藤原雄一郎のすてきにエイジング |
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◆メールマガジン013号 2008/7/10日発行(月・水・金発行)◆◇
□□ クルーズとの出会い(2003年12月) □□
金融機関も心をくすぐる術を心得ている。退職金の一部をまとめて預金したら
「エクセレント・クラブ」なるものにいつのまにか入会していた。その会報を
見ていた奥方が「あなたクリスマスクルーズに行ってみない」とのたまう。何
?二泊三日で最低9万円から?二人で18万円か。「いいらしいわよ。だまさ
れたと思って行ってみない」と奥方の追い討ちがかかる。「よしものはためし
だ」と申し込む。
さてクリスマスクルーズがやってきた。にっぽん丸と言うそうだ。乗船手続き
を終えて乗り込む。耳に入ってくるのはクリスマスソングだ。フィリピンバン
ドとおぼしいバンドの生演奏である。
一緒に乗船する乗客に「お帰りなさいませ」の声が降り注ぐ。みんなとてもハ
イになっている。キャビンという部屋に入り、荷物を整理すると「プロムナー
ドデッキにお集まりください」とのアナウンス。何事ならんとかけつけると、
フィリピン女性らしきウエイトレスがシャンパンとジュースを差し出してくれ
る。
やがて音楽が流れ、テープが手渡される。そしてドラの音が鳴り響く。音も無
く船は港を離れているではないか。年甲斐もなく思わず感激する。
しばらく感激の余韻を楽しんでいると、何だかオリエンテーションなるものが
あるらしい。壇上に「クルーズディレクター」なる男性が登場すると一斉に拍
手が巻き起こった。くだんの男性は「私は拍手を頂くほどのものではありませ
んが・・・」というと爆笑とともにさらに万来の拍手。要するに何でもいいの
だ。乗客はにっぽん丸に戻ってきたという雰囲気を楽しんでいるのだ。
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