Guam在住の36歳・男・独身の小一郎が「何でこんな国なんだ」〜「身近なHな話し」のことまでノンフィクションで語っていきます。
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#### 32歳モテない男の現代思考 ####
発行日: 2001/10/11■―――――――――――――――――――――――――――――――――――■
2001/10/11
32歳モテない男の現代思考
第四十一回・決定打に欠け
32歳独身男性が何故独身のままなのか。謎を解明して下さい。
■―――――――――――――――――――――――――――――――――――■
1.いつまで続くのかな
続々と仕事依頼のキャンセルが入った。
グアム・サイパン・沖縄のロケ、沖縄方面の修学旅行撮影、シンガポールへの雑
誌取材、細かいところで国会内撮影。
テロをおそれるが故に総てを延期、または中止。
こんな、末端の人を困らせてどうするのだ?といいたい。
俺にガスマスクでも売れというのか?(いま、儲かるらしい)
一体、この国の馬鹿指導者どもは、「戦争しましょう」と考えているのだろうか。
常識的に考えて「同盟国」と言うだけでビンラディン側に狙われてもおかしくな
いのに、あえて「集団的自衛権」を持ちこんでまで「人道的な部分だけから」と
言いつつ後方支援をしていれば、「同じ行軍」と思われてもおかしくないのが解
らないのだろうか?
旧日本軍の思想であった「敵の同盟者は敵」というのがビンラディン側にもある
はずなのが解らないわけがない。
「小泉純一郎タカ派思想」は、総理大臣選出前に危惧されたとおりにでてきた。
外務省は、一年以上も前からアフガニスタン内部の北部同盟とタリバンの指導者
に対し、独自の外交政策を採っていた。
宗教的対立もない日本にとって、彼らも礼を尽くして対応はしていたようだが、
不幸にも停戦合意までにはいかなかった。
しかし、確実に日本国を信用していたと思う。
それが、アメリカの宣戦布告に同調した何も知らない馬鹿大臣が、総てを壊した。
いつまで続くのか?アメリカ追従政策は。
2.無駄にするモノ
隣国パキスタン国内の住民は、日本からの多大なる経済援助やNGOをはじめと
する人的交流のお陰で、日本国民に対して大変好意を持ってくれている。
しかし、最近の現地の様子では、タリバンを支持する人の多い地区ほど「同盟国
の日本人」と言うだけで敵対心までは持たないまでも怪訝な顔をする、と伝えて
いる。
タリバン派のパキスタン人を友人を持つ者ならば、きっと「なぜ、アメリカのテ
ロに同調するのか?」となじられるに違いない。
それだけ日本という国の今までの努力を無駄にしてしまう力が、この戦争にはあ
ることを認識していない。
パキスタンに派遣される自衛隊の隊員たちも「具体的に何をしにいくのか」すら
聞かされないまま派遣されていく。
「上の命令だから」で動く彼らは、戦前の軍隊と何ら変わらないではないか。
目的をはっきりと公言しないままに行動することは、相手の国(タリバン側)に絶
対の誤解を与える。
公言もしていないのに「これらは武器弾薬の輸送ではありません」と言ったって
放送網すらズタズタのタリバン側に解るわけがない。
可哀想だが、彼ら自衛隊の被害があって初めて国民の議題に上るのかも知れない。
それまでは、ワイドショー国会の議題程度にしかならないのが「関わり深き遠い
国の戦争」なのだ。
この国のためには、やはり自衛隊の皆さんに血を流してもらうしかないのかも知
れません。
むしろ、国会と言うところは、憲法改正のためにそれを望んでいるかのようでも
ある。
3.どさくさ
新聞の各紙がアフガン戦争一面に染まっている今、よーく見ると「普通ならば一
面に来るべき事件」がちぃーちゃーくなって載っているモノがある。
日本の狂牛病における厚生省のずさん対応や自治労の裏金作り、郵政局裏金作り
での郵政族議員の選挙応援疑惑解明、小さいところで裁判所所長の痴漢行為など
記事にすらなっていない場合すらある。
こんなときにどさくさに紛れて「何もなかったように」注目されずに過ぎていっ
てしまって良いのだろうか。
そう思う事件も少なくない。
日本人は、忘れやすいから記事にならなければ全くと言っていいほど無関心だ。
こんな時に一紙でも「アフガンのことはTVにまかせます。国内の記事は克明に
解明して追求していきます」なんて宣言する新聞社があっても良いと思うのだが。
この際、スキャンダルを一杯抱えている方々に「白状するなら今のうちですよ」と
訴えましょう。
案外、東京地検特捜部あたりが疑惑の銀行関係者や大蔵省関係者に「今なら記事
にならないからお得よぉ」とかって口説いてたりしてね(笑)。
4.ビザの発給
仕事の都合上、ずっと東京近辺にいたらいい、そう思っていた
しかし、「アメリカに住もう!」とも思っていた。
2001年3月のことだ。
思い立ってカメラマンとして雇ってくれる通信社や新聞社、雑誌社などをあたっ
た。
別にそういうマスコミだけじゃなく小さな写真屋さんでも良かった。
とりあえずは、スポンサーというアメリカで働くに当たってバックアップしてく
れる会社がないとビザが下りないのだ。
面倒くさい審査があるらしかった。
作品を見てもらい面接などをして、なんとかある会社のバックアップで5月に申
請書類を提出した。
9月か10月には、ビザが下りるだろうと言うのが向こうの弁護士の見解だった。
しかし、今は、労働ビザの発給は停止しているようだった。
ちょっと、げんなりしている。
2001年は、障害物の多い年みたいだ。
このまま、ビザがおりませんとなると実はちょっと困る。
10月一杯までしか仕事を入れていないからである。
11月もスケジュールを入れようとすれば、入るには入るだろう。
しかし、そこから先は「渡米しますので」と内々に伝えてあるので格好が付かな
くなる。
「テロで渡米しなくなりました」と言っても、もうすでに次のカメラマンに仕事
が発注されているはずなのである。
実質、失業。となる。
まぁ、なんとかなるとは思うけど、また新たに営業をかけて作品を持ち込んでと
いう「新人」の作業からはじめるのが億劫なのだ。
そうなったら、しばらく写真界を離れて「福岡」に住みたいな、と思ってる。
何故福岡かと言われても困るが、住んでみたいからなのである。
アメリカ行きが駄目なら福岡へ、全く脈絡のない「将来設計」のない人なんだなぁ。
だから、未だ独身?
(おわり)
●32歳モテない男の現代思考
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