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◆月刊 内田 真弓◆

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アボリジニアートと日本を繋ぐ【月刊 内田真弓】第2号 11/2008

発行日: 2008/11/15

2008年 11月号(第2号)
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┤M E N U ├
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  ┏━┓                         
 ┃1 ┃真弓さんニュース
 ┗━╋…─────────────────────────
        └→アボリジニアートや真弓さんに関連した予定など
 ┏━┓
 ┃2 ┃好評連載 「裸足のアーティストに魅せられて」    
 ┗━╋…─────────────────────────
        └→メルボルン情報誌「伝言ネット」に連載中      
  ┏━┓                          
  ┃3 ┃「俺様」から「皆様」へ
 ┗━╋…─────────────────────────
        └→真弓さんの近況報告
 ┏━┓                     
 ┃4 ┃ リレーエッセイ
 ┗━╋…─────────────────────────
        └→
      1.『始まりの日』
            チャンガラ・カフェ 大貫賢司 様 
      2.『ほんものの幸せ、ほんものの豊さを見つけた真弓さん!』        
      黒坂三和子 様

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  │真││弓││さ ││ん││ニ││ュ ││ー││ス│
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┏……………………………………………………………………┓
  ●11月13日  メルボルン帰着
    ●11月14日〜22日
溜まりに溜まっている書類整理・残務処理・請求書支払いで
じぃ〜〜っと自宅でパソコンにらめています。

・・が、そうなると眉間のシワが100%間違いなく深く
刻まれそうなので気分転換にメルボルン市内のアボリジニ
アートギャラリーをいくつか訪問して新しい作品や自分が
取り扱わない画家の作品を物色してきます。
また、各ギャラリーで様々な展示会が行われるので招待状が
なくても勝手にオープニングパーティーへ顔を出し、
ただワインをがぶ飲みでもしてきましょう。

  ●11月23日〜12月中旬
アリススプリングスに何やら新しいギャラリーがオープン!

Peta Appleyard Gallery
45  TODD MALL  ALICE SPRINGS  NT 0870

こちらのオープニングパーティーに招かれているので出席
がてら砂漠へしばらくもぐりこみます。

アボリジニ居住区へは,やはり定期的に訪問して新しいニュース
を常にゲットすることが必需です。
何しろ最近のアボリジニアート市場はめまぐるしく変化していますからね。
画家の新作・価格・今後の展覧会情報など収集することは山ほどあるんですよ。

  ●最近掲載された真弓さん紹介Webサイト

『DANKAIー弾隗の時は熟せり』2008年7月27日
・アボリジニ・アート・コーデュネーター・内田真弓さん
http://dankai.miwako-kurosaka.com/?eid=693206
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              ┼───────┼      
              ┤  好評 発売中  ├  
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   砂漠で見つけた夢〜アボリジニに魅せられて〜
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      内田真弓 連載中「裸足のアーティストに魅せられて」
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           今月は連載お休みです。次号(12月号)をお楽しみに。

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───┬───────────────────────────────
   └─→  http://www.dengonnet.net

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     ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ○/  ■□■ 「俺様」から           
 <□   □■   「みなさま」へ        □
 />   ■            内田真弓 の近況報告     □■
    ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 
 皆様!ど〜〜もこんにちは。
 いやはや・・・このたびメールマガジンを発行していただくことになりオレ様
照れくさいやら興奮やらで久し振りにわくわくどきどきしております。そこで、
発行にあたり快くお手伝いをして下さっている大西輝彦さん、その他原稿執筆
などでご協力をして下さっている方々へこの場をお借りして心より御礼を申し
上げたいと思います。本当にどうもありがとう!!!

 さて、今回はまず第一回目ということでオレ様にとって一番新しい出来事をご
報告させていただきましょう。去る11月1日、茨城県鹿嶋市でアボリジニに
関する講演を行いました。鹿嶋市といえばこのオレ様の生まれ故郷! 思い起
こせば24年前にエイヤーっと鹿嶋を離れたオレ様が、気がつくといま、オー
ストラリア先住民アボリジニの人たちとたくさんの時間を共有している活動を
一時間半、たっぷりと熱演してきました。

 当日はたくさんの方々が足を運んで下さり、普段なかなか知る機会のない“ア
ボリジニの世界”に大変関心を持ってくれたことがオレ様は何よりもうれしか
ったですねえ。会場にはさすが地元というだけあってオレ様の幼馴染から中学
校の先生方、同級生たちが皆勢ぞろい!もちろん両親も来ておりました。どう
いうわけかオレ様以上に緊張していた二人でした。

 そこで普段離れて暮らしているために恥ずかしくてなかなか面と向かって言え
ない「両親への感謝のことば」を講演の一番最後に思い切って言っちゃいまし
たらね・・言っているうちにオレ様だんだん涙で声がつまっちゃって「こりゃ
、まずい!」と、一生懸命自分をコントロールしようとしていたところ・・・
一番前列に座っていた父親がいきなり号泣。それを横で見ていた母親も泣き
出し、そうなると会場中のあっちからこっちからもみな鼻水すする音がして・・
こうなるとオレ様、心境はまるで結婚式の披露宴の花嫁です。
ほら、必ず一番最後にやるじゃないですか。
『お父さん、お母さん、今までありがとう』って。

ははは。まだまだそんな本番を迎える機会は当分ないでしょうからね。
まぁ。一度ぐらいこういった場面を持ててオレ様、ホントよかったですわ。

・・・ということで、まずは講演に来てくださった皆様へ、とっておきの
「有難うございます」をお伝えしたいと思います。
そして今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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 ○     リレーエッセイ その1                   
<□>   『始まりの日』                      
 ||                        チャンガラ・カフェ 大貫賢司   
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 96年8月31日、アボリジニ・アートに興味を持ち始めたばかりの私は、テ
レビ番組で彼女の存在を知り、アポイントも取らずメルボルンのギャラリーに
真弓さんを訪ねた。アボリジニの絵画や文化について半日以上も解説していた
だのだが閉店時間となってしまった。しかし真弓さんのご好意で、自身のコレ
クションを拝見させていただくこととなったのだ。

 その夜、サウス・ヤラ駅に程近い真弓さん宅を訪ねた。たくさんの作品を紹
介していただき最後に、参考までにと広げられた作品に目を奪われた。エミリ
ー・ウングワレーの描いた“マイ・カントリー”である。驚愕と感動が混在し
た状態の中、迷うことなくこの作品しかないと思った。

 この日から私のアボリジニ・アートの収集が始まったのである。

 あれから12年が経過した。その間、日本での真弓さんの企画展に何度か参
加させていただいた。アボリジニ・コミュニティへの訪問をはじめ、彼女なし
では不可能な多くの体験もさせていただいた。そうした真弓さんとの交流の中
で学んださまざまな知識や経験を糧に昨年5月、アボリジニ・アートを専門と
したギャラリー・カフェを開業した。私にとっての大きな節目と転機である。
真弓さんとの出会い、そしてエミリーの作品との出会い。あの日の二つの出会
いが、今の私の“始まりの日”となった。

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 ○    リレーエッセイ その2                   
<□>  『ほんものの幸せ、ほんものの豊さを見つけた真弓さん!』  
 ||                         黒坂三和子 http://miwako-kurosaka.com/   
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 ”大地の声、 聞こえますか”、 ”狂った豊かさなんて捨てよ!” 

 今の時代にぴったりの表現を見つけて、アボリジアートに魅せられた内田真
弓さんの生き方を知ったのは、いつも楽しみにしている「東京新聞こちら特報
部」80年4月24日の記事。しなやかな美しい女性の感性、知性、そして行動力に
心うたれます。
 
 真弓さん! 貴方の生き方は、貴方自身に幸せをもたらしているのと同じよ
うに、今まさに、生き方を模索している真っ最中の若い方々に“ほんものの幸
せ”、“ほんものの豊かさ”の意味を伝えているのです。そして、私のような
年上のものには、真弓さんが日本で生まれ育っている女性であるという事実に
、またひとつ確かな希望をみつけて嬉しくさせてくださっているのです。
ありがとうございます!

 私たち人間は、多様な生きものが38億年をかけて繰り広げてきた生命の歴史
の最後にヒトとして誕生し、毎日を“他の生きものの命”を頂いて生きてゆけ
る存在であること、その上で初めて様々な文化や経済活動が可能となるのだと
いう厳粛な事実に、真摯に向き会い、感謝の念を表す行動をとることから、
21世紀の世界の蘇生は始まると想います。

 真弓さんは、その道をすでに歩み始めているひとりと思います。

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