【毎週1本!男が見るならコレ!】ある少女が犯した罪とその償い〈第85号〉
発行日時: 2008/4/11┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ Vol.85 ┃
┃ 毎週1本!男が見るならコレ! ┃
┃ http://www.cinemaonline.jp/ ┃
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こんにちは!映画ジャッジ編集長の「山根(やまね)」です。
映画とは関係ないのですが、
最近 思うことがあります。
それは、「北京五輪」。
今 聖火リレーが行われていますが、ひどい状況です。
抗議デモが行われ、聖火が何度も消される始末。
聖火リレーというのは、消さないことが大切なはずでは?
やる意味は、あるんだろうか?
平和の祭典であるはずのオリンピック。
その開催国が、今回は中国。
今さらな話ですが、
これが、間違いだったんじゃないかという話まで、
出てきている状況。。。
日本では全く報道されませんが、
中国は「法輪功」「ダルフール」そして「チベット」と
数多くの人権問題を抱えています。
他に立候補していた、大阪、トロント、パリ、イスタンブール。
この4大都市を蹴ってまで、平和の祭典を北京でする意味とは?
「IOC、いったい中国にいくら貰ったの?」と
下衆の勘ぐりでも入れたくなります。
混乱続く北京五輪、長野の聖火リレーは、
平和に行われるといいなと、願っています。
さて、本日ご紹介する映画は、
ある少女が犯した大罪と、その告白です。
年頃の少女にはよくあることなのでしょうが、
(男なのでわかりませんが)
その罪が生み出したものは、悲しみしかありません。
続きは本文で♪
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2008年04月11日━━
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【毎週1本!男が見るならコレ!! 第85号】 今週の内容
【1】今週は・・・「つぐない」
【2】うれしい!「プレゼント情報♪」のお知らせ
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【1】今週の、男が見るならコレ!!
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今週の編集長 山根がお伝えする映画は・・・
『 つぐない 』!!
点数は、81点です。
妄想癖のある少女が犯した罪とは一体?
2時間かけて描かれる、その罪を犯してしまった理由と、
そしてそれが引き起こした悲劇。
普段ドラマなど一切見ない私だが、
この『 つぐない 』には引き込まれてしまった。
1930年代という時代背景と、タイプライターの音。
この2つが作り出した環境は、映画をより素晴らしく、
そしてより悲しく仕立て上げた。
まずは、冒頭のあらすじから。
@ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @
1935年、イギリス。少女ブライオニーがふと家の窓から
外を見ると、庭の窓のところで姉のセシーリアが濡れた
下着姿で立っていた。側には使用人の息子ロビー。
ブライオニーは、いけないものを見てしまったと感じた。
その後、ロビーからセシーリアに手紙を渡してくれた頼まれた
ブライオニーは、渡す前にその手紙を読んでしまう。
そこには淫らな言葉が書いてあり、ますますロビーに対して
不信感を抱くブライオニー。
中身を見られたことに気付いたセシーリアは、
ロビーに内容を問いただす。喧嘩していた二人だったが、
この一件でお互いの愛を確かめ合い、その場で結ばれる二人。
しかし、そこを運悪くブライオニーに目撃されてしまった。
ブライオニーには、ロビーが姉を辱めているように見えた。
その夜、ロビーに対して苛立ちを募らせているブライオニーは、
家出をしてしまった従姉弟の弟たちを探しているところで、
弟たちの姉が襲われているところを目撃する。
逃げていく人影を見たブライオニーは証言する。
「犯人はロビーです」。連行されていくロビー。セシーリアと
ロビーは、ブライオニーによって引き裂かれてしまうのだった。
@ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @
なんだかいつもより長いあらすじとなってしまったが、
映画の冒頭から30分程度の説明だ。
これでも、かなり削った方。
と、長ったらしい映画のような印象を与えてしまったが、
上映時間の長さは全く気にならない。
その秘密は、映画の構成方法にある。
『 つぐない 』では、「ブライオニーが見た、感じた光景」と
「真実」が交互に描かれている。ブライオニー視点では、
その光景は断片的で、とても衝撃的だ。しかし「真実」は違う。
「真実」を知るたびに、観客は「ああ、なるほどね」となり、
頭もスッキリして、次の視点に集中することができる。
この仕組みはラストまで続き、これまで「真実」かと
思っていたことがひっくり返されたりするので、
驚かされるとともに、強く印象に残った。
『 つぐない 』では、珍しい史実が映像化されている。
懲役を逃れるために、兵役についたロビー。
時は第二次世界大戦がいままさに始まろうとしている。
ロビーはイギリス軍の兵士として、海を渡ってドイツへと
向かうのだが、初期の第二次世界大戦はドイツの圧勝。
イギリス兵は、フランスに取り残された自国の兵士と
フランスの兵士を助ける為に、大規模な撤退作戦を行う。
これがダイナモ作戦、いわゆるダンケルクの戦いだが、
じつはこの作戦、ほとんど映画化されていない。
まあ撤退作戦なんて描いても客が入らないのかもしれないが、
記憶の限りではたったの3本。それも一番新しいので1970年作。
さすがに、それはあんまりではないか。
しかし『 つぐない 』では、この史実を最新の技術と
長回しでバッチリと見せてくれている。
当時のイギリス軍の状況と、ロビーの心情とが相俟って
見ごたえのある映像となっている。
『 つぐない 』は、よくできたドラマだ。
見終わった後に感動するというわけではないが、
その余韻は強烈に心に残る。
ブライオニー、セシーリア、ロビー、
誰に感情移入するかによって、見えるてくるものが違うだろう。
誰かと観に行く時は、同じ感性の人と行くのをオススメする。
●『 つぐない 』の
岡本太陽氏による批評は、コチラから↓↓↓
https://www.emotent.jp/t/1766/
服部弘一郎氏による批評は、コチラから↓↓↓
https://www.emotent.jp/t/1767/
福本次郎氏による批評は、コチラから↓↓↓
https://www.emotent.jp/t/1768/
●『 つぐない 』の
詳細は、コチラから↓↓↓
https://www.emotent.jp/t/1769/
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【2】うれしい!「プレゼント情報♪」のお知らせ。
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