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音のストリームで英会話を学ぼう

発行日時: 2007/12/31

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      音のストリームで英会話を学ぼう
                 
                                   041号 2007年12月31日
発行者:桜井恵三    
 
 発音、リスニング、記憶を同時に学ぶハイブリッド学習方法 

バックナンバー   →<http://www.eikaiwanopl.jp/stream/ 
      
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■最も人気のある話題
今日は今年の最終日にメルマガの最後を飾り、私の“英会話の発音とリスニング”
のサイトで最もアクセスの多い話題を選びました。言葉学習ではどうしても積み木
のようにパーツに分解してそのパーツをいかに有効に、かつ多彩に使おうとします
が、ホール・ランゲージとは言語を全体的なものとしてとらえるまったく違った考え
です。これは自然な方法で、私は言語学習には非常に大事な考えだと思っています。
少し長くなりますが、よろしければ最後までお読みください。

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◆英文 I was born in 1944.

◆和訳 私は1944年に生まれました。(ご自分の生まれた年を入れてください)
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解説:私は昭和19年生まれですが、西暦では1944生まれになります。英語では
昭和19年と言って昭和の説明をしても、何の意味も持ちません。このフレーズでは
自分の生まれた西暦の年を入れて覚えてください。話す時に西暦に換算していては
会話には使えません。

自分の名前のスペルも私の場合は“ケイイーアイジィーオー・エスエーケイユー
アールエイアイ”と完全に覚えておかないと会話では使えません。生年月日や自分の
名前のスペルのようなものは、覚えておかないと話す時に思いだしながらでは難しい
ものです。この際に、ぜひ生年月日や自分の名前のスペルを完全に覚えてください。
“How do you spell your name?”と聞かれたら直ぐに答えられるようにしてくだ
さい。英語で自己紹介する時には便利だと思います。
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◆音素ベースの音声    -< http://www.eikaiwanopl.jp/stream/onsei/120.wav
◆音がつながった音声   -< http://www.eikaiwanopl.jp/stream/onsei/121.wav
◆音のストリームの音声 -< http://www.eikaiwanopl.jp/stream/onsei/122.wav
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■英語のホール・ランゲージのアプローチとは
言語教育では、米国に「ホール・ランゲージ」というアプローチがあります。

http://www.ncte.org/groups/wlu

1980年代の後半から始まった言語教育の理論と各種の実践方法が存在します。日本
でも多くの賛同者がおり、実践されています。

ホール・ランゲージはどちらかと言えば純粋な言語理論というよりは、学習者の実態
や素朴な言語意識を基礎とした言語学習の基本的なアプローチと実践であります。

ホール(whole)は部分に対する全体という意味であります。言語の学習は部分から
全体にという方向ではなく、全体から学んでいくことが自然な方法であるという考え
方にたっています。したがって部分やスキルだけを取り出して行う練習方法に対しては
否定的な考え方を持っています。

■授業は全体から部分へと進めるべき
ホール・ランゲージのホールとは、全体とか丸ごとという意味であります。ホール・
ランゲージでは、全体は部分を寄せ集めた総和以上であるという前提に立っています。
「部分」より「全体」を重視する考え方は、教材開発を行うときにもあてはまります。

言語を習う場合にも同じ考えで、単語を文法に沿って組み立てるのではなく、文章の
全体を覚える事から始めるべきだと思います。
それは「全体」を分析し細分化して、学習内容や教材化してしまうと、いつしか
「全体」と「部分」の関係が失われていってしまいます。また、細分化された
「部分」からは、全体構造も見えなくなってしまいます。

■部分が集まっても全体と同じでない
全体を分解して部分を集めても、内的関係性が失われてしまいます。それは
「全体」が持っていたみずみずしい命は失われていってしまうからです。細分化
された言葉の「部分」からは、少しもエネルギーが感じられなくなってしいます。

なぜなら「全体」は「部分」の総和以上の情報を提供してくれるからです。このような
方法で学ぶと、だんだん学習意欲を喪失してしまいます。

■音素ベースの問題点
音素で学ぶと、細分化されて「全体」と「部分」との関係が失われてしまい、
「全体」と「部分」との関係を取り戻し、後から内的関係性をつけていく作業が
必要になってきます。

命が失われた「部分」である学習内容に対して、もう一度命を与えて、全体に戻して
あげることが重要になります。部分を規則的に組み立てると「部分」と「全体」を
繋ぐ、橋渡しの作業をすべての単語や文章にしなければならないのです。英語の音声
学習は音素と音の組み立てのルールを覚えてだけでは済まないのです。

■授業は学習者中心であるべき
ケネス・グッドマン氏が提唱したホール・ランゲージの理論は、アメリカで多くの
支持者がおり、決して英語文化圏の国語教育のためだけのものではありません。
ホール・ランゲージは、読みの導入にビッグ・ブック(大型本)を使い、process 
writingを用いますが、だからといって単なる「国語」ではない。教師はカリキュラム
の全般に渡ってホール・ランゲージを実践します。

また、ホール・ランゲージはスキルを直接教えるようなことはせず、実物教材
(real literature)を使用して本物の活動(authentic activities)に生徒たちに教え
ます。
ホール・ランゲージを信奉する教師たちは、自らの教室での実践を通じて研究を
重ね、結果を他の教師や研究者と分かち合い、高い専門性を維持しています。 

■学習者の現在ある状態が出発点
ホール・ランゲージは言語を体系的に学ぶのではなく、学習者を中心として全体的
に学ぶために常に学習者の現在ある状態を出発店として学びます。学習者は誰でも
長所を持ち、能力を有し、学習の意欲を持っているという教育観にあります。ホール
・ランゲージは人問の学習に共通している特徴や普遍性を見出していくのですが言語
の価値体系、経験、興味関心等、言語における学習者ひとりひとりの差異というもの
を当然のことと考えて、それを大切にしていきます。

これらの差異は個人的なものであり、それは人問のひとりひとりの差異を反映して
いるものであると考えます。そのために現在ある状態を出発点としてどうすれば良く
なるかを考え、創意工夫を続けていきます。

■特に外国語習得に適している
フリーマン氏は、ホール・ランゲージは学習者の年齢や能力に左右されることなく
有効な方法であり、特にバイリンガル学習者にとっては唯一の効果的な方法なのかも
しれないと言っています。これまで多くのバイリンガル学習者が学校で受けてきた
教育には欠陥があり、過去のデーターが指し示すように、英語力は向上には大きな
効果を上げなかったと言います。

伝統的な言語教育は、バイリンガルの生徒にはあまり効果がなかったということに
なりますが。多くの教育者たちは、第二言語学習者をどう扱って良いのか分からず、
ほとんど何も知らなかったので、常識的な仮説に基づいた教育をしてきたと説明して
います。

■第二言語も第一言語で学習
特に、授業は母語である第一言語で行われるべきであると言う原則は、これまでの
エマージョン教育の在り方を考えた時、非常に興味深い意見だと思われます。フリー
マン氏は、ホール・ランゲージは万能薬ではないとしながらも、ホール・ランゲージ
に関する上記の原則を取り入れた授業は、生徒たちに学校生活においてより優れた
学習効果を示していると言っています。

ホール・ランゲージの理論の基本となるものは言語の全体的な音は単なる単音の
つながりでなく、非常に複雑な情報を持っていると言う事であり、同時に全体的な
音を構成する各部分の音も非常に多様であると言う事です。

■言語の起源も全体音から
人類の言語の起源を調べると決して人類が最初に単語を見つけ、文法を発見してから
複雑な表現を作り始めたのではなく、全体音から始まっております。現代言語の元と
なったプロト言語ではそれぞれの全体音がそれぞれが違う意味を持っていたようです。

人類が音声の中に単語と言う概念を持ち始めたのは数万年前くらいで、言語の歴史は
人類の歴史と同じだと考えると、言葉に単語や文法の考えを取れたのはつい最近の
事なのです。
人類が、より覚え易い全体音を基に言語を構築したというのは大変自然な考え方も
あります。

■英会話学習へのヒント
英語で話そうと考えるなら、部分から全体を覚えるのでなく、全体的な音、全体的な
文章を音で覚えるべきだと思います。その方が覚えやすいし、発音し易いし、理解
し易いからです。

それは部分を集めると、内的関係性が失われてしまうからです。そこには「全体」が
持っていたみずみずしい命は失われていってしまいます。細分化された言葉の「部分」
からは、少しもエネルギーが感じられなくなってしまいます。このエネルギーは人間の
脳で記憶するためには重要な役割を果たしていると思います。
そして次に全体音的な音のストリームをどうすれば組み合わせたり、単語を入れ替え
たりして多様性のある表現を作る事ができるかを学ぶべきです。


【音のストリームで学ぶ・理論編】
“音のストリームで学ぶ”詳しい理論に関して知りたい方は次のリンクを見て
ください。

→<http://www.eikaiwanopl.jp/stream/ebook/rironhen.html

【音のストリームで学ぶ・方法編】
“音のストリームで学ぶ”具体的な方法に関して知りたい方は次のリンクを見て
ください。
       
→<http://www.eikaiwanopl.jp/stream/ebook/hohohen.html

【音のストリームで学ぶ・実践編】
“音のストリームで学ぶ”具体的な実践論を知りたい方は次のリンクを見て
ください。

→<http://www.eikaiwanopl.jp/stream/ebook/jissenhen.html

【音のストリームで学ぶ・教材】
“音のストリームで学ぶ”の教材の必要な方は次のリンクを見てください。

→<http://www.eikaiwanopl.jp/stream/ebook/kyouzai.html


■ご質問
音のストリームの学習に関する質問は学習者用の掲示板を使ってください。
     
→<http://www.eikaiwanopl.jp/bbs/bbs2/wforum.cgi?>

■友人に紹介してください。
もし、よろしかったら友人や知人に紹介してください。

→<http://www.mag2.com/m/0000243089.html


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これを英語で言えますか?

<http://www.eikaiwanopl.jp/stream/kaisetu/kaisetu-list.html

音のストリームで英会話を学ぼう
             →<http://www.eikaiwanopl.jp/stream/ 

英会話の発音とリスニング
          →<http://www.eikaiwanopl.jp/

                                     発行者  桜井恵三
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