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エンジョイ!退職!! (第5号)
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[目 次]
◎ごあいさつ
◎リストラ初期段階
◎姑息な手には毅然と
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[ごあいさつ]
こんにちは!虎太郎です。
第5号を読んでいただき、どうもありがとうございます。
多少なりとも、やりがいや愛着を持って働いていた会社から、
「辞めて欲しい」と告げられるのは、
どんなにかやりきれないことでしょう。
会社が誠意をもって対処してくれたら
まだこちらの気持ちだけでも救われるかもしれませんが、
残念なことに、そうではない会社が世の中にはたくさんありますね。
そもそも正当な理由に基づいた解雇は、違法なことではありません。
でも会社側にとっては、その「正当な理由探し」が大変面倒なのです。
もし解雇した人が理由に納得できずに裁判沙汰にでもされたら、
これ以上面倒なことはないですからね。
だから前回お話ししたように、あの手この手で
自分の方から「辞めます」と言わせようと仕向けます。
その言葉さえ引き出せれば、後はお決まりの手続きをして、
手切れ金のごとくお金を渡すだけですからね。
でも、そうされたからといって無条件降伏する必要はもちろんありません。
「戦う」という選択肢もちゃんとあるのですから。
それでは第5号に参ります。
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[リストラ初期段階]
そもそもリストラにはいくつかの段階があるのをご存知でしょうか?
とはいっても、段階を踏まずにいきなり最終段階にいくことも
少なくないようですが・・・。
第1段階は「希望退職者の募集」です。
この段階では、辞めるか辞めないかの決定権は社員側にあり、
「退職金の上乗せ」や「退職日の自由選択」などの見返りも期待できます。
ただし会社の方からすれば、
「誰に辞められるか分からない=残ってほしい人に辞められる」という
リスクはあります。「必要とされる人材」であるということは、
よその会社に行っても能力を発揮できる可能性が高いですからね。
また、予定数を大幅に上回る希望者が集まる可能性もあり、
こうなると、会社としてはなんとも複雑な心境でしょう。
とはいえ、きっかけは会社側からの募集でも、
一応社員の方から「辞めたい」という自主的な意思表示があるので、
同じリストラでも、この段階はまだ穏やかといえるでしょう。
第2段階は「退職勧奨」です。
本来は、ここまでが法的に認められた「リストラ」と呼べるものです。
この段階になると、会社の方で「辞めて欲しい人」を選ぶようになります。
要は、辞めてほしい人を決めて「できれば辞めて欲しいんだけど・・・」
そして「そのほうが、あなたのためにいいですよ」と
退職をお勧めすることです。
それでもこの段階では、まだ第1段階のような優遇措置も期待できます。
なんてったって、向こうからの「辞めて欲しい」という頼みを
呑んであげるんですから。
ただしこの段階になると、 自分の方から言い出さない限り
優遇措置を受けられない可能性が第1段階よりも高いです。
また退職理由も、きちんと「勧奨による退職」にしてもらいましょう。
「自己都合」での退職だと失業保険の受給が遅くなりますから。
ただし法的に認められているとはいえ、
絶対に従わなければならないわけではありません。
もちろん、嫌なら断ってもまったく問題はありません。
とはいえ、次の段階になると、
かなり厳しい仕打ちが待っていることも少なくないようです。
それでも残りたいというのなら、
よほど気持ちを強く持たなければならないかもしれません。
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[姑息な手には毅然と]
法的に認められているからといって、
退職勧奨が必ず正当なやり方で行われるとは限りません。
どういうことかというと、会社的には、やはりあくまでもあなたの方から
自主的に「辞めます」と言ってほしいのです。
だから正面切って「辞めて欲しい」とはなかなか言いません。
そこでどうするかというと、あなたが辞めたくなるように持っていきます。
つまり、あなたに「こんな会社もう嫌だ!辞めてやる!」と
思ってもらえるように仕向けるのです。
周りの人たちの言葉や態度が、なんだか冷ややかだったり、
嫌味っぽかったりということがあったら、
もしかしたら無言の退職勧奨かもしれません。
そうでなければ、遠くの見知らぬ勤務地やまったく経験のない畑違いの職場へ
異動させられたり、といった不利益変更や報復人事が行われることもあります。
ただしこれらのことは、退職勧奨の前に行われることもあります。
もし「もしかして、そうなのかな・・・?」という心当たりがある人は、
勇気を出して上司に確認する必要があります。
上司としても言いにくいことでしょうし、
はっきりと答えようとしないかもしれませんが、
あなたにとっては今後がかかった非常に重要なことです。
毅然とした態度で「はっきりとおっしゃってください」と言うことです。
もし退職勧奨だと言われたら、
辞める気がないならはっきりと「応じるつもりはありません」と
宣言すればいいのです。
もし「辞めようかな?」という気持ちがあるのならば、
「考えさせて下さい」と答えたうえで、
「ただし、退職させたいからといって、不当な扱いはやめてください」
とはっきりと告げましょう。
いずれにせよ、あなたが同意しない限り、
一方的に退職させられることはありません。
こんな卑怯な手口を使う会社にはさっさと見切りをつけるもよし、
あくまでもしがみついて断固として戦うのもいいでしょう。
どちらの道を選んでも無傷でいられないのは同じこと。
ならば後悔のないように思いきりやっちゃっいましょう!
ただし、合法的に、ですよ!
・・・それでは、今回はこのへんで。またお会いしましょう。
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