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大石英司の避難空港

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大石英司の避難空港

発行日: 2008/9/17

**
▲▽まだまだイケるぞニッポン!▽▲

 凄いですよね。ダウなんか戻しているんだもの。
 昨夜の報ステで、ゲストに呼ばれた木村剛氏が、面白い数字を上げていて、た
とえばサブプライム問題が表面化し始めたこの半年、実はアメリカ経済より日本
経済の落ち込みの方が遙かに激しい。

過去1年
アメリカの株価 15%しか落ちていない。
日本の株価   30%も落ちている。

米不動産投信価格 3割の落ち込み
日本       5割の落ち込み

過去半年の貸し出し状況(12〜6月)
米不動産貸し出し +1.9%
日本       −0.02%

米法人貸し出し  +5%
日本       −1.5%

 この半年ですら、実はアメリカは年率にすると、+4%近い不動産投資の伸び
を持っていた。対する日本では、すでに半年前から貸し渋りが起こっていた。

 木村氏弁「アーバンは600億の黒字を出していたにも拘わらず倒産した。貸
し渋りではなく貸し止まり。銀行が貸さない部分を貸していたのが、実はリーマ
ンなどの外資だった。そのラストリゾートが駄目になりつつある。もはや上場企
業のファイナンスが危なくなりつつある。アメリカの心配をしている場合じゃな
い。目の前にある日本の危機を見よ」

 株価の状況は確かにちょっと驚きますよね。ブラック・サンデーとか言われて
も、まだまだアメリカの株価の下げ幅は知れている。それが世界経済を揺るがす
のは、世界がそこに依存しきっているから。逆に日本の株価は、所詮外資と機関
投資家しかいないから、こんなに酷い下げ幅でも、どうにか日本経済は持ってい
る。
 日本の銀行の貸し渋りをどうするか? というのは、更に大きな問題なのです
が、逆に見れば、日本経済は、あのバブルを経験したから、ちょっとのことでも
すぐ水道の元栓を締める。逆にアメリカの場合は、バブルが弾けたと言っても、
まだなんとかなるだろうみたいな希望的観測があるから、資金は相変わらず流れ
続けて経済の落ち込みがこの程度で済んでいる。と言えなくもない。
 その辺りは、イギリスのバブル崩壊と似た部分があって、その楽観主義がどう
転ぶかですよね。日本のバブル崩壊の時は、民間も政府もコンビになって楽観し
て痛い眼に遭ったけれど、今回、少なくとも米政府は、日本よりスピーディに動
いていることが唯一の救いです。

※ まだまだイケるぞ、ニッポン(週刊朝日・現在発売号)

 という面白そうな企画があったので、久しぶりに週刊朝日を買ってみました。
特に興味深い三つのテーマをご紹介します。

*財政赤字1000兆円は単なる増税プロパガンダだ。高橋洋一(元内閣参事
官)

「政府が言う1千兆円は、粗債務であり、国際標準でいう純債務ではない。日本
政府は700兆円もの資産を持っており、これを粗債務から差し引くと、純債務
は300兆円になる。これをGDPで見れば60%前後。悪化しつつはあるが、
世界的には40%から50%なので、まだべらぼうな数字ではない。日本では中
央政府が金を持ちすぎている。国が資産を持っているとろくなことはない。埋蔵
金化して、それは役人の天下りの『安心システム』に使われるだけだ」

*団塊ジュニアが40代になる7年後にバブルが再来する 木下晃伸(経済アナ
リスト)

「総人口ではなく、『消費人口』を見るべき。日本の場合40代前半がこれに当
たり、団塊ジュニアが40代前半を迎えるのはまさにこれから。03年に800
万人を切って底を打った消費人口は、15年に980万人まで急増する。となる
と、日本経済は、今後7年は拡大し、景気は持ち直すどころかミニバブルが来て
も不思議ではない。日本経済のみにスポットを当てると、ファンダメンタルズは
上昇基調にある」

*少子化問題なんて存在しない「廃県置藩」で恐るるに足りず 内田樹(神戸女
学院文学部教授)

「江戸時代の300の藩に行政単位を戻す。藩ごとに固有の統治システムを持ち、
地域の特性に見合った等身大の政治をすれば良い。統治単位が小さければ、自分
たちの払った税金が何に使われ、誰の役に立っているのかが目に見える。北欧の
ような高負担高福祉を実現するためには、税金が目に見える形で費消されるとい
う、『サイズの条件』が不可欠になる」

 ↑この論考は、「なぜ少子化が起こるか?」、なぜそれが問題か? しかしそ
れは公務員から見た税収減の問題であって、納税者から見れば同じ事態を「多公
務員化」ということも出来る。行政をダウンサイジングすれば、「少子化問題」
は存在しない、という前説から始まるのですが、詳しくは週刊朝日を読んで下さ
い。
 他のテーマは、正直いまいちだったけれど。

※ 新教育の森:延滞増える奨学金 生ぬるい回収策 「日本学生支援機構」に
高まる批判
http://mainichi.jp/life/edu/news/20080915ddm004100008000c.html

>給与差し押さえ皆無

 解りました。踏み倒して構わないから、もっと借りてくれという宣伝ですね。

※ 航空自衛隊の“将軍様” 田母神幕僚長が贅沢な「燃料垂れ流し出張」 1泊
2日で100万円超か
http://news.livedoor.com/article/detail/3820600/

 私が計算すると、まずとてもこんな金額では燃料代が収まらないのですが……。
いずれにしても、空自で人が動く時には、普通に自前の飛行機が飛ぶわけで、佐
官ともなれば、ちょっくらT4で行ってくるわ、みたいな話は普通にあるでしょ
う。
 昔、雫石事故の教官だった幹部が退官する時だったかな、日本中から同期の幹
部が数十人、T33で築城か芦屋に集まって、それをしてアカピーが叩いたこと
がありましたよね。

※ 国籍不明艦の領海侵犯、中国外務省が日本政府に抗議
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080916-00000060-yom-soci

 これは大きく出ましたなぁ。

※ 新党日本・田中康夫代表くら替えも「私自身含めサプライズ」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080916-OYT1T00445.htm

 そういうのはサプライズとは言わんだろうが。

※ リチャード・クーさん 実際に飛んでいるように工夫を重ねたプラモデル撮

http://doraku.asahi.com/kiwameru/camera/080908.html

 ここまで凝っているとは知らなかった。

※ 前日の空虚重量68.3キロ

 火曜、天気が回復したのでフルコースで歩く。遂に5日間で100キロ歩いた
のに、これですよ。全然減らない所か戻してしまった。

* 算数の問題です。

「 128000秒は、( )時間と( )分です。」

 長男が持ち帰った算数の問題。こんな割り算は習っていない、とかは無し。親
も、こんな問題2年早いんじゃないの? という難しい設問がテストに一つ二つ
混ぜてあるわけです。
 漢字テストでもそうだけど、そういう、その学年ではまず習わない難問が必ず
潜り込んでいて、クラスの9割がそこだけ解けなくても、やっぱり正解する子供
はいるんですよね。塾云々じゃなく、好きな科目は授業内容に関係なく勉強して
いる。その度に、うちの息子は「こんなの習っていない!?」とブー垂れるわけで
すが、世間とはそういうもの。「でも正解した友達はいたんだろう? その子は
勉強していたってことじゃないか?」と諭す。
 この問題は、割り算の正当な方法を使うことなく、言ってみればトンチで解決
しなさいみたいなものだと思うのですが、どう解釈すれば良いのか解らない。私
はひとまず、1時間は360秒と考えて、そこから逆算して……、と思ったわけ
ですが、それも無理ですよね。これはどう教えるのが正解なのでしょうか。(6
0で割っていくと小数点以下になるので、分母自体は私の記憶違いかも知れませ
ん。桁は間違いない)

※ 有料版おまけ ひそひそ話

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