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日刊賃貸住宅ニュース

発行日: 2008/6/18

━━【 日刊賃貸住宅ニュース 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008.6.18     No.178(月〜金日発行)              発行:PMG
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 ◆ 本日のニュース:
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 ■「消費者庁」設置
 
  消費者保護の立場から議論されてきた「消費者庁」(仮称)設置の
 骨格が固まり、具体化に向け動き出しました。
 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/shouhisha/dai8/8gijisidai.html
 
  6月13日の「消費者行政推進会議」で最終報告がまとめられ、詳
 細な調整に入ります。
 
  消費者庁が担う機能として大きく次の3点が打ち出されています。
 
 ・内閣府の外局として「消費者庁」を設置。消費者行政担当大臣を
  置くことを明記。
 ・強力な総合調整権限、勧告権、幅広い企画立案機能や充実した調
  査・分析機能を付与。
 ・各省庁の縦割りを超えて幅広い分野を対象に、新法を企画立案。
 
  不動産関連の法律については、以下の通り移管、共管の方針。
 
 <宅地建物取引業法>
 企画立案は共管。登録・免許、検査、処分は各省庁が行うが、消費
 者庁は処分について勧告権を持ち、そのための検査権限を持つ。ま
 た、処分について事前協議を受ける。
 
 <住宅品質確保法>
 表示等の企画立案、表示基準の策定は共管。
 執行は国土交通省が行うが、消費者庁が勧告。
 
 <消費者契約法>
 消費者庁に移管。
 
 
 ■「流通市場研究会」国交省
 
  国交省はこのほど、不動産流通市場をめぐる環境変化により生じ
 ている諸課題への対応について検討を行ってきた「流通市場研究会」
 の中間的な取りまとめを公表しました。
 
  既存住宅を中心とする不動産流通市場の活性化に資する制度イン
 フラの構築に向けた考え方を取りまとめたものです。
 
  (内容の主なポイント)
 
  ◎検討の背景、不動産流通に関する制度インフラの見直しの視点
   ・より安心安全な不動産取引を求める国民の要請
   ・ストック重視政策の実現に向けた既存住宅流通市場の活性化
   
  ◎媒介業者の役割・責任の明確化と信頼性向上
   ・「告知書」の活用による売主から買主への情報引継の円滑化
   ・「建物検査」(インスペクション。第三者による客観的検査)の普及
   ・「価格査定」の充実
 
  ◎消費者に対するより適確な情報提供
   ・重要事項説明制度の見直し
   ・契約後の事情変更(青田売りの場合など)に関する情報提供
 
  (参考)
  「流通市場研究会の検討の中間的取りまとめの概要」
   http://www.mlit.go.jp/common/000017003.pdf
 
  「流通市場研究会検討の中間的とりまとめ」
   http://www.mlit.go.jp/common/000017004.pdf
 
 
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 ◆ 水曜コラム「賃貸経営の今を読む」
……………………………………………………………………………………………
 
  ■これからの賃貸経営は、商圏の実情に即した運営を
 
  少子化及び高齢化の進行にともない、賃貸住宅市場は今後急速に
 変化するという見方が有力です。
 
  市場の様子が変わるのですから、供給(賃貸経営)から仲介(不
 動産会社)に至る各現場は変化に対応せざるを得ないという捉え方
 が大勢を占めています。
 
  とりわけ少子化でパイ(市場規模)は縮小の方向にあるというの
 は誰にも見当のつくことです。
 
  そうした市場にあって、厚生労働省の政策研究機関、国立社会保
 障・人口問題研究所が向こう22年先(2030年)の「日本の世帯数の
 将来推計」をこの3月、5年ぶりに発表したことから、市場は安堵
 のムードが漂っています。
 
  人口は減少する半面、一般世帯数は2015年まで増加。うち、夫婦
 のみ世帯、ひとり親と子から成る世帯の大幅な増加が見込まれてい
 ます。こうした世帯が増えたからといって総てが賃貸住宅に吸収さ
 れるとは思われませんが、賃貸住宅を必要とする層の増加が十分予
 測されるのです。
 
  賃貸市場の行方を予測する上でこれは大きな要因です。
 
  こうしたデータに触れ、感じることは、あくまでもこれからの賃
 貸経営は、商圏の実情に即した運営を図らないと手痛い体験を味わ
 うことになるのではないかということです。
 
             家族類型別一般世帯数及び割合
 ─────────────────────────────────────
    指 標       2005(平成17)年 2030(平成42)年 指数(2005年=100)
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 家族類型別世帯数     
 単独世帯         1446万世帯 → 1824万世帯      126
 夫婦のみ世帯               964万世帯  →  939万世帯        97
 夫婦と子から成る世帯      1465万世帯 → 1070万世帯        73
 ひとり親と子から成る世帯   411万世帯  →   503万世帯         122
 その他の一般世帯           621万世帯 →   544万世帯          88
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 ※「日本の世帯数の将来推計」2008年3月推計
   
  (ライター:峰 匡太郎)    

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  ■ 日刊賃貸住宅ニュース            ■ 2008.6.18   No.178

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