K3-net通信 |
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立春とはいえまだまだ寒い日が続いています。みなさまにはお元気でご活躍のことと思います。
突然ですが、K3-netのお友達のK3−NETさんをみつけたので報告します。
「最近は研究分野や技術分野にも女性が増加していますが、まだ少数派であるために情報不足・周囲の理解不足・不十分な社会的体制などに苦労している部分があります。K3−NETは化学系のR・生物系のbloom・医学系のジブリの3人の研究者が女性研究者・技術者のための情報収集・意見交換・社会への提言の場を提供したいという考えで1999年10月に設立しました。K3−NETの命名の由来は「(K)苦しくったって(K)悲しくったって(K)研究室では平気なの」です。
http://www.k3-net.com/
「最初から決めてました。お友達からお願いします!」「ゴメンナサイ!」って言われちゃうかな。
□K1(Kaigo)
◆共助色に染まる日々
・先日、出張中の車中でウトウトしていたら、前の席に座っていた女子大生たちがこんなやりとり。
「きょう、じょうする?」
「わたしは、団地でハナボラ(話し相手のボランティア)」
「わたしは、オレンジロード商店街でマチツキ(街歩きの付き添いボランティア)」
「わたしは、ジジババオフ会(年に3回ある高齢者との交流会)」
「ねえ、ひろみ、キョージョって何?」
・共助の仕組みが巷に広がりつつあることを実感したところで、目が醒めました。
・「共助の仕組み研究会」なるものを立ち上げました。毎回ゲスト二人くらい読んで、3分ずつ話してもらい、後半はフリートーク。第1回目は、さわやか福祉財団の方を呼び、ケアハンズの中村さんにも来ていただきました。
・その中で、新潟の「地域の茶の間」「うちの実家」プロジェクトを紹介いただきました。河田さんという方が始めたもので、この河田さんが様々な人を動かし、かなり広がっているとのこと。
・地域の茶の間の「基本ルール」。こんな感じがいいのではと思いましたので紹介します。
1 「あの人誰」という目をしない
2 参加者全員で同じことに取り組まない
3 1回200円の参加費
4 サービスをする側、される側をつくらない=エプロンをしない
5 来ても来なくてもいい
6 スタッフは存在しない
◆互助社会論
・一冊の本を公費で買ってもらいました。流通経済大社会学部恩田守雄著「互助社会論」といいます。
3ミリ角くらいの小さな字で503ページ。読みであり。
・帯の本紹介です。自生的な社会秩序の可能性を探る。かつての日本の村社会で多く見られたユイ、モヤイ、テツダイといった互助行為と、それに基づく互助社会について、膨大な歴史・民族的資料や綿密なフィールドワークによって捉え直し、そこから現代のボランティア社会の望ましいあり方を模索する。
・たしかに介護保険課(というよりわたし)にとっては待望の書だ。発刊は2006年5月とけっこう新しい。でも恩田先生、要約版みたいのないですか?「すぐわかる互助社会論」「サルでもわかる互助社会論」「50歳からの互助社会論入門」とか。
◆20年度の基本方向
・毎年1年末、厚労省の部局長ごとに、全国都道府県担当部局長会議が開催され、20年度の大きな方向が示されます。各部局から出される資料は要チェックです。
老健局の資料はこちらです。
http://www.wam.go.jp/wamappl/bb11GS20.nsf/vAdmPBigcategory10/C2476BC850836893492573D40001E15E?OpenDocument
・さらに細かな部分は、2月27日に開催される全国介護保険高齢者保健福祉担当課長会議で示されます。
また情報提供します。
◆大学・NPOとの連携
・1月26日、NPOと大学との連携をテーマにしたシンポジウムが開かれました。大学生が地域に出会うことの大切さを実感しました。別の会で、「地域といったって、地方から出てくる学生が多いので・・・・」という方がいました。でも、大学があった地域、4年間自分が存在した地域の風習、週間、暮らし、人々に出会うことが大事なんだ!と改めて知ったような気がします。
・大学生とNPOが出会うきっかけづくりを、県職員が担うべき!担わなきゃ!と勝手に誓いました。それにしても、文教大学、獨協大学、文京学院大学。真面目で元気でした。報告がまとめられたら紹介します。
・やはり、まずは、新座市だ。十文字女子学園大、跡見女子学園大、立教大=JARがある。高齢化が進む新座団地、北部第二地域をモデルに勧められようとしている地域福祉の取組み。役者はそろった。
・同じように学校が集積している地域はあるはず。例えば、川越市駅付近に発見された奇跡のデルタ地帯=星野高校、山村女子高校、川越女子高校=HYK。高齢者と高校生に、保育園や川越子育てネットワークなどが組めば、新しい風を起せるかもしれません。
□K2(Kosodate)
◆部局長会議資料
・雇用均等児童家庭局の資料はこちらです。
http://www.wam.go.jp/wamappl/bb11GS20.nsf/vAdmPBigcategory10/490BAD0475C204EF49257266000D3CE9?OpenDocument
・今回はK1とK3が込み合っているため、K2はこれで終わります。部局長会議資料は、大事なことがたくさん詰まっています。これについての自分なりの解説は、次回にしたいと思います。
□K3(Komine)
◆東京学芸大での授業
・林真未さんという宇宙在住(?)の方からメールをもらいました。田村毅教授の家族関係学の授業の中で、子育て、女の行き方、男の生き方という3シリーズでゲストを呼んでトークするとのこと。「子育て」は、野川ママの会の高橋雅栄さん、「女の生き方」は林さんとのこと。そして、「男の生き方」について、わたしを推薦してくれたもの。林さんからの依頼は宇宙からの依頼なので、即答OKし、年休届を出しました。
http://homepage3.nifty.com/mami-fle/index.htm
・ワーク・ライフ・ワイフ・バランスをテーマに30分話して、その後はフリートーク。学生の方からも自分自身の家族の話やエピソードが出され、自分にとてとても意義深い1時間30分でした。
・大人のゲストとして、あれあれあの新井さん、男の育児・子育てフォーラム埼玉MLの小佐野さんにも参加してもらいました。
・ワーク・ライフ・ワイフ・バランスの関係図。海の底に、ワイフが広大に広がっていて、海中にワークとライフがプカプカ浮遊している。海中のワーク濃度とライフ濃度を調べると、明らかにワークがライフより濃い。けっこう、ワークとライフが重なりあっている。そんな図をレジメの最後に描きました。
・ワークはとことんしたい。ライフも深めたい。もちろんワイフも大事にしたい。どれもしたいが、時間も気力も体力も限られている。だから、それぞれ、100%ではなく続けていく。もっとしたいのにと悩みながら生きていき、W、L、もうひとつのWが客観的にはアンバランスであっても、それなりにバランスが保たれている。悩みながら、ぶつかりながら、続けていくしかないのではと思いました。
・新井さんの感想の中で大事な部分を引用します。まったくそのとおりと思いました。
「大事なことは、「関係」をあきらめるのではなく、ちゃんと「対等な関係」であることを認めあって暮らしているということでしょう。これって、協働事業にも通じる?人間なんて、完璧でないのだから、自分のだめさ加減も認め、相手の素敵さをほめ、競争ではなく、誰かの力を借りたり、誰かに力を貸したり、そんなことが大事なんだ、と思いました。」
◆熱い熱い講義
・1月12日、十文字女子学園の公開講座「社会起業家の挑戦−スワンベーカリー誕生の物語」に行ってきました。
・スワンの社長の話にビックリです。50分間の弾丸トーク。まさに、正真正銘の「愛と正義と勇気の話」です。少し長いですが貼り付けます。でも、機会があったら、ぜひ、生で聴くことをお薦めします。
◇スワンベーカリー代表取締役社長海津歩氏。
・「愛」と「勇気」と「正義」の話である。
・!)スワンは93年に設立された。現在はヤマトホールディングス!)の特例子会社。阪神淡路大震災の時、ヤマトは最初からデリバリーを始めた。そこで、ヤマト社長が障害者が月1万円の賃金で就労していることに愕然としたことが出発点である。
・97年、ヤマト福祉財団の小倉社長がアンデルセンの社長と会い、生地の提供の申し出があり、それを受けた。これが契機となり、98年、ヤマト運輸参加の「ヤマト福祉財団」が「株式会社スワン」を設立し運営を始めた。
◇小倉氏の理念
・障害者の雇用と経営の両立。世の中の人のためによいものが、経営として成り立たないのは、経営者の無能力であだ。
・「いつか出す本気」は永遠の不発弾。今の時代、トレードオフ(二律背反)は当たり前。やると決めたら走る。あきらめない不退転の覚悟が大事。
・ベーカリーは衰退し、カフェとコンビニが台頭している。
・障害者の特徴=手を抜かない、要領が悪い、不作為、面従腹背がない。
・数字がすべてである。問題は、支配的な愛の弊害と養護学校の優等生。
・親と行政ができないことをする。教えることより引き出すことが大事。批判している暇はない。行動しなければ変われない。
◇能力開発
・仕事の与え方が大事。
・仕事を単純化、パターン化、細分化し、仕事を任せることで当事者意識が芽生える。そこで義務感が使命感に変わる。
・チェックする者の排除が課題。ヤマトは我なり。
・キーワードは、「たくましい」と「やさしい」
・モチベーションは、真心とやる気のある能力により高まる。仕事に夢中になる。
◇ノーマライゼーション
・もともとひとりひとりが違う。特別視はしない。ただし、善意の差別は守っていく必要がある。
・スワンベーカリーの職場は人間的な職場。相手の顔をみて話す。「けっして人の悪口を言うな」と言っている。とことん話し合って最後は笑顔で終わる。うまくやらなくてもいい。今の自分でいい。ベストを尽くす。
◇障害者が定着できる職場
・10人いるから、チェック者を一人置くのは最悪。
・10+1=11ではなく、10+1−1=10でなければ能力が引き出されない。
・サインで連携する「野球型」ではなく、アメーバ型の「サッカー型」により、長所の連鎖が行われる組織であるべき。
◇商品開発
・スワンのブランドコンセプトは、「ゆっくりやさしく」である。外資系の企業はよくパンを買ってくれる。CSR費用は出す。
◇販路開発
・売れる商品の開発が大事。
例=アレルギーケーキの開発、過疎地のデリバリー(高齢者の朝食用の無塩食パン)、地域振興パン。
◇その他の活動
・明治学院大へ外販。学生がパンを売ることが単位認定につながる。
・スワン本店がある銀座は画廊の町。無料開放、難病支援に使用。
◇まとめ
・世の中の不便や不本意を行政に押しつける時代は終わった。やっちゃう人勝ち。諦めない勇気が必要。
・愛=障害者と共生する愛。正義=損得よりも善悪の理念。勇気=諦めず実践していく勇気。顧客第一主義。
◇若者へのメッセージ
・夢を持つこと。あったらいいなあを本気でやる。
・行動にうつすこと。ビックヒットは生まれない。日常の中でやるしかない。間口は広く。
いろいろなことをゼログラウンドでみる。
・一生懸命はたいへん苦しい。しかし、一生懸命やれば必ず誰かがあとで助けてくれる。ただし、助けてもらおうとしたら助けてもらえない。
・一期一会。一生懸命やっている限り自分は同士と思っている。
◆参加予定の研修会などの情報です。以前紹介したものもありますがお知らせします。
2月5日(火)16:00〜
4つ葉プロジェクト新春恒例!子育て支援に関する次年度予算勉強会 2008年
http://plaza.rakuten.co.jp/yotubaproject/diary/200801120001/
2月7日(火)10:15〜16:00
地域協同推進フォーラム(さわやか福祉財団)
JAホール
http://www.sawayakazaidan.or.jp/news/2007/20071208.html
2月9日(土)10:00〜13:00
おとうさん応援フォーラム
しまねin青山
http://ccn.niiza-ksdt.com/papa/fsn/fsn_index.html
2月14日(木)10:30〜16:30
子育て支援フォーラム
ラフレ埼玉
http://www8.cao.go.jp/shoushi/kanmin/index.html
2月15日(金)13:30〜16:30
NPO・県の協働ミーティング
市民会館うらわ
趣旨は、NPOと県が協働したい施策・事業について、NPOと県の双方からテーマを募集し、提案されたテーマに沿って意見交換や情報交換を行うことで、問題意識の共有と相互理解のためのきっかけづくり。
http://www.saitamaken-npo.net/jisshi/h19/kyodo-meeting/kyodo-meeting.htm
2月16日(土)13:00〜16:00
介護たすけあいフォーラム
全労済埼玉県本部
http://kitaurawa.blog38.fc2.com/blog-entry-219.html
◆2.27事件が起きないように
・以前書いた「クルセイダーズ来日!」県議会事務の繁忙期と完全に一致してしまいました。しかし、今回のメンバーをみる限り欠席するわけにはいかず、思い切って予約してしまいました。2月27日の夜、普通の県職員なら絶対に日程をいれない日です。チケットは、今日現在やはり完売でした。
・クルセイダーズとしての来日は3年ぶり。ドラムのスティーヴ・ガッドは、その時は来なかったので、
2004年8月のジャズ祭り以来何と3年半振りの来日とのことです。とにかくスタジオミュージシャンとして、いろんなジャンルのアルバムに参加。日本人ともかなり競演していると思います。もう63歳になるんだ。なんたってドラムにすわった姿そのものがかっこいい。職人芸です。例えば、スタッフの「アズ」のドントロ、ドラムから入るのですが、背筋ゾクゾクものです。渡辺貞夫Gでのドラムもよかった・・・・。
・それに、ピアノはなんたってジョーサンプルなんだから。そして、ベースがジョー・サンプルの息子=ニック・サンプル。親子で海外ツアーに行くというのが何ともいいですね。
・一番忙しい日ではありますが、2.27事件が勃発しないことを望みます。念のため、21:30からの2ndショーにしました。表参道21時として浦和20時がリミット。あとは神頼みです。
ではまた。
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