環境保護 微生物が地球を救う |
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「6月19日の読売新聞朝刊で、連載「食ショック第3部」が始まりました。テーマは「飽食と大量廃棄」。食糧不足が国際社会の緊急課題と なる中、世界最大の食料輸入国である日本では、食品が惜しげもなく捨てられる現実があります」
「京大環境保全センターが、京都市内で約五 〇所帯、約100袋の家庭ごみを調べた所、ほぼ手つかずの食品が大量に見つかった。」
そして「食品の25%が無駄に」なっている現状を報じています。
いよいよ来る所まで来たと言う感じです。
わが国の自給率39%ですから、廃棄食品の多分ほとんどの食品が輸入品とすると、すごいことになります。食べ残しや期限切れなどの食材の廃棄を半分に減らすだけでいわゆる自給率は50%を超えます。(単純計算)そして最後に読売新聞は「農水省の推計では、家庭や企業から、充分に食べられるのに廃棄される国内の食料品は年間6000万トンに達する。これは西アフリカにある貧困国マリの年間食糧消費量の1.6倍に匹敵する。」と結んでいます。
この現象は、前回取り上げました循環社会を急ぐ必要があるとのことと大変関連します。世界は、どんな貧困国も少しでも豊かにと努力しています。中国、インドの発展とそれらの国の食消費が急激で、周辺国のタイなど米の価格協定(オペックのような)への動きすら始まり、輸出食品の価格高騰が加速されるのが確実です。そんな中「食品の25%が無駄に」など出来る訳がありません。いよいよ自給がいやおうなく重要課題として襲ってまいります。
「最も南端にある中華街への入り口、極彩色の「朱雀門」のすぐそばに、ミニストップ横浜中華街店(横浜市中区)はある。午前10時過ぎ、店員の荒坂真己子さんは、食品棚の弁当やパンなどを、次々とカゴに入れ始めた。ラベルに印刷された「消費期限」を確認し、それより前に設定されている「販売期限」切れの商品を対象に、1日3回行う回収作業だ。「食べ物を捨てるのは『もったいない』と、どうしても思ってしまうんですよね…」
要するに中華街の生ゴミが豚の飼料に再生され再び中華街の食品棚に戻ることを紹介した記事です。
筆者は数年前、横浜中華街の廃棄物収集業者さんがある微生物の液体を食品廃棄物(生ゴミ)にかけ腐敗を防ぎ、豚のえさとして与える実験場を見学したことがあります、そしてその業者さんは翌年いは500頭の豚を飼育、横浜中華街のお店に戻していることも聞きました。プロの目で見ても質の高いお肉だったそうです。
さて今回この記事をご紹介したのは、飽食の影で、しかし着々と循環社会が形成され始めていることを知っていただきたいからです。何度も取り上げました、すでに生ゴミリサイクルは経済的に成り立つ事業になりつつあること、それを先行して実行している企業は自給率にも貢献し、なおかつ利益を生み出している事実があります。
これだけリサイクル化の進んだ地域でも、消費者は「生ゴミが飼料(エコフィード)になっていると購入したいと思わない人が21%もいたとの調査結果があり、商品表示が出来ないともありました。
飽食と潔癖現在の日本人は「もったいない」と言いながら矛盾した行動に走る。
食品残渣を出す業界、それを再生する業界は消費者啓蒙も仕事なのです。
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