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本気を揺さぶるコラムVol.23「フィードバックの方法を間違えていた…」
発行日時: 2008/3/272008年3月27日号
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本気を揺さぶるFaith経営道場
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▼ 目次
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〜 フィードバックの方法を間違えていた… 〜
「あの場面で雰囲気が重くなっちゃっただろう?
あれは本来、黒子になるべきAさんが主役になって話しすぎちゃったからなんだ」
顧客先での会議終了後のことです。
「我々コンサルタントは連続1分以上話しちゃいけない。お客さんにたくさん
話させるのが仕事。あの場面では、まず全員に意見を求めなくちゃダメなんだ」
しおらしい表情でハイ、と肯くのは、我が社のコンサルタントA。
人は自分の背中は見えない。だからこそ、他者からのフィードバックが大切。
研修でそう教えている我々自ら率先して実践すべく、忌憚の無いフィードバックを
日々心がけているのです。
しかし待てよ…。
私はデジャブ(既視感)を覚えました。
このセリフ、Aに話すのは何回目だろう…。
以前も彼は、ハイ、と理解してくれたはずだ。だが、問題はこうして繰り返されている…
もしかして。原因はAではなく、私自身にあるのではないか?
そう思った瞬間にすべてが見えてきました。
私はフィードバックの方法を間違えていたのです。
フィードバックには段階があります。
第一段階は「客観的事実」のみを伝えること。
今回で言えば、会議の雰囲気が重くなった、という点がそれにあたります。
第二段階は「主観」を伝えること。
「場が重くなったのはAさんが話しすぎたからである」という私の推測・主観を指します。
第三段階は「答え」を伝えること。
この場合で言えば「1分以上話さない」「全員に意見を求める」という解決法がそれ。
第四段階は「評価」すること。
私は「○○しなきゃダメなんだ」と伝えてしまいました。
これは聞く側のAにとっては「×」な評価を受けたも同然です。
第五段階は「罰する」こと。
今回私はギリギリセーフでしたが、言葉の暴力で相手を傷つけることがそれに
該当します。例えば「使えねぇな」「何度言ってもわからないヤツだな」などの
言葉で部下を罰するのです。
上司のやり方を押し付けるティーチング(指導)の世界では、第一段階〜第五段階
までがフルに動員され、伝統的なしごきに似たやり方で部下を育成していきます。
しかしもっと効率的かつモチベーションを高めながら部下を育成する方法として、
我々はコーチング(支援)を推奨しています。
コーチングとは答えを教えるかりに「どうすればうまくいくかな?」などの
質問をぶつけることで部下に思考を促す技術。
そしてコーチングにおけるフィードバックとは、あくまでも第一段階と第二段階
だけを指します。答えを敢えて教えずに考えてもらう。
そして自ら得た「気付き」により部下が自分自身で変わっていくことを支援
するのです。
気をつけなければならないのは、第四段階「評価」と第五段階「処罰」は
行わないということ。信頼関係を損ねてしまうからです。
評価・処罰をせずにグッとこらえる。
その上で答えを教えず、部下が自ら気付き、変わることで、問題解決への意識が
初めて定着するのです。
フィードバックすべし。
すべての原因は、この言葉の意味をはき違え、部下を思考停止させてしまった
私にあります。でも、こうして私自身が深く反省することができたのは、誰からも
ティーチングを受けず、自ら考え、気付いたからなのだ、と一人納得するのでした。
小倉 広プロフィールはこちら⇒ http://www.faith-h.net/company/message.html#ogu
〜〜 ソメノ編集後記 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
メルマが編集者のソメノです。今日は昨日実際にあった怖い出来事をひとつ…
夜中の12:00頃、住んでいる部屋の上の部屋から大きな足音がしました。上の
住人(以下、Aさん)は階段を降りてきて、私の部屋の前で立ち止まるなり、
なんと「叫びながら私の部屋のドアを蹴りまくっている」ではありませんか!
急いで警察と大家さんに連絡し、待つこと15分。鳴り止まないドアを蹴る音と
絶叫に頭をよぎるのは最悪の事態ばかり。その後、駆け付けた大家さんと警察
が立ち会いのもと、興奮(泥酔?)状態のAさんと話し合うことになりました。
Aさん「あんた、いい加減にしてちょうだい!足音がうるさいんだよ!」
キツネにつままれた顔のソメノ、大家さん、警察。どうやら『上の階』在住
のAさんは、『下の階』のソメノの足音にお怒りの様子。
困りました、ソメノは「だいぶ様子のおかしい人」に生活を圧迫されています。
来週、無事この編集後記で皆様とお会いできることを願っています。
・・・次回は4/3です。お楽しみに!
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