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クロスと室内温度の関係

発行日: 2008/7/13

  こんにちは。河内 保明(こうち やすあき)です。暑い日中が続
 いています。季節は夏。私は苦手ですね〜。

  そして、夏とクロスの関係といえば、急激な温度変化によるジョ
 イント(クロスの継ぎ目)の開き問題です。

  今のような季節は、温室効果でお部屋内部の温度は急激に上昇し
 ます。上昇をふせぐには、窓を開けて空気の入れ替えを行なえばよ
 いのですが、どの建築現場にも作業終了時の戸締りが義務づけられ
 ており、毎日窓を閉め切ることになります。

  新築の場合ですと、カーテンすらありませんので、毎日それこそ
 サウナ住宅になります。本当に暑いです。そして、このはげしい気
 温の変化こそ、クロスのジョイントが開く理由でもあります。

  基本的にクロスは糊で接着させるため、施工直後はまだ湿ってい
 ます。数日から一週間かけて、徐々に乾燥していきます。

  障子紙(しょうじがみ)と同じですね。貼った直後は糊で湿って
 おり、その後、乾燥すると見事に紙は突っ張っています。

  それと同じく、クロスも乾燥していくにつれ、互いに突っ張りあ
 います。その工程で、切れ目であるジョイント部分が開くことがあ
 ります。

  ゆっくりと陰干しとまではいきませんが、施工時と同じ室温で乾
 燥させることがのぞましいですね。急激な温度変化はクロスの伸縮
 をはやめてしまい、大きなスキマを生む結果になります。

  これは、逆の気温の変化でも同じことになります。暑い室内で作
 業を行なった直後、冷房で急激に室内温度をさげると、伸縮をはや
 めてしまい、やはり大きなジョイントのスキマができます。

  対策としては、急激な気温の変化が起こらないようにするのがベ
 ストなのですが、新築住宅の場合はそうはいきません。

  その場合、窓に暗幕をするか、暑い室内温度のまま、もしくは冷
 房(暖房)がかかった状態で作業を行なうか、です。

  とにかく、急激な室内温度変化を避け、乾燥時の気温と作業時の
 気温が同じくらいであれば、クロスはゆっくりと乾燥していきます
 ので、そのような配慮が必要ですね。そう考えると、クロスは以外
 にもデリケートなんですね。

  まあ、なにあともあれ、冷房がかかったお部屋で作業をするのが
 一番ですね(笑)

                          河内 保明

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