サークル活動情報マガジン。
オリジナル小説、ポエム、サークルメンバーのエッセイ風コメント、サークル情報などを掲載しています。
- 最新号:2008-09-27
- 発行周期:隔週土曜日
- 読んでる人:36人
- 創刊日:2008-05-14
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- コメント数 : 0
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かずら日和☆melma版
発行日: 2008/5/23━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 目次
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01: 蔓庵よりごあいさつ
02: 蔓庵よりお知らせ
03: オリジナル小説 "マロンくんと苺狩 vol.8-11
04: 編集後記
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■ 蔓庵よりごあいさつ
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こんにちは、蔓庵です。
早いもので第二号の発行となりました。
こうして文章を通し触れ合うのは、不思議な感覚でもあります。
今週より隔週金曜日発行に変更しました。
オリジナル小説は書き溜めていたものを一度に掲載しています。
最善のチェックを心がけていますが、誤字脱字があるかもしれませんが、ご了承願います。オリジナル小説は、7月に連載終了を予定してます。
ひとつお知らせです。
現在蔓庵発行のサークル誌を季刊誌としてリニューアル計画中です。
題名、表紙等まだまだつめるところがあり、はっきりとは決まっておりませんが、リニューアルするのは確実です。8月に発行予定の冊子は変更はありません。どうぞお楽しみに♪
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■蔓庵よりお知らせ
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☆今年のイベント参加の予定☆
2008年8月17-19日(予定) コミックシティ 夏コミ-応募済み
抽選待ちです→結果は6月上旬発表予定。
今後予定 : 未定
☆新刊予定☆
2008年8月
季刊誌 蔓庵シリーズ(仮)夏の号を予定しています。
内容は、現代詩とオリジナル小説 ヒメミコ(最終回)を掲載予定。
決定は7月に告知します。
携帯からもアクセス可能↓
ブログ 心想ふままに : http://silverwhite.seesaa.net/
蔓庵についてもっと知りたい方はこちらもどうぞ☆
HP 蔓風月(かずらふうげつ): http://kazrafugetsu.web.fc2.com/
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■オリジナル小説 "マロンくんと苺狩り" vol.8-11 著:葛(かずら)
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*前号の続きから*
8.
「ぼくたちはこれから、東の森に苺を探しにいくけど、一緒に来るかい?」
サファイアさんは、即座に答えを出したかったのですが、なぜか、口ごもりました。
マロンくんはいつのまにか、ダンスをやめ、サファイアさんの隣りにいました。
「サファイアさんがよければ、ぼくはそっちにいってもかまわないよ」
本当は苺を摘む目的だったので早く収穫をしたいのは山々でした。
しかし、サファイアさんは何かが心の中でひっかかっていました。
もう少しここにいなくてはならない。
そんな気がしてきました。
「もしかしたら苺が見つかるかもしれないから、探してから後を追いかけることにす
るわ」
ピックルさんとルビーさんは、東の湖へ向かうことにし、マロンくんとサファイアさ
んはさよならをしました。
9.
二匹を見送った後、マロンくんはいいました。
「一緒に行かなくてよかったの、サファイアさん?」
「急にここにいたほうがいいような気がしてきたのよ」
マロンくんは不思議そうに、サファイアさんを見つめました。
「なんていうか、勘みたいなもの。
ここにいたら何かおきそうな気がしているの。それがなんだかわからないけれど」
「サファイアさんの勘がいい方向だといいなとぼくは思うよ」
マロンくんはにこやかに微笑みました。
「ではあたしたちも苺があるかどうか、ちょっと探しにいきましょうか?」
すると、どこからともなく、小さな話声が聞こえてきました。
耳のいいサファイアさんは、声を聞きつけました。
「何か聞こえない?」
マロンくんは首を横に振りました。
「どこかで誰かが話している....泣いているような声が聞こえるわ。」
耳に集中し、アンテナを立てるようにぐるぐると回ると、枯れた草原の遠くの方をサ
ファイアさんは指差しました。
「マロン、あっちから聞こえるみたい。いってみましょ」
「うん」
二匹は枯れた草原の中に飛び込みました。
10.
かすかな音はサファイアさんが指差した方向へ近付くと,
だんだんと声らしきものがマロンくんにも聞こえはじめました。
サファイアさんは、ゆっくりと進みながら、音の行方を確かめていきます。
「だいぶ近くなってきたかも」
サファイアさんは耳の神経を集中させながら歩き進めました。
「ぼくにも聞こえるようになったから、だいぶ近いかもね」
マロンくんはそっと枯れた苺草原をかきわけながら歩きます。
サファイアさんには、声のようなものがだんだんと何を話しているか聞こえるように
なりました。
「どうやら、何人かが固まって話しているような感じがする。なんの話かまではまだ
わからないんだけど...」
マロンくんもその声が複数であることがわかってきました。
そのときマロンくんは何かを思いつきました。
「そういえば、この苺の草原には妖精がたくさん住んでいる、って聞いたことがある
んだ。
その妖精たちは苺をずっと守っていて、おいしい苺は妖精たちのおかげなんだって。
だから...」
「妖精たちかもしれないのは十分にありえるかもね」
サファイアさんはマロンくんの話をどこかで聞いた覚えがありました。
だいぶ歩み進めたとき、声が一層大きく聞こえはじめました。
「....だから....なんだよ」
「で.....だ」
二匹は顔を見合わせました。
そして目の前に立ちふさがる大きな苺の実のもとをくぐりました。
11.
そこにいたのはマロンくんと比べると体が半分の大きさの、小さな妖精でした。
妖精たちは、小さく縮こまり、体を寄せ合っていました。
がさりと現れたマロンくんとサファイアさんを見た妖精たちは、足元へ駆け寄りまし
た。
「森の動物さん、お願いです。わたしたちを助けてください」
二匹は顔を見合わせました。
マロンくんとサファイアさんはじゃがみこみ妖精たちの話を聞くことにしました。
「わたしたちは、この苺の草原を守っているものです。
ここにいるのは6人-全員で7人でひとつの妖精となり、苺や草原の恵みを大切にして
きました。」
すると別の妖精が現れました。
「数ヶ月前のことです。
わたしたちの仲間のひとりが、熱で寝込んでしまいました。
よくあることなので、数日休めばいいだろう、と思っていたのですが、
そのものが元気になる前に、次の仲間が熱で寝込み、そしてまたひとりと....次々と
に寝込んでしまいました。
別の妖精がきました。
「わたしたちのたくわえである薬草で完治をすることができましたが、あと一人分だ
けどうしても足らなくなってしまったのです。」
さらに別の妖精が現れました。
「そこであなた方お願いがあります。
わたしたちはここの苺草原を枯葉で食い止めるのだけで精一杯です。
わたしたちの代わりに、熱をなおす薬草をとってきてもらえませんか?」
*続く*
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■ 編集後記
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第二号はいかがでしたでしょうか。
マロンくんは私のお手製テディベアよりアイディアが生まれました。
ちょっとドジでおちゃめなこぐまの男の子と、お友達の掛け合い、冒険する好奇心を楽しんでもらえるとうれしいです。
それでは次号でお会いしましょう♪
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発行 : 隔週(予定)
発行元 : 蔓庵(かずらあん)
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