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『突撃!ハウスメーカーレポート』 ヘーベルハウス<前編>

発行日: 2008/2/1

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今回のハウスメーカー

◆◇ ヘーベルハウス<前編> ◇◆

  家づくりコンシェルジェの高田です。
  実は、今回取り上げようと思っていたのは「積水ハウス」でした。

 ナンと言っても業界No.1の会社ですから、
 真っ先に取り上げようと思ったのでした。

 そこで、モデルハウスに行ったのですが、
 出てきた営業マンにガッカリさせられました。
 私の質問に対し、まともに返答する事が全くできないのです。

 聞いてみると、その営業マンは入社6年目とか‥‥
 え〜っ、入社6年目???? これで!
 入社1〜2年目と言うのであれば仕方ないかと思うのですが、
 なんとも頼りない‥‥‥。

 彼はこれまでの6年間、何棟受注できたのだろうか?
 
 私が施主であれば、
 彼には絶対に家の建築を頼みたいとは思いません。
 正直言って、彼には住宅営業の仕事は無理です。

 そんな訳で、全く取材になりませんでした。
 「積水ハウス」については、後日、改めて取材することにして、
 今回は急きょ「ヘーベルハウス」を取り上げます。

 でも以前、別の積水ハウスモデルハウスでお話した営業マンも、
 すごく頼りなかった事を思い出しました。
 ただ、その時の彼は入社3年目との事だったので、
 仕方ないかも知れませんが、まさか、積水ハウスの営業マンって
 皆こんなんだろうかと思ってしまいました。


◆◇MENU◇◆

 ■へーベルハウスの会社概要

 ■ヘーベルハウスの特長

 ■ヘーベルハウスの歴史

 ■ヘーベルハウスの営業スタイル


———————————————————————————————
◇家を建てる方必見! 家づくりに役立つ小冊子
  私、家づくりコンシェルジェの高田公雄が書き下ろした傑作!

 小冊子販売サイトのWARAZONで、人気ランキング1位に輝きました。

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『悲劇!自然素材で建てた不健康住宅
 — 安全・快適 本物の健康住宅はこれだ!』

【内容概略】
 自然素材を使って家を建てれば健康に暮らせるのでしょうか? 
 実は、化学物質をなくしても、
 喘息やアトピーはよくならないのです。
 ハウスメーカーや工務店、建築士のほとんどが、
 この重大なことを分かっていません。
 もし、あなたが健康な住まいをお望みなら、
 このことを知らずに家を建ててはいけません。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 
『もうこれでだまされない!
 — 夢のマイホームに仕掛けられた落とし穴』

【内容概略】
 この小冊子を住宅業界の人が見たら、目を覆いたくなるでしょう。
 私は10年以上、工務店で営業から設計、積算、現場監督と、
 家作りに関する全てにたずさわってきました。
 そんな私だからこそ知っている住宅業界のウラ側を暴露しました。
 もし、あなたがこれから家を建てようと思っているのでしたら、
 この小冊子が住宅会社選びに大きく役立ちます。



これらの小冊子の中身を一部公開しています。
ご覧になりたい方は次のURLにアクセスしてくださ。
 ⇒ http://hmk-polaris.hp.infoseek.co.jp


↓これより本編↓
※‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ヘーベルハウスの会社概要 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥※

会社設立 
  1972年11月 
営業地域 
  関東、東海中部、近畿、中国、四国、九州 
資本金 
  32.5億円 
売上げ高 
  4,045億円/2006年度 
シェア 
  6位/2002年売上げシェア
年間着工棟数
  戸建:10,806棟/2006年度
  集合:3,358棟/2006年度
従業員数
  3,675名(2006年8月1日現在) 
取扱工法 
  重量鉄骨造
坪単価の目安(建物本体の引渡し価格)
  70〜80万円
会社ホームページ
  http://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/

※‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ヘーベルハウスの特長
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥※

とにかく地震に強い丈夫な家を建てたい人には最適です。

また、テレビコマーシャルでも謳っているロングライフ住宅は、
何がロングライフなんだと思っていましたが、
営業マンからの説明を聞いて納得しました。

構造や、壁、屋上の防水は、30年間ほぼノーメンテでいけるようです。
最近はどのハウスメーカーも10年毎に点検を受け、補修すべき箇所を
補修しないと、保証が受けられません。

まず、外壁のコーキングは10年すると著しく劣化します。
ですから、10年毎にその補修のために費用が発生します。
その費用は、大手ハウスメーカーであれば3〜50万円ほど掛かります。

ヘーベルハウスであれば、その費用は30年間発生しないという訳です。


提案力という面では、ライバルの積水や住友より
やや立ち遅れているかなという感じはします。

ただ、これは有名な話ですが、
阪神大震災の際に、どこのハウスメーカーよりも先駆けて、
全国の社員を神戸に集結させ、
OBのお客さんの家を1棟1棟、回って歩いたそうです。

応対していただいた営業マンの話では
「当社が積水さんや住友さんよりも先に、
アフターフォローのシステムを作りました。」とのこと。


家は高いけれど、丈夫で長持ち、後々の面倒見が良い
というのが売りのようですね。


※‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ヘーベルハウスの歴史
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥※

旭化成のルーツは、戦前、東洋一の総合化学会社であった、
日本窒素肥料(株)です。
日窒コンツェルンと呼ばれ、有力な財閥の1つでした。

しかし戦後、GHQの財閥解体により「旭化成」と「チッソ」に
分断され、日本窒素の有志が集まり立上げたのが「積水化学」でした。

解体後、旭化成は「サランラップ」が爆発的な大ヒット商品となり、
その名を一躍有名にしました。

1960年代になり、高度成長期の日本は、都市部において
深刻な住宅不足の状況でした。
そのため、建築業界はかつてない活況を呈していました。

ちょうどその頃、旭化成は建材事業への参入を果たすため、
旧西ドイツの「ヘーベルガスベトン社」と
発砲コンクリート「ヘーベル」のライセンス契約をし、
日本での製造と販売を開始したのですが、
まさにこれがヘーベルハウスの始まりだったのです。

その後、このヘーベルと鉄骨造を組合わせた、住宅の開発に着手して、
1972年、ついに「ヘーベルハウス」が誕生しました。
これ以降、「ヘーベルハウス」はヘーベルと鉄骨造という組合せを
一貫して今日まで至っています。


誕生して間もなく、ヘーベルハウスは、住宅業界に革新的な考え方を
もたらしました。
それは1975年に発表された「二世帯住宅」です。

今でこそ、当たり前となった「二世帯住宅」という考え方ですが、
当時は、一つ屋根の下で、親世帯と子世帯が別れて暮らすなどという
概念はありませんでした。

もし、ヘーベルハウスが無ければ、「二世帯住宅」という言葉も、
その考え方も、存在する事は無かったといって間違いありません。


ところで、ヘーベルハウスのイメージキャラクターの「ヘーベル君」
ですが、1985年に初めてCMに登場しました。
「ハ〜イ!」と癒し系の声で挨拶してくれる、あのキャラです。

「ヘーベル君」はちょうどその頃に発売された、
「ヘーベルハウスキュービック」がモデルとなっています。


さて、ヘーベルハウスと言って忘れられないのが、象のCMです。
1993年に放映された「フレックス3」のTVCMが一躍話題となりました。

「ヘーベルハウスなら屋上で象が飼えます」と言って、
本当にモデルハウスの屋上に本物のゾウを乗せてしまいました。
当時増えつつあった木造3階建てとの強度の違いを
リアルに表現するためのものでした。

撮影はかなり大変だったようで、、愛知県豊橋市の展示場を使って、
体重2トンものゾウを檻ごとクレーンで吊り上げ、
架台と鉄板を敷いた上に足かせ付きで乗せ、
3日間掛けてやっと撮影できたようです。

このCMにより「屋上でゾウが飼えるヘーベルハウスの3階建て」
のイメージが定着しました。
象の大型バルーンはヘーベルハウスのシンボル的存在となり、
そのバルーンを見れば、何棟ものモデルハウスが建ち並ぶ
住宅展示場で、一目でヘーベルハウスと分かります。


※‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■営業スタイル
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥※

私に対応してくれた営業マンは、とても誠実そうで、好印象でした。

過去にも何名か、ヘーベルハウスの営業マンと接した事がありますが、
社員教育がしっかりしているナぁ〜と感じます。

どの営業マンもとても紳士的で、他社の悪口は、まず言いません。
しかし、積水ハウスに対してだけは別のようです。
ライバル視していて、目の敵にしているように感じます。

ルーツが同じ日本窒素なので、すごく意識しているのでしょう。

ほとんどの展示場には、ヘーベルハウスの重量鉄骨と他の工法の
違いを見せるために、構造の断面を見せた模型が置いてあります。

ヘーベルハウスの構造模型の横には、
必ず軽量鉄骨のプレハブ造の模型が置いてあります。

そのプレハブ造の模型は、どう見ても積水ハウスのものです。
これを隣り合わせで見比べると、積水よりヘーベルの方が、
頑丈そうで良いな‥‥、というように映ります。

そこで、思ったのですが、
ヘーベルハウスで住宅の建築を検討されるのであれば、
対抗馬として、積水ハウスと競合させる事をお奨めします。
気合の入り方が違ってくるでしょうし、
普段はなかなか値引きしないヘーベルハウスですが、
かなり奮発した価格提示が期待できるかも知れません。


ところで、ヘーベルハウスの営業スタイルは分業化されていて、
営業マンは契約の段階までは主の窓口となりますが、それ以降は、
設計段階では設計士が、
詳細仕様決定の段階ではインテリアコーディネーターが、
着工して以降は工務担当者が、それぞれ窓口になります。

実際、私がモデルハウスにお邪魔した時には、
1階の和室では、設計士と施主が打合せをしていました。
3階のサンプルルームでは、
コーディネーターと施主が打合せをしていました。


最後に、
ヘーベルハウスの営業マンで、特筆すべきは、
とにかく自社の商品に対しての絶対的自信を持っています。
そして、自社の商品に対してよく勉強していて、商品知識が豊富です。

そういった姿勢が誠実な印象につながるのではないかと思われます。


※‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇ 編集後記 ◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥※

今回お邪魔した取材に行ったのは、京都五条展示場です。
初めに積水ハウスの営業マンにガッカリさせられた後だったので、
へーベルハウスでのテキパキとした受け答えに、
とても好感が持てました。

これから家を建てようとする方には、
営業マンの印象が、ものすごく大きく影響を与えると痛感しました。
今回もし、私が客の立場であれば、
積水ハウスでは絶対に家を建てないでしょう。

私も以前、住宅営業をしていましたので、
はたして私は、お客さんたちにどのように映っていたんでしょうね。

さて、次回はヘーベルハウスを更に細かく分析します。
前号で、ものすごく反響をいただいた、主婦の目チェックもあります。
ご期待ください。

 
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