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【知恵の杖】2008/09/19号 【ビジネスは個売業】

発行日: 2008/9/19






━○○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■
■当メルマガは、

社会に存在する知識と思考を、知恵という資産に変え、
読者の皆さんと共有するための「考える」メールマガジンです。


何気ない日常から知恵は生み出され、
それは常に私達を力強く支えてくれます。
難局を切り開くきっかけは、常に知恵にあります。


「知識の時代」から「知恵の時代」へ。
常に頭を動かし続ける皆様のために配信させていただきます。

皆様の生活やビジネスの現場において、お役にてると、嬉しいです。

■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○○━


判例の日本語。

山口です。



判例はわざと分かりにくく書かれている。

判例を読むと、「分かりにくいな」と常に思います。
職業柄、判例を調べることもありますので、あの日本語には
少し参っています。

法学部出身の方でしたら、あの面倒さはお分かりになるかと思います。


ある弁護士さんが言うには、裁判官修習(司法修習の内容の一つ)
の時には、「文と文を繋いで繋いで書け」と教わるそうです。

普通だと、分かりやすくするために、文と文を、読点「、」や
句点「。」で短く区切りながら文章を書くものです。

しかし、裁判官修習では、その逆を教わるとのこと。

具体的には、句点をなるべく使わず、読点を使って、ベターッと
後ろに長い文を作るようです。

このような書き方をすると、主語と述語を対応させたり、修飾語
と被修飾語を対応させたりする時に、結構、難があります。


裁判官は、判例というものを一般人には読んで欲しくない
のかもしれませんね。
(全ての裁判官がそう思っているわけではないでしょうが)

難しくても、せめて読みやすいものにして欲しいですよね。


「開かれた司法」というのはもう少し先なのかもしれません。




それでは、【本日の一考】をどうぞ。

┏━【本日の一考】━━━━━━━━━━■■━━━━━━┓
■┓
┗┛ビジネスは個売業。
┗━━━━━━━■■━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


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●個人を売る商売。



「こうりぎょう」というと、「小売業」という文字が充てられる
のが通常ですが、今回はその文字を捩(もじ)って、「個売業」
という言葉にしてみました。

とは言っても、自分で作った言葉ではありませんが。


この言葉は、『失礼ながら、その売り方では物は売れません』(http://tinyurl.com/3vjgzq)という林文子さんの著書
にて知ったものです。

著書の中では、「営業は個売業」と指摘されていましたが、
なるほどと思いました。


営業に限らず、モノやサービスを扱うと、どうしても個人を売る
場面というのが出てきますね。




●個人版IR。


IRというと、インベスター・リレーションズ(IR:Investor Relations)
が頭に浮かびます。

IRとは、企業が投資家に向けて経営状況や財務状況、業績動向に
関する情報を発信する活動をいいます(wikipediaより)。

一般には、IRは企業のためのものという意識が強いですね。
とりわけ、上場企業にとっては必須のものです。

他人から資金を受けて事業をするのですから、情報開示をせよ、
ということなのでしょう。



しかし、企業だけでなく、個人でもIR活動をする場面というのは、
あると思うのです。


・会社での新規事業のプレゼン。
・新規顧客開拓での顧客へのアプローチ。
・上司が部下を教育する。
・学校の先生が生徒に学問を教える。
・結婚のプロポーズ(笑)。


などなど。これら全てが個人にとってのIRといえるでしょう。
結婚のプロポーズなどは非常に重要なIRです(笑)。


我々が特に意識しなくても、日常生活でも仕事でも、普通に行なっている
ことではないかと思うのです。


「コミュニケーション=IR」と言っても良いぐらいです。

このメルマガもIRです(私はそう思っています(汗;))。




●会社から買っているのではなく、個人から買っている。



どこかの会社と取引する時には、その会社と付き合っているというよりも、
担当者である「その人」と付き合っているという感覚が強はず。

取引先の人と話し合いをする時でも、あくまでその人と話しているわけで、
取引先の会社と話しているわけではありません。


法人も煎じ詰めれば、個人の集合ですから、最終的には個人同士の
取引になるわけですね。



別の例で言うならば、「家を買うなら、武本さん(架空の人物です)だね」
みたいなものです。

武本さんがどこかの不動産屋に勤めていても、その不動産屋から家を買う
人は、担当者である武本さんから買っているという意識を持つでしょう。

蛇足ですが、高い買い物ほど担当者さんとの関係が深くなるようです。

一方、コンビニだと、担当者さんなどいませんし、店員さんと関係が深く
なるということはあまり無いはず。




■「都道府県知事と言えば?」と聞かれれば、皆さんは誰を答えるで
しょうか。


ほとんどの人は、宮崎県の東国原知事や大阪府の橋本知事が頭に浮かぶ
はず。

また、東京都の石原知事を思い浮かべる人も多いかもしれませんね。

この方々は、まさに、個人が売れている人達の代表です。




●営業と結婚は似ている。


自分が売れていると、営業はうまくいくもの。

しかし、自分の人となりが売れていないにもかかわらず、
モノやサービスを売ろうとすると、途端に拒否される。


見ず知らずの人に、いきなり「結婚してください!」と言われれば、
誰でも引きますね(笑)。

女性ではなく男性でも警戒します。


その点では、営業は結婚に似ているとも思えます。


よく知らない人とは結婚しないのと同じように、
よく知らない人からはモノやサービスを買わないのが人間です。


「自分売り⇒モノ・サービス売り」という順番がミソなんですね。


十分な下準備が必要です。特に結婚には(笑)。




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■■■終わり■■■

本日もメルマガを読んでいただきありがとうございます。

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次回の配信は、9月21日(日)です。


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