情報処理試験プロジェクトマネージャの受験者必読!プロジェクトマネージャ試験に合格した筆者が、午後I試験の対応力を集中的に強化する方法を解説します!プロマネの基礎知識講座や、模擬試験などのコンテンツもあり情報満載です。
- 最新号:2008-09-29
- 発行周期:週刊
- 読んでる人:75人
- 創刊日:2008-04-09
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- コメント数 : 0
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- バックナンバー:全て公開
- 発行者サイト:あり
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情処プロマネ対策 午後I強化塾 Vol.6
発行日: 2008/5/19┌──────────────────────────────────
│●メールマガジンの趣旨
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情報処理技術者試験プロジェクトマネージャの、午後I試験(事例
問題)への対応力をつけるためのメルマガです。
過去問題の解説や、問題を解くための学習方法について掲載します。
また、プロマネの基礎知識や、筆者造作の模擬試験なども掲載しま
す。午後I試験の強化を重点テーマとして考えていますが、試験全
般に関する話題も取り上げていきます。
単なる受験対策ではなく、受験対策そのものを楽しんで行えるよう
にしたいと考えています。
2008年度 秋のプロマネ試験にむけて情報発信していきます。
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│●今回の目次
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(1)プロマネの実務適用事例講座
第2回 【解説編その1】過剰な要求から身を守れ!
(2)試験解答パターンの学習
【問題掲載】No.3、No.4を掲載
【解答掲載】No.1、No.2を掲載
(3)編集後記
〜仕事を面白くする、ということ〜
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●情報処理技術者試験プロジェクトマネージャの試験対策本!
コンセプトは【受験勉強しながら、実務に生かせる知識が身に付く本】
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試験に合格することだけを目的とするのではなく、受験勉強を通じてプ
ロジェクトマネジメントの体系的な理解と実務への適用を望む方に最適
の一冊!以下のような方は本書の読者像に最もマッチしています。
・プロジェクトマネジメントに興味があり、受験勉強を機に体系的な学
習をしたいと思っている方
・受験勉強中から、実務に生かせるような知識を獲得したいという方
・過去問題の解説だけのテキストでなく、プロマネの試験範囲を体系的
に理解したと考えている方
詳細はこちらから: http://pm.tlcm.jp/examRoom-text.html
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│(2)プロマネの実務適用事例講座
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│第 2回│【解説編その1】過剰な要求から身を守れ!
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本講座では、プロジェクトマネジメントの知識を実務に適用するた
めの考え方を、事例とその解説という形で掲載していきます。単に
ツールや手法の解説ではなく、プロジェクトマネジメントを実務に
適用するには、どんな考え方を用いれば良いのか、またそれによる
メリットは何なのかを解説したいと思います。
これによって、読者がプロマネを実務に適用するための手助けにな
れば幸いです。また、筆者の提示する解説は、あくまで参考例の1
つであるため、この事例解説をたたき台として、読者の方々との議
論ができれば、プロマネ理解のために貢献できるものと思います。
事例編と解説編に分けてお送りします。
今回は解説編です。
※本事例解説の内容や登場人物及び団体などは、すべてフィクショ
ンです。
●システムの性能改善における過剰な要求
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【解説編】
事例編では、車載装置の開発をしているA氏が、システムの性能向
上サブ・プロジェクトのリーダに抜擢されましたが、過剰な要求を
前に、作業が泥沼化(終わりの見えない作業をこなすこと)しそう
になっていました。
作業期間を延長せざる状態においては、スコープマネジメントの観
点から作業内容を整理して、サブ・プロジェクトを仕切り直すのが
常套手段です。
仕切り直す場合は、目先の作業を減らすなどして小手先の対応をし
ても効果は望めません。ここではまず、サブ・プロジェクトのゴー
ルを見直します。実際、事例ではサブ・プロジェクトのゴールさえ、
明確ではありませんでした。
A氏は、2週間という短期間のうちに、性能改善効果を発揮する実
装パターンを見つけ出そうと考えて作業計画を立てています。ただ
し、あまりに未知の作業であるため、確実に作業を完遂できるかわ
かりません。
そこで、サブ・プロジェクトのゴールを、「新技術が、即効性のあ
る改善施策となり得るかを判断する」ことに変更するのが、この場
合は適切だと考えられます。つまり、新技術を用いることで、すぐ
に改善効果が出るのか、それとも実装パターンを工夫して、それな
りに時間をかけないと改善効果が出ない施策なのかを判断するプロ
ジェクトにするということです。
このように、プロジェクトのスコープを縮小すると、人によっては
「何が何でも改善効果を出すことを求めるのがビジネスマンの姿勢
だ」とおっしゃる方がいるかもしれません。ただし、現実を踏まえ
てその先の展開を考えるほうがよっぽど計画的で、ビジネスマンに
求められる姿勢だと筆者は思います。
責任を持って作業を行うというのは、
自分にできる範囲を明確にし、それを達成する可能性を最大限に
引き上げる努力をすること
だと考えるからです。できもしないことを言って結局期限を守れな
いのは、大風呂敷を広げていることとなんら変わりありません。
実現できない可能性が高いことに期待をかけ続け、上位管理者へも
「この施策で改善できます」と報告してしまったが最後、プロジェ
クトは泥沼化します。
泥沼化してしまうと、当初期間内に完了しないのに加え、上からは
「いつまでに改善効果を出すんだ!」と言われ続けることになりま
す。本来、改善効果が出ることが確実ではない作業をしているため、
もう人海戦術による手当たりしだいの作業になってしまうでしょう。
こんな状態が、上位管理者にとっても担当者にとっても理想のはず
はありません。改善効果が簡単に出る施策なのかどうかを見極める
ことをゴールにするすれば、施策の不確実性が誰の目にも明らかに
なります。不確実性が伝われば、施策で効果が出ない場合の、次の
アクションも取りやすくなるのです。
サブ・プロジェクトのゴールが明確になったので、次に作業内容を
整理します。
今回ははここまでです。【解説編】の続きはは次回掲載します。
解説編をご覧になってどう感じましたでしょうか?解説編は1つの
ものの見方を示しているに過ぎません。皆様のご意見をお待ちして
います。
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│(2)試験解答パターンの学習
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過去問題を一問一答形式に編集し直して、短時間に解答を行うのが、
「試験解答パターンの学習」です。これは、過去問題を解くために
まとまった時間を確保しなくても良いように工夫した学習方法で、
繰り返し解くことで過去問題の出題傾向を体感的に理解できます。
問題と解答を繰り返し眺めるだけでも効果がありますので、これか
らプロマネの試験勉強を始めようとする初学者に適した学習方法で
もあります。
今回は、2つの問題と前回の問題の解答例を掲載します。今回掲載
した問題のヒントは、メルマガの末尾に掲載しています。ヒントを
見たくない人は注意してください。
【問題:No.3】
A社に、顧客であるB社からシステム開発の発注について打診があ
った。B社からは、要求機能のリストと概略が記述されたRFPが
提示された。しかし、要求内容の詳細について問い合わせても、
”社内でもまだ明確に仕様が固まっていない”という回答であった。
A社では、開発範囲や仕様などについて、前提条件を設けて設定し、
提案を行おうと考えた。この提案内容を検討していたC氏は、B社
のRFPでは、外部設計から結合テストまでを請負契約とすること
が要求されている点に着目し、このままでは外部設計での開発範囲
の決定に関連するリスクがあると考えた。
そのリスクに対応するため、前提となる開発範囲を明記し、更に提
案内容に外部設計終了時の条件を加えることにした。
B氏が追加した、外部設計終了時の条件とは何か?
【問題:No.4】
A社では、B社のシステム開発を請負うことになった。外部設計か
ら結合テストまでを請負契約として締結する予定である。
プロジェクトマネージャに任命されたC氏は、要求仕様についてB
社にヒアリングを行ったところ、”利用部門が多岐にわたっており、
また利用者によって要求はまちまちで明確になっていない”との回
答を得た。
C氏は、仕様決定を確実に行うため、B社に対して体制面の整備を
要求することにした。
C氏がB社に対して要求した内容とは何か?
前回の問題の解答例を示します。
解答の方向性が一致しており、主要なキーワードが盛り込まれてい
れば正解となります。すべての語句が一致している必要はありませ
ん。複数の解答例が記載されているものは、いずれの解答でも正解
であることを示しています。
【解答例:No.1】
【メリット】
・予算超過などの問題を週次で把握でき、タイムリな対応ができる
・予算超過のリスクに早期に対応できる
【問題点】
・アクティビティごとに予算集計ができていないこと
・プロジェクト単位での予算集計しかできていないこと
【解答例:No.2】
【リスク】
・仕様の確定が効率よくできず、進捗遅延するリスク
【対応するべきこと】
・要員の確保について上位管理者へ要請を行う
いかがでしたか?ご自身の解答と方向性は合っていましたでしょうか?
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│(3)編集後記
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最近、「仕事を面白くする」という内容の書籍を買いあさっていま
す。これは、
面白い仕事はない、仕事を面白くすることが必要
というような考え方に基づいています。
確かに私自身強く感じることですが、仕事がつまらない、情熱を注
げないという場合には、「仕事の内容」に視点が集中しています。
自分の望む仕事内容ではない、決まり切った作業で面白みがない、
雑用に近い仕事である、など、自分が「やらされ感」を抱いてしま
う仕事の場合は、面白みを感じないように思います。
ですが、前述の「仕事を面白くする」という前提に立てば、どんな
ささいな仕事でも、自分で工夫や仕事範囲を拡大することで、情熱
を注いで面白くできるということになります。
つまり、仕事の内容には関係なく、仕事そのものを面白くするとい
うことです。
先日、プロジェクトマネジメント学会の学会誌が手元に届いたので
すが、「やらされ感を持つ作業を改善」した取組内容が、論文とし
て掲載されていました。
そこでは、やらされ感を抱く仕事の種類の分類や、自分の考え方を
変えることによって、やらされ感を軽減し、仕事のストレスを削減
する試みが論述されています。
プロジェクト作業では、どうしてもチームで活動しなければならな
いため、すべての作業内容を自分で決定することはできません。あ
まり興味のない作業をしなければならないこともあるでしょう。
「したくない作業をしなければならい」と考えたときのストレスは
かなり大きいものです。恥ずかしながら私もいつも感じていて(笑)、
このストレスはキツイということを、本当に実感として理解してい
ます。
こうした場合でも「仕事を面白くする」という発想で臨めば、良い
効果を得ることができます。
ちなみに「面白い」という意味は人それぞれですが、私自身が「面
白い」と感じる仕事の定義を掲載してみます。もちろん、面白おか
しく騒いで仕事をすることとは次元が違いますのでご注意を(笑)。
1.知的好奇心を駆り立てられる仕事
2.仕事を完遂したことによって、自分が成長(新たな知識・ス
キルなどを手に入れること)したと感じられる仕事
3.自分の長期的な目標と同じ方向性を持っている仕事
これらのうち、最低でも1と2は満足したいと思っています。逆に
いえば、どんな仕事でも1と2を具体的に定義できるまで、仕事を
いろんな角度から眺めて目標設定しなければ、面白くならないこと
を示しています。
こうした発想で自身の仕事を眺めてみれば、自己成長の宝庫である
ことに気づけるはずです。
今回も最後までお読みくださってありがとうございました。
メルマガについてご意見・ご感想お待ちしていますのでお気軽にお
願いします。
(メルマガ筆者:佐藤)
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メールマガジン:情報処理試験プロマネ対策 午後I試験 強化塾
発行者:株式会社テレコムリサーチ 佐藤 創
〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央2-10-12 仙台マルセンビル601
TEL:022-225-8695 FAX:022-225-8665
サイト:http://pm.tlcm.jp/
ご意見・感想を募集しています。今後取り上げて欲しい内容など、
何でも良いのでお気軽にご意見して頂きたく思います。
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【試験解答パターンの学習 問題のヒント】
<問題No.3のヒント>
・問題文にある「外部設計での開発範囲の決定に関連するリスク」
とは何でしょうか?B社から”社内でもまだ明確に仕様が固まっ
ていない”と回答されたことがヒントです。
・RFPを作成する際に前提条件を設けたとあります。前述のリス
クが発生した場合、前提条件を守れますか?守れないなら、それ
に対する対策を、条件として盛り込んだと考えられます。
<問題No.4のヒント>
・お客様内の体制について要求を求めています。”利用部門が多岐
に渡っていて仕様がまとまらない”状態において、A社は効率的
にお客様内の要求仕様をまとめあげられるでしょうか?複数の利
用部門の代表者とヒアリングするのは、非常に骨の折れる作業に
なりそうです。それを打開するために、どんな体制について要求
すればよいでしょうか?
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