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音のストリームで英会話を学ぼう
発行日時: 2008/2/21◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
音のストリームで英会話を学ぼう
056号 2008年2月21日
発行者:桜井恵三
発音、リスニング、記憶を同時に学ぶハイブリッド学習方法
バックナンバー →<http://www.eikaiwanopl.jp/stream/
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■初めて読む方へ
音のストリームで英会話を学ぼうの桜井恵三です。
音のストリームで英語の文例を音でどんどん覚えていく、非常に単純な手法ですが、
自然な音を極めるためには多くの知識を必要とします。
バックナンバーの関心のあるトピックを読んでください。
また始める前に次のサイトを参考にしてください。
http://www.eikaiwanopl.jp/stream/
そして次のページの日本語が英語で言えるか試してみてください。
http://www.eikaiwanopl.jp/stream/kaisetu/kaisetu-list.html
もし、英語で言えないような場合は英語を話す練習のために、3月10日配信予定の
第二回復習(061号)までには覚えてください。
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◆英文 Do you have any questions so far?
◆和訳 これまでについて何か質問はありますか。
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解説: 会議などで質問を受ける場合に使う表現です。特にこれまでとか、ここまで
と言う場合にこのso farと言い方が使われます。日本語を訳すとtillとかnowとか
言う単語を使い方をしたくなりますが、このような使われ方をします。
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◆音のつながった音声 -< http://www.eikaiwanopl.jp/stream/onsei/154.wav
◆音のストリームの音声 -< http://www.eikaiwanopl.jp/stream/onsei/155.wav
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■大人と子供
良く子供は言語習う天才と言いますが本当に天才と言える程の能力なのでしょうか。
もし天才ならどの能力が天才なのでしょうか。第二言語を学ぶ場合には子供と大人は
どちらが向いているのでしょうか。きっと大人であるために言語習得の優位性も
あるはずです。
■子供も時間を掛けて覚えている
人間は生まれてからどのような過程で言葉を覚えていくのかを知る事は英語学習に
参考になります。人間の赤ん坊は生まれてから言葉の意味を理解する前から音声の
リズムやテンポやメロディに興味をしまします。「歌うネアンデルタール人」の作者
のミズン氏によると人間の赤ん坊は絶対音感を持って生まれてくるのではないかと
言っています。
母親もそれを知っているかのように、この時期の幼児語は非常にピッチの高い音を
使うと言っています。そして本格的な言語を学ぶ前に絶対音階を持っており、本格的
な言語を身に付ける前に絶対音階を脱学習して相対音感を学習すると言っています。
人間は生まれて直ぐに音を聞くことができますが、最初の言葉を発するまでには
生まれてから1年くらいの時間が必要です。
■子供は規則性を探す
乳幼児は耳で聞いた音からどのようにして意味を取り出しているのでしょうか。
それはウィシコンシン大学マディソン校の心理学者であるジェニー・サフラン氏は
乳幼児が連続する音の流れを聞いて統計的な規則性を検出できることだと言って
います。
いろいろな実験の結果、乳幼児生まれて数ヵ月もするとは同じ連続の音節を聞くと、
相対音感で同じ順序の音節の並びが繰り返し現れると言う統計的規則性の抽出に
専念していることが分かりました。乳幼児は人間の幼児とは言え、単なる母親の
真似をしているだけでなく、自分で相対音感による規則性を学ぶ事ができるのです。
■発音が完成するは10才前後
英語語以外でも、どの言語においても単なる母親の真似をする訳でなく、相対音感
による自分で音声の特性を学んでいきまので、意外と時間のかかるプロセスです。
他の言語の同じだと思いますが、英語の場合に音声認識は18ヶ月で25%、24ヶ月で
75%、36ヶ月で100%の理解度になるそうです。
子供は3才くらいから言語の基礎を理解し始め、色々な難しい連続音も含めるとほぼ
発音が完成するのが10才くらいです。文法は5才くらいでほぼ覚えますが、この年齢
になるとほぼ正しい発音ができるようになるものの、まだL、R、S、K、TH、CH、
SH、TH等がしっかりとしていません。言語として完成するのはやっと10才くらい
なのです。
複雑な表現のいろいろな発音を完成するまでには話し始めてから9年くらいの年月が
必要なのです。
■子供でも初期は覚えが良くない
アメリカのアイオワ州のルーサー大学の言語学者のキンバリー・パウエル氏は次の
ように言っています。人間は生まれて3ヶ月で言語に反応を始めます。生後6ヶ月
もすると話しかけると、話し手の方を向くようになります。1才ではまだ"bye、bye"、
"ma、ma."くらいしか分かりません。生後18ヶ月くらいになると簡単な質問に答え
られるようになります。
2才では約300ワードくらい理解できます。まだこの段階では1日に1ワードも覚え
らません。
このくらいになると"more milk"、"all gone"、"my turn"、"Where is mommy/
daddy?" とか"get your coat"くらいの表現が理解できます。3才では約900ワード
くらい理解し、200ワードはきれいに発音できます。
4才では約1,500から2,000ワードくらい理解できます。話す言葉は通常4から
5ワードくらいの文章です。4才くらいになると"close the book and give it to
me"のような、2段階の指示などが理解できます。文章は通常4から5ワードくらい
の長さです。
5才では約2,500から2,800ワードくらいを理解して、約1,500から2,000ワードくらい
を話せるようになります。
■驚異的な記憶力
驚異的なのは子供は何と6才では約13,000ワードくらいを理解できるようになると
言うのです。7才では約20,000から26,000 ワードくらいを理解できます。
このくらいになると相手の間違いを指摘できるようになります。
高校卒業する頃、年齢で18才頃には平均的に6万語くらい理解できます。すると
8才から18才までに約40,000ワード弱を覚える訳になります。するとこの10年間
にずっと同じペースで覚えていくと、年間に4,000ワード弱の単語を覚えることに
なります。
まとめてみると5才から7才にかけ語彙力は年間に約10,000ワード程覚え、驚く程の
記憶力を発揮することになります。
しかし、臨界期を過ぎて語彙の習得速度が落ちるのは記憶力の低下ではなく、あらゆる
面での他の学習が本格化して言葉を習得するための興味や関心が下がり、必要性が
下がるからです。
■理解を含めた記憶力は大人の方が優位
子供と大人が期間を決めて言語の習得競争をすれば大人が圧勝します。その理由は
既に多くの知識を持ち、理解する力を持っているからです。5才から7才までに
発揮する記憶力はプライミング記憶と興味と必要性が引き起こしているもので、もし
大人が覚えるために正しい音声の捉え方をして正しい学習すれば、子供には決して
劣らない記憶力が発揮できるはずです。
■臨界期を過ぎると
人間は臨界期を過ぎると音感が低下して、聞いた音をそのまま再現できなくなります。
これが大人の最大の弱点です。これと母語の干渉さえ克服できれば言語学習は万全と
なります。そして聞いた音を直ぐに記憶すると言う能力は臨界期前の子供に限られ
たものでなく、大人でも学習する事ができる能力です。
■大人の強み知恵と知識
子供にパソコンを見せて、「パソコン」と何回か繰り返し言ってあげれば、子供はその
パソコンという物体と「パソコン」という音とを結びつけて記憶できます。物には
名前があるのだということは未だ分からなくとも、結び付けて記憶することは出来
ます。でも、パソコンを見せながら「これがパソコンだという物だということを、
お前は理解できたか」と問いかけても、理解しないでしょう。「理解する」という
概念は、普通の赤ん坊には理解不可能なのです。
我々は数の概念も親が赤ん坊の頃のその人の目の前で「一つ、二つ」と数えながら
教えたでしょう。
人間は色々な人から、色々な状況の中から多くのことを学んできたでしょう。多くの
経験を積み、ある事物がこれからどのように展開して行くかを、経験に基づいて推測
することも出来ます。そして何より、その人の母国語の世界の中で言語生活を営んで
きたという多くの蓄積があります。思考方法についても多くのトレーニングを受けて
きています。
これを端的に言い表せば、大人が母国語を通じて蓄積されてきた知識と経験と言う
ことが出来ます。
■子供の強み
子供は時間が掛かりますが、本能的に聞いた音を再現でき、そして言葉を話す事に
関心と興味を持っていますので、小さい時から外国語を覚えられる環境にあれば、
どの子供でも100%の子供が外国語を覚える事ができます。
大人は音感や興味の重要性を理解して弱点を意識してカバーする必要があります。
■総合的には大人が有利
このように総合的に考えてみると言語を学ぶのには大人の方がずっと有利なようです。
しかし、大人は環境や本能で覚えるのは不得意ですので、常に学ぶ意識を持って大人
の特性を生かした勉強法が大事です。
臨界期を過ぎたからと言って言語を学び始めるのが遅すぎたと言う事はないのです。
大人の優れた能力と劣った能力を正しく理解する事が重要です。
【音のストリームで学ぶ・理論編】
“音のストリームで学ぶ”詳しい理論に関して知りたい方は次のリンクを見て
ください。
→<http://www.eikaiwanopl.jp/stream/ebook/rironhen.html
【音のストリームで学ぶ・方法編】
“音のストリームで学ぶ”具体的な方法に関して知りたい方は次のリンクを見て
ください。
→<http://www.eikaiwanopl.jp/stream/ebook/hohohen.html
【音のストリームで学ぶ・実践編】
“音のストリームで学ぶ”具体的な実践論を知りたい方は次のリンクを見て
ください。
→<http://www.eikaiwanopl.jp/stream/ebook/jissenhen.html
【音のストリームで学ぶ・教材】
“音のストリームで学ぶ”の教材の必要な方は次のリンクを見てください。
→<http://www.eikaiwanopl.jp/stream/ebook/kyouzai.html
■ご質問
音のストリームの学習に関する質問は学習者用の掲示板を使ってください。
→<http://www.eikaiwanopl.jp/bbs/bbs2/wforum.cgi?>
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これを英語で言えますか?
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音のストリームで英会話を学ぼう
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英会話の発音とリスニング
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発行者 桜井恵三
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この記事へのコメント
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リズムも強弱もまるでダメ。まるで通じないw
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