第一線のコンサルタントが毎日、日経新聞の記事を題材として経営戦略の原理原則を解説します。経営者はもちろん、キャリアアップを狙うサラリーマン、OLの方は必読!毎日発行だから、話のネタ仕入れにも最適です。
- 最新号:2008-10-14
- 発行周期:平日毎日
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- 創刊日:1999-10-06
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【経営戦略考08/06/16】高収益を支える「考える社員」−部分最適が全体最適を実現する
発行日: 2008/6/16━PR━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■■■■■■■「経営戦略考」−今号のポイント■■■■■■■■
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社員を会社の業務の「パーツ」扱いするのは、人間として抵抗があ
るのではないでしょうか。実際、そのように扱っていたのでは、好
業績も実現できないようです。
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■■ 経営戦略考−日経記事から毎日学ぶ経営戦略の原理原則
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━━━━━━━━━━━━━━━━ 2008/06/16(通巻1823号)━
配信数 Mag2:31104 melma!:5457 E-Magazine:3819
Caplight:1208 Melten:493 自社配信:10949 【合計 53030 部】
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■■ 高収益を支える「考える社員」
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━━━━━━━━━ 情報源:日本経済新聞 2008.06.19【11面】━
◆このメルマガを創刊する際、企画や構成、配信頻度や分量など、
いろいろと考えたものだ。途中から読み始めるケースがあることを
想定し、1回読み切りスタイルに決めた。
◆とは言え、毎回、続き読むことを楽しみにしてもらえるよう、連
続スタイルも良いのかも知れない。そう思い、週末起業フォーラム
が発行するメルマガでは、連続スタイルにしている。
(http://www.shumatsu.net/magazine.html)
◆連続スタイルの場合でも、毎回、それぞれに面白くなくてはいけ
ない。長い文章を文字数や段落で機械的に区切り、配信するという
わけにはいかない。
◆連続テレビドラマでも、毎回、何かしらのヤマ場がある。一つの
ヤマが終わると、次のヤマが途中まで。そして、「次回をお楽しみ
に」という具合に終わる。
◆「部分最適」ではなく「全体最適」を考えろとはよく言うが、連
続スタイルのメルマガやドラマでは、「部分最適」も実現しておか
なければならない。経営ではどうだろうか。
◆19日付けの日本経済新聞に、「2007年9月に松坂屋と経営統合し
たJ・フロントリテイリングの大丸」についての記事がある。「不
振が続く百貨店業界で数少ない勝ち組の一つ」として紹介されてい
る。
◆記事によれば、「高収益を支えるのは『考える社員』」だという。
現場の一社員であっても、景気動向の分析や商品が売れる理由につ
いて、堂々とプレゼンするのだそうだ。
◆経営統合の相手となった松坂屋の社員は、その光景を見て「現場
の社員がここまで考えるのか」と衝撃を受けたという。「統合前の
売上高経常利益率は大丸の4.0%に対し松坂屋は2.2%だった」のだ
が、それは「考える社員」の差によるものだと記事は指摘している。
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■■ 部分最適が全体最適を実現する
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●ピラミッド型の統制的な組織の場合、「考える」のは上層部の仕
事で、底辺のメンバーは単純な実行部隊となる。統合前の大丸と松
坂屋の業績をみれば、そのような組織の限界というものがわかる。
●役割を分担し、まさに「全体最適」を指向しているように見える
が、結果として成果は「最適」となっていないわけだ。むしろ、個
々の社員に「考える」ことをさせ、社員単位での「部分最適」を指
向している。
●大丸でそのような「考える社員」が育ち始めたきっかけは、「大
丸の労使が2004年に打ち出した『キャリア自律宣言』」だという。
記事によれば、社員は「なりたい自分に向けて主体的・自発的に自
分磨きを行います」と誓い、会社は「自律を支援する」と約束した
そうだ。
●結果として、大丸では自費で経営学博士号を取得した社員まで現
われている。そこまでは行かなくとも、就業扱いにならない講座を
受講する社員が、昨年度は1000名にも上ったという。これは、社員
の1/3に当たる。
●それぞれの社員が「自律」することをそのまま「部分最適」と呼
ぶのは、必ずしも正確とは言いがたい面もあるのだが、イメージと
しては、正直、ピッタリくる。
●元銀行員で作家の江上剛氏は、その著書「失格社員」のあとがき
に「お客のために、家族のために、そして自分のために働け。決し
て会社のために働くな」という言葉を書いている。
●会社のために働かない。自分のために働く。「部分最適」の集合
体となっている企業が「全体最適」をも実現する。部分最適は“必
ずしも”全体最適ではないとしても、部分が優れていなければ、そ
の集合体である全体もまた、優れたものにはなりにくい。当たり前
といえば、当たり前だ。
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■ 今日の教訓 ■
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あなたの企業の社員は、自己の「部分最適」のために働いているだ
ろうか、それとも会社の「全体最適」のために働いているだろうか。
高収益企業では、前者のような社員の集団となっている。社員をど
のような存在としてとらえるのか、考え直してみよう。
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▼▼▼ 耳より情報 ▼▼▼
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次回『ビジネス選書セミナー』は、「時間の使い方」です!
講師は、あの大ベストセラー「HACKS」シリーズでおなじみ、『シ
ゴタノ!』の大橋 悦夫さんです!
「もっと効率よく仕事をこなしたい!」
そうお思いの方は多いと思います。
いつの時代も、「タイムマネジメント」や「仕事術」系の本はたく
さん出版され、それぞれ手法は違えど、話題を集めています。
それだけ、世間の関心が高いテーマなのでしょうし、改善の余地が
多い“悩みのタネ”でもあるのでしょう。
「もっと残業を減らしたい・・・」
「もっとバリバリ仕事をこなして、デキるビジネスパーソンになり
たい!」
「有意義なプライベートを過ごしたい」
などなど、思いは人それぞれですが、皆「人生に満足を上乗せした
い」という気持ちがあることは確かだと思います。
しかし、実際は
「いい本を読んでも、実行しないで終わる」
「やったものの続かなかった」
という人もまた多いのです。
なので、今回は、大橋さんに「全ての仕事の基礎となる『時間畑』
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発行責任者:森英樹 hank@mori-office.com
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