『上司は部下より先にパンツを脱げ』の著者であり、フジサンケイビジネスアイや専門誌に多数コラムを連載する人気コラムニスト「オグ社長」こと小倉広による、自らの体験と成功事例を惜しみなく詰め込んだ、目からウロコのノウハウ満載コラム。
- 最新号:2008-09-04
- 発行周期:週刊
- 読んでる人:71人
- 創刊日:2007-11-05
- Score!:100点
- コメント数 : 2
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人と組織の悩みコラムVol.49『本当にカリスマ経営じゃぁダメなのか?』
発行日: 2008/7/32008年7月3日号
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人と組織の悩みが嘘のように晴れるコラム100選
読者数: 10,364名(まぐまぐ・melma!他約2,450名、自社配信約7,800名)
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◆本当にカリスマ経営じゃぁダメなのか?
「なぜ、カリスマ経営じゃぁダメなの?これまでトップダウンだからこそ上手
くまわってきたのに」
契約先の社長がストレートな質問を投げかけてくれました。
「突然、『自分で考えろ!』『指示されなくても自分で動け!』と言われたら、
部下たちも困ってしまうだろう。逆に業績がダウンしちゃうんじゃないか?」
社長の指摘はおっしゃる通り。私は一旦、社長の言葉を受け止めてから、カリス
マ経営の限界について話すことにしました。
「社長は、いつまで指示・命令型のカリスマ経営を続け、いつから自立・自走
型のビジョナリー経営へ生まれ変わるつもりですか?まさか、死ぬまでカリ
スマ経営を続けるつもりじゃないですよね」
社長は、一瞬目を泳がせうろたえたものの、グッと立ち直り話しを続けました。
「確かに一生指示命令し続けるわけにはいかんわな。私も五十も半ば。第一線
で指揮を執るならあと十年、六十五歳が限界だろう」
私は、うなずきながら、もう一つの核心を突きつけることにしました。
「次世代の社長を育て、それを支える組織を創るのに、一体何年かかると思い
ますか?」
うっ・・・。無言で宙を睨む社長。五秒、十秒と沈黙が続いた後、社長はよう
やく口を開きました。
「オグラさん。よくわかったよ。今から始めないと、とてもじゃないが間に合
わない。いや、今からでも遅いくらいだ」
企業は成長するに従い、経営のスタイルを『まったくの別人のように』変えな
くてはならない…
多くの企業は、天才的なカリスマ創業者の指示命令にひたすら従う、素直で
盲目的な組織からスタートします。しかし、その後に企業が成功を収め、成長
カーブに乗ると、これまでとは正反対の組織に生まれ変わる必要に迫られます。
ここで求められるのが、社員が自分で考え、自分の意思と主体性で動くという
組織のスタイル。つまり、『指示命令型組織』から『自立・自走型組織』への
生まれ変わりです。
しかし、この変化がとても難しい。実際に多くの企業が、『生まれ変わり』に
失敗し、成長カーブから脱落してしまいます。
その理由は、『カリスマ経営で成功した体験に縛られているから』。
盲目的な社員たちの変化には、膨大な月日が必要になるのは当然。
さらに、誰よりも抵抗するのが組織のトップたる社長だった・・・というケー
スが非常に多いのです。
変化に恐怖と抵抗を感じてしまうのが人という存在。しかし、社長自身が変化
に対する最大の抵抗勢力だったとしたら・・・。
多くの企業が『生まれ変わり』に失敗する理由は、こんなところにも潜んでい
たのです。
今回、私に質問を投げかけた社長は類稀なる経営センスゆえに、わずかな会話
でこの自己矛盾に気づいてくれました。
このように、生まれ変わりの大切さに気づいてくれる経営者を一人でも多く
支援していくことが自らの使命なのだ・・・今回の出来事を通して、改めて
決意した私でした。
小倉 広プロフィールはこちら⇒ http://www.faith-h.net/company/message.html#ogu
━ ソメノ編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
おはようございます。メルマガ編集者のソメノです。
今週号からフェイスグループのメルマガが統合されました。この件ついて、変
更になったものを改めて記載致します。なお、変更の適用は弊社配信の読者様
のみで、まぐまぐ、melma!などのポータルの読者様には変更点はございません。
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