音のストリームで英会話を学ぼう
発行日時: 2007/8/20◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
音のストリームで英会話を学ぼう
003号 2007年8月20日
発行者:桜井恵三
→<http://www.eikaiwanopl.jp/stream/>
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“音のストリームで英会話を学ぼう”の桜井恵三です。少しずつですが、配信数が
増えており喜んでいます。配信数の増えるのを励みに書いています。このメルマガ
はシリーズ物ですから、通して読んでもらうと面白みが増すと思います。バック
ナンバーは全て公開してあります。
それでは、また次の音のストリームと音素ベースの発音の違いを聞いてください。
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◆英文 Bibidi Babidi Boo.
◆和訳 ビビディバビディブー(語源はシンデレラにかけた呪文の一部)
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◆音素ベースの音声 -< http://www.eikaiwanopl.jp/stream/onsei/005.wav
◆音のストリームの音声 -< http://www.eikaiwanopl.jp/stream/onsei/006.wav
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■子音の切り方
今回のフレーズは英文とは言えないかもしれませんが、母音が多く日本語にも似て
おり、英語文化圏で使われていますので、英語話者の発音では音のストリームの発音
になります。音素ベースと音のストリームの違いを聞くためには格好のフレーズで
あると思い、取り上げました。
音のストリームにおいて、音の作り方は母音よりは子音の方が重要になります。子音
とは空気の流れを閉塞させたり、邪魔したりして、破裂音や摩擦音の事です。空気で
音を出す場合に重要なポイントは息の流量ではなく、息の速さの変化量です。風速
60メートルの風は何もなければ速度は速いのですが、音は出ません。
しかし、電線でもあると空気の乱れを起こしてピューピューと音を立てます。隙間風
も狭いから音がでるのであって、隙間が広ければ風は速くても音はでません。
すると子音の効率の良い音の出し方は息をたくさん吐くのでなく、なるべく狭い隙間
から勢い良く吐き出すか、急激に加速したり減速する必要があります。
音が連続して変化する音のストリームで、なぜ子音の音を切れるのかと言えば常に
息の流れがあるからです。その理由は流れが急に邪魔されたり、急に閉塞されたり
すると、息の量が少なくても速度の変化量が大きいため、摩擦音や破裂音が出やすく
なります。
英文で子音の閉塞音や摩擦音の無いストリームは極めてまれですが、息を止めたり、
息が減速されないため、音のストリームでは、次のような英語のストリームをきれい
に発音するのは大変に難しいものです。この英文のストリームの発音はやや難しい
のでメルマガの最後の方の配信で扱います。
Where are we now?
逆に日本語のような音素ベースならストリームではありませんが、楽に発音できます。
音素ベースのように音を横隔膜のコントロールで切ると、音が出る度に空気を吐いて
加速して減速させますから、音の立ち上がりの速度は遅くなります。
日本語は母音が多く、母音は空気が声帯を振動させて音を作りますので音の高低は
声帯に送られる息の量で決まります。そのため勝手に空気の流れの速さを変える事は
できません。
日本語は英語と違い母音のために空気効率が良い話し方なのです。その代わりに、
息の小刻みの調整が難しくなります。すべてを合計すれば、英語も日本語も話す
ためのエネルギーは同じくらいかと思われます。
音素ベースの発音では、音を切るために母音が終る度に息の流れが減速されます。
これは日本語の特徴でもあり、実際には横隔膜で息の吐き方を小刻みに切っていま
す。唇や舌で音を作りながら、空気の流れとシンクロさせ発音をするものです。
横隔膜とは息を強く吸ったり、吐いたりする時に動く、呼吸に必要な腹にある筋肉
です。
一方、上記の音のストリームの発音はbの子音で唇で空気の流れを止めて作ります。
最初がbの音ですから、唇を閉じ圧力を蓄えてから、その息の勢いで続けて発音し
ます。横隔膜は一定の力で押し続けるだけです。唇が空気を遮断するので音のスト
リームの場合には唇にやや圧力を感じます。ストリーム・ベースが習得できると発音
は、横隔膜の動きがが楽なので全体的にもかなり楽に感じます。
音素ベースの場合には子音を唇でなく横隔膜で息を制御しているため、唇にはほとん
ど圧力を感じません。唇を開けるタイミングで息を吐く感じになります。何が大きく
違うかと言えば、音のストリームの方が小刻みに切れます。それは唇だけの動作で
済むからです。しかし音素ベースでは横隔膜の制御ですから動きは緩慢となります。
すると特に子音の音の立ち上がりが音素ベースでは緩慢となり、音のストリームでは
子音の音の立ち上がりがシャープになります。そして子音にキレのある音がでます。
この子音にキレをだすためには、息を吐き続けながら子音を出します。しかし、日本
語はどうしても音を微妙に切っていますので、母語の干渉で横隔膜を動かす癖がでて
しまいます。音のストリームに実際になれると横隔膜の動きが単純に押し続けるだけ
です。
息を吐きながら舌とか唇で音を切るので、英語ネイティブのような速さで話す事が
できます。音を切る行為は英語のリズムに関係してきます。英語の音のリズムは主に
子音で作られますが、舌や唇等の口の動きにより作りだされています。慣れると
リズムもこちらの方がずっと楽になります。
英語の音をストリームとして扱う重要性は音と次の音に密接な関係があるからです。
音は連続的に変化していますが、ある音からある音に変わる場合には、前の音が
終った所から始まり、そして終った段階では常に完全に次の音の準備ができていない
といけません。息を吐き続けながら子音を作り出せば常にその条件を満足せることが
できます。
息を吐きながら子音で音のストリームを切る意識で次を発音してみてください。
慣れてきたら発音がかなり楽になると思いますが、いかがでしょうか。
これも録音してじっくり聞いてみてください。そして以前に録音した音と比べて
ください。かなり、良くなったと思いますがいかがでしょうか。
How did you come up with this idea?
I didn’t know that.
もし質問がある場合には下記の掲示板に書いてください。
http://www.eikaiwanopl.jp/bbs/bbs2/wforum.cgi?
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詳しい理論を知りたい人に。
ストリームで学ぶ”英会話の発音とリスニング”理論編
→ <http://www.eikaiwanopl.jp/stream/ebook/rironhen.html/>
音のストリームの学習に関する質問は学習者用の掲示板を使ってください。
→<http://www.eikaiwanopl.jp/bbs/bbs2/wforum.cgi?>
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