大石英司の避難空港
発行日時: 2008/5/7**
▲▽ロウズガリーの遭難▽▲
今日からしばらくタイマー更新になります。今日は連休明けだし、新聞休刊日
でもあるので、このニュース枯れのために取っておいたディスカバリーchから
のネタを書きます。
しかし、私の人生においてGWなんてのはほとんど何の意味を持ったことも無
かったけれど、こんなにもこの休みを恨めしく思い、休み明けを待ち望んだ年は
無かった(~_~;)。
一定の数の病人がそういう焦燥感でこの休み過ごし、その窮状を救うべく休日
返上で待機している医療関係者の皆様には感謝するばかりです。
※ ウェザー・エクストリーム
http://japan.discovery.com/episode/index.php?eid1=837765&eid2=000000
有料版メルマガのおまけで、私はスカパーのディスカバリーchで放映されて
いるサバイバルものをずっと紹介し続けているのですが、ここしばらくは、英国
SAS出身の冒険野郎がいろんな過酷な土地でサバイバルするという「サバイバ
ル・ゲーム」という番組を紹介していました(それ以前は今も繰り返し放送され
ている「絶体絶命の危機」に関して書いていた)。
ディスカバリーchには、ウェザー・エキストリームという番組があります。
これはその名の通り、お天気を巡る番組なのですが、プログラムの半分はサバイ
バル番組でして、これもそんな番組のひとつです。
コタキナバルと言えば、かつて日本海軍の一大拠点にもなった場所ですが、そ
の近くと言って良いんでしょうか、東南アジア最高の4100メートルの標高を
持つキナバル山が聳えています。ここには「ロウズガリー」と呼ばれる深さ16
00メートルの大渓谷がある。
つまり真上は高山植物、真下は熱帯性気候という過酷なロケーションです。
1994年、英国の10名からなる陸軍遠征隊がこの秘境への探検を試み、と
んでもない遭難事件に発展することになります。
ビデオカメラと十日分の食料、50メートルのロープという軽装で出発する。
隊の指揮を執るニール中佐は、1982年に訓練中この渓谷を初めて目にし、自
分の引退記念にぜひ「世界初」で踏破したいと思っていたらしい。
地図を見る限り、渓谷の長さはせいぜい10キロ。無線機も発煙筒も無し。中
佐の元部下である3人の香港人の素人が現地で合流、参加する。岩登りのプロは
たった一人。
そのただ一人の岩登りのスペシャリストは、ハーネスを使ったこともなければ
懸垂降下の経験すらない素人の参加に不安を覚えるが、指揮官の意見ははっきり
している。
「混成チームの誕生には満足していた。それぞれ年齢、能力、専門分野が異なり、
経験も違う。素人3人の参加にも意義がある。技術を次世代に引き継がなければ
組織に未来は無いからだ」
これはこれで、植民地経営のノウハウを持つ英国紳士流の哲学ですよね。
冒険はほんの数時間で苦難に直面する。素人の香港人、体力の無い隊員たちが、
まず必要な頂上アタックに遅れ始める。隊長自身も体調を崩し、先発隊5名に
ルート開拓させることになる。
先発隊は降下を開始するが、しかし当然、たった50メートルぽっちのロープ
ではどうにもならない現実をすぐ思い知ることになる。
アホです。この人たち(~_~;)。実際にはたぶん20メートルロープを2本から
3本持っていたんだろうけれど、私の少ない経験に照らしても、この人数とこの
距離で必要なロープは、たぶん20メートル・ロープを最小携行で12本です。
たぶん20本は必要だと思う。当然何本かは置いていくしかない場面も出てくる
でしょうから。
先発隊が底に降りる前の時点で、すでに食料は4日分しか無い。しかも本隊は
斜面の途中に取り残されたまま。明かな計画ミス。先発隊は「続行は不可能だ」
と判断し、無線機が無いから本隊へとわざわざ戻って中止を進言するけれども、
中佐は続行を命令。本隊のスピードは、先発隊の半分以下でしかない。
先発隊はようやく川床に到着。だが早々に新たな問題が。雨が降ってくる!?
もう本当にこの人たち、救いようのないバカ揃いです。われわれみたいに山岳
地帯&高温湿潤な地域で暮らす人間には、雨が降れば何が起こるかは代々集落の
経験則として身に付いているけれど、平野部が多いジョンブルにはそんな経験は
無いんですね。
乾期なのに大量の霧が崖にぶち当たって、これまた大量の雨となって渓谷地帯
に流れ込む。「滝のようだった。足首ほどの水位が10分後には膝まで上がって
くる」
上に取り残された本隊も、まさに滝の中に孤立。身動きが取れなくなる。
ここで本隊は下降を断念、ビバークへと切り替える。小石を並べてSOSの文
字を作り、救援隊を待つことに。先発隊は渓谷の踏破を試みるが、ジャングル・
キャノピーに前進を阻まれ、時には激流に身を任せることに。密林地帯を抜け出
すも、テントを張るスペースすら無い。やがて前進中に、5人いた隊員がバラバ
ラになってしまう。名も分からない果実を食べて酷い食あたりを起こした隊員も。
だが彼らは、17日後、集落へ通じる橋に辿り着いて救出される。はぐれた隊員
も無事、同じ集落に辿り着いていた。
残る問題は、中腹に取り残された5人。指揮を執る中佐少佐に香港人3名。捜
索ヘリは霧のために一日2時間しか捜索出来ない、霧のせいで谷底も見えない。
隊員は1日辺りキャンディ1個と咳止めドロップ2、3個で耐え凌ぐ。ビデオ
が残っているけれど、もう香港人は骨と皮状態。
やがて本国から、イギリス空軍の精鋭山岳救助隊が出動する。ベテラン・クラ
イマー16人がボルネオへと飛ぶ。「まるで地獄のようだった。すぐ帰りたかっ
たが、仲間のために前進した」だが捜索9日目、何の成果も無いまま、彼ら自身
の安全のために、陸上からの捜索活動は中止を余儀なくされる。
一方生存者たちには、川の音が煩くてヘリの音も全く聞こえない。マレーシア
軍はヘリ(写っていたのはシーキング・タイプ)での捜索を続行するが、谷底か
らの上昇気流が激しくて低空飛行が出来ない。
だがとうとう31日目、ヘリのパイロットは「SOS」の文字を発見、5人は
無事救出される。
救出された時には、隊員は体重の2割を喪失していた(次は俺も参加させてく
れ!)。
この番組では、つい先日、マッキンリーで遭難した英国陸軍隊という特集も放
送したのですが、彼らはここでも無線機を持っていないんですよ。たぶん、計画
ミスというより、英国陸軍探検隊の伝統なのでしょうね。探検というからには、
助けは呼ばない、まず退路を断つことから始める、という。だからわざと無線機
は持たない。
この遭難事件の教訓は、まず計画策定に、岩登りのベテランが一人も加わって
いないんですよね。そもそも、せめて頂上までは荷物を担ぐポーター隊を編成す
べきだった。唯一の経験者は、あくまでも下士官扱いで、登山計画を練るメン
バーでは無かったし、指揮した中佐と少佐の二人もあまりにも未経験で準備不足
だった。
* URLを貼ろうと「ウェザーエキストリーム」でググッていたら、
なぜか【週刊金曜日】大石英司スレッドPART6【民主党】
こんなのが引っ掛かったんだがw。いやしばらく前に書いたメルマガ・ネタを
持ち出してコピペした奴が居たらしい。お前らまだやっていたのか!?。てかタイ
トルに俺の固有名詞を入れちゃ削除対象になるのじゃないのかあ。別に「週金」
と「民主党」は一向に構わんが。ちなみに次のスレタイは【実家と絶縁】大石英
司スレッドPART7【小姑戦争勃発】とかどうよ。あと、ネタの持ち出しは節度を
持ってな。
これが不思議なことに、日垣先生や勝つぁんスレでは、ご本人のメルマガをコ
ピペする人はほとんどいないんですよね。てかこっちが不思議に思うくらいみん
なお行儀が良い。でも私のスレでは、ごく当たり前にコピペするんだよね(~_~;)。
いやま、節度を持ってくれりゃそこいらへんはあうんの呼吸でオッケーよ、とこ
ちらも了解しているわけではあるけれども。
* 所で有料版のメルマガは、月の途中で契約しても、その日以前の発行分が
ダーと送信されるみたいですね。だからあまり月初めの契約を意識する必要は無
いみたいです。
※ 自衛官ら少年5人、仲間逃がそうと警官に暴行
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080506-OYT1T00442.htm
すわ! 平成版ゴーストップ事件か!? と思った年寄りは私だけだろうな。
※ オフィス「置き菓子」参入続々 仕事の息抜きに商機
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080506-00000002-fsi-bus_all
これがさ、いや私も小さな編集部とか出入りしてましたから、この手の福利
サービスって憧れでしたよね(~_~;)。自分が好きなおやつを会社の経費にせよ積
み立てにせよ、職場に置いて、同僚に「これ美味いよ」とか言わせてみたいじゃ
ないですか。
※ トマトベリー人気じわり=種苗会社が開発、世界注目−埼玉
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/agriculture/
実は私もこれが今年のトレンドだな、と思って、苗を何本か育てている所なん
ですよ。種から。これが本当に目を出さなかった。もう駄目だろうと、諦め掛け
た頃やっと芽を出した。一ヶ月なんてものじゃ無かったですよ。2ヶ月くらい芽
が出るまで掛かった。
※ 【トレンド】殺虫剤なのに「フルコース」「プレミアム」…“ユニーク系殺
虫剤”が相次ぐ理由
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080503-00000017-nkbp_tren-ind
>、「アースガーデン野菜と花を水あめで守るスプレー(あめんこスプレー)」
のように、水あめで、野菜や花をアブラムシやうどんこ病から守る製品<
メモしとこう。所で、最近探している野菜があるんですよ。日当たりが悪くて
もそこそこ育つ作物……。しそとか日当たりの悪い場所に移動しても大丈夫でし
ょうか。というのは、南向きのベランダが鉢植えで狭くなって置き場所が無くな
りつつあって、一方北東向きにも狭いベランダがあるんですよ。エアコンの室外
機があって、置き場所は限られるんですけれども、朝陽が当たる程度で育つ作物
があれば助かるんだけどなぁ……、と思っているんですが。ネギなんかも意外と
大丈夫そうですよね。
※ 前日の空虚重量 74.0キロ
抗生物質がやっと効いてくれたらしくて、これを書いている火曜深夜時点では、
痛みはほとんど無くなりました。腫れはまだちょっと小さくなったという程度で
すが。
それで、今回の原因ですが。治療ミスの可能性ですが、これはあるかも知れな
い。たとえば治療中の歯にはまだ根が残っているので、その治療が影響した可能
性はあるだろうし、私が今の歯の治療に取りかかってもらう時にちょっと疑問に
感じたのは、「半年経ったら、またレントゲンを撮って、その時点で判断しまし
ょう」ということだったのに、結局その左側は、半年前に撮ったままの写真で、
「怪しいとしたらこれでしょうね……」、という形で、銀の冠を外したら、「や
っぱり悪化していますねぇ……」、ということだった。優先すべきは実はその前
の瀬戸物を被せた歯だったんだけど、レントゲンを撮らなかったものだから気付
かなかった可能性はある。ただそれにしても、ここまで悪化していれば、叩くだ
けでどれが酷いか分かるのでは? という疑問もありますが、それも無かったん
ですよね。あの時それをやって貰っていれば、優先すべきはその前の歯だと分か
ったかも知れない。
* そもそも最近のハードな運動が原因ではないのか? これも、正直あるかも
知れない(~_~;)。体重の減り具合とか考えると、私自身は、そんなにハードなダ
イエットをしているつもりは無いんです。川崎往復の朝は、もうかなり酷い状況
でしたからこれは関係ないし。
ただ、身体というのは、自覚症状より先に、免疫反応の低下等で危険信号を出
したりするので、これが通常の体力だったら、せいぜいただ痛い、という程度で
収まってウイルスの増殖は防げていた可能性はあるだろうな、とは思っています。
* 夜に入ってから酷い水下痢。仕舞いには家族が寝た後、トイレット・ペー
パーが勿体ないと判断し、雑誌を持って30分くらい籠もっていた。糖尿病の薬
を飲み始めてから、一週間に2日くらいこういう日があるんですよね。ちょっと
勤め人には辛い薬ですね。
※ メルマガ有料版おまけ SSはあんなヘマはしない
スパchのウェスト・ウイングで、大統領の娘のゾーイが、ナイトクラブから
拉致誘拐される話を先週からやっているんですけれど、守っていたシークレッ
ト・サービスが一人殉職するんですよ。そんなことあり得ないだろう。
引退した元大統領ならともかく、現職大統領の娘の警護に当たっているSS警
護官が単独で警護対象をエスコートするなんてことがたとえ夜だろうが、トイレ
だろうがあろうはずもない。
それで、これがシーズン4のフィナーレで、しかも嫌らしいことにクリフハン
ガーなんですよね。仕方ないから解決編まで粗筋をググってしまいました(~_~;)。
※ Sci Fi のいい加減さ
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