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【毎週1本!男が見るならコレ!】未来を絶望から希望へと変えた男の自伝映画〈第67号〉

発行日時: 2008/2/8




 こんにちは!映画ジャッジ編集長の「山根(やまね)」です。

 明日、スゴい映画が公開されます。
 それが『 潜水服は蝶の夢を見る 』です。

 原作者のジャン=ドミニク・ボビーが目を覚ますと、
 そこは病室でした。やがて、自分が脳梗塞で倒れて
 運び込まれたことを徐々に思い出します。

 医者や看護婦がやってきていることがわかるのに、
 自分の言葉が相手に通じない。身体も全く動かせない。
 唯一、自由に動かせるのは左眼だけ。

 つい先日までは、フランスのELLE(エリー)誌編集長として
 人生を謳歌していたのに、こんな風になるくらいなら
 死んだ方がマシだ!


 そんなジャン=ドミニク・ボビーのもとに言語療法士が訪れ、
 瞬きでコミュニケーションをとる方法を教えてくれたことから、
 彼の未来は希望へと向かっていきます。

 それから、ジャン=ドミニク・ボビーは
 瞬きで自伝を綴り始めます。
 たとえ身体は「潜水服」を着ているように動かなくとも、
 「蝶」のように自由に羽ばたく記憶と想像力で――。

 『 潜水服は蝶の夢を見る 』
 この驚きと感動に包まれた自伝が、
 ついに映画となって明日、公開されます。

 もしも自分がジャンと同じ状況になったら?
 そう考えるとジャンの前向きな生き方には
 感心するばかりです。

 ●「 潜水服は蝶の夢を見る 」の
   岡本太陽氏による批評は、コチラから↓↓↓
        https://www.emotent.jp/t/1230/ 

 ●「 潜水服は蝶の夢を見る 」の
   詳細は、コチラから↓↓↓
        https://www.emotent.jp/t/1231/ 


 さて、本日紹介する映画は
 絶望の社会で未来から目を背けながら
 生きてきた一人の少年が、希望を手にする話です。

 普段、日本に住んでいる私たちからは
 想像もできないような現実。
 少年はどうやってそこから希望を見出したのでしょうか?

 続きは本文で♪

━━━━━━━━━━━━━━━━━2008年2月8日━━━Vol.67━

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【毎週1本!男が見るならコレ!! 第67号】 今週の内容

 【1】今週は・・・「ツォツィ」

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【1】今週の、男が見るならコレ!!
――――――――――――――――――――――――――――――

 今週の編集長 山根お伝えする映画は・・・

 『 ツォツィ 』!!

 点数は、74点です♪


 南アフリカのヨハネスブルク。
 ここがどんな街か あなたはご存知だろうか?
 じつは、世界一危険な街なのだ。

 ヨハネスブルクには、アパルトヘイト廃止後に
 職を求めて多くの黒人が流れ込んできた。
 しかし、職が余っているわけでもなく
 街は失業者であふれ、急速に治安が悪化していった。

 その結果、裕福な住民や企業は他の都市へと逃げ出し、
 さらに職がなくなってしまうという悪循環に陥った。
 そしてついにはゴーストタウンとなってしまったのだ。

 街では昼夜を問わず強盗・殺人が日常的に起こり、
 どこのお店もショーウインドウには鉄格子がついている。
 『 ツォツィ 』は、そんなヨハネスブルクで育った
 ある黒人の少年の再生への物語だ。


 まずは、冒頭のあらすじから!

 @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @

 南アフリカのヨハネスブルク。アパルトヘイトの爪あとが
 今も大きく残るこの社会で生きる、一人の少年がいた。
 彼はツォツィ(不良という意味)と呼ばれている。
 本名は誰も知らない。

 ツォツィは仲間とつるんで窃盗やカージャックを繰り返し、
 怒りと憎しみだけを胸にその日を生き延びていた。
 名前を捨て、過去を封印し、未来から目をそらして・・・。

 ある日、ツォツィは女性が車を離れた隙をついて
 運転席へと乗り込んだ。追いすがる女性には銃弾を浴びせた。

 猛スピードで車を走らせていると、突然赤ん坊の泣き声がした。
 驚いて後部座席を見ると、そこには赤ん坊が乗っていた。
 驚いたツォツィだったが、赤ん坊を家に連れて帰り――。

 @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @


 ツォツィはこれまで一人で生きてきた。
 もちろん学校になんて行っていない。
 そんな男が生きていくためにはどうするか?
 暴力で他人からモノを盗む以外なかった。

 愛情というものを知らずに育ったツォツィ。
 そんなツォツィの目にとまる、奪った車の中にいた赤ん坊。
 ツォツィはその赤ん坊を育てようとすることで、
 初めて愛というものの存在を知る。


 一口に育てると言っても、ツォツィには難しい。
 何しろ、知識というものがこれっぽっちもないのだ。

 どうして赤ん坊が泣いているのか?
 その理由がわからない。
 おむつが汚れたらどうしたらいいのか?
 その方法がわからない。

 何もかもが手探りの中で、
 自分なりに必死で子育てをするツォツィ。
 その姿は暴力を振るってきただけの今までの彼とは
 うってかわってとても輝いて見えた。


 主人公ツォツィの眼。
 強盗を繰り返し、平気で暴力を振るっていた頃は
 鋭い目つきで、とても冷たく感じた。

 しかし、赤ん坊と触れ合うことにより、
 徐々に、その眼に暖かいものが見えてくる。
 このあたりの演技はとても素晴らしい。

 愛情というものを知ることで表れてくる変化。
 どんな人間でも、愛を知ることで救済できるという
 メッセージ性を読み取ることができる。


 『 ツォツィ 』のラストシーン。
 ハラハラする展開ではあるが、少し物足りなく感じた。

 どうせならエンドロールの最後に
 その後の物語を少しだけでも出してくれたら
 もっと良い映画になっただろう。


 ●「 ツォツィ 」の
   前田有一氏による批評は、コチラから↓↓↓
        https://www.emotent.jp/t/1232/ 

 ●「 ツォツィ 」の
   詳細は、コチラから↓↓↓
        https://www.emotent.jp/t/1233/ 


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