなのである。
 小説を書くようなタイプに、私はあまり「若い時に遊んでいた」人を知らない。
 詰まるところ、時代時代に抑制されたものをとある時代に爆発させることが出来
 た人が、そういうものを発表しているのではないだろうか。
 若い時に満足した生活をしていた人に創作した物などを発表している人をあまり
 聞かない。
 南国グアムに来て、こんな所を触発されてしまうとは思いもよらないことであっ
 た。
 それには、日本語の微妙なニュアンスが英語に変換できないから、相手に伝わら
 ないジレンマや若い女性との冗談なやりとりができない環境にあることも一因は
 あるだろうが、もはやビョーキの域にきている気がするのだ。

 わたくし、恋人を作る前に変態扱いになってしまうかもしれません…。



(おわり)



 新たな質問は、「国家予算が無くなった時、以下の四つからまず何を削るべきで
 すか」
 1.消防・警察関連の予算
 2.年金支払いの予算
 3.医療保険・福祉予算
 4.学校教育予算
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●33歳モテない男の現代思考
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