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最前線の子育て論byはやし浩司(メルマガ版)

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●子育て最前線の育児論byはやし浩司・メルマガ(春の夜)

発行日: 2008/5/26






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子育て最前線の育児論byはやし浩司   08年 5月 26日
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どうか、お楽しみください。(↓をクリックしてみてください。)
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【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

●学力調査テスト(School Test in Japan)

++++++++++++++++++

昨日、全国で、一斉に学力テストが
実施された(4月22日)。

産経新聞の記事をそのまま紹介させて
もらう。

+++++++++++++以下、産経新聞+++++++++++++++

 「全然明るい」は正しい? 福沢諭吉の身長は? ……。小6と中3の児童生徒を対象
に22日に行われた全国学力テストでは、学力を実生活に活用する力を意識した出題傾向
が強まった。文部科学省は昨年と出題の領域や分量に大きな変更はないとしたが、基本的
な知識を問う「A問題」で、学校生活を題材にした出題が目立ち、PISA(OECDに
よる学習到達度調査)型の学力を求める姿勢が一層浮き彫りになった。

 算数・数学では小6のA問題で、「約150平方センチ」の面積について(1)切手(2)
年賀はがき(3)教科書の表紙(4)教室の床−の選択肢から選ぶ四択問題を出題(正解
は(2))。センチメートルという単位について肌身で理解しているかを調べた。

 中3のB問題(活用)では、「明治期の文豪、樋口一葉の身長が140センチ台であるこ
とが判明した」との新聞記事を引き合いに、慶応義塾創設者の福沢諭吉の身長を出題。上
腕骨の長さから身長を推定する数式を活用させつつ、数学が意外な(謎)を解いてくれる
一面をアピールした。

 国語では、中3のB問題で、若者の間では肯定表現として使われることが多い「全然」
の使い方に関するリポートを出題。「全然明るい」という表現の賛否について、いずれかの
立場に立たせて理由を説明させる約100字の“ミニ小論文で言葉に対する感度をはかった。

 一方、前回誤答が多かった問題の類題も。昨年の小6算数では「底辺×高さ」の公式で求
められる平行四辺形の面積について、斜辺の数値など不要な情報を加えつつ、別の長方形
の面積と比較させると、正答率が18%と低かった。今回は底辺、高さのほかに斜辺の数
値を示す単純な問題で、理解の正確さを調べた。

 文科省によると、四十数年前の全国調査や近年の抽出調査と同一の問題が全教科で計2
5問出題されており、結果が注目されそうだ。

+++++++++++++以上、産経新聞+++++++++++++++

●もの知りから、考える子どもへ

教育全体の傾向としては、(もの知りな子ども)から、(考える子ども)と、
教育の目標そのものが、シフトしている。

しかしこれは(変化)ではなく、(欧米化)である。
もっと言えば、(世界に合わせた、標準化)ということ。
日本の教育は、あまりにもゆがんでいた。

今後、この傾向は加速されることはあっても、減速されることはない。
たいへんよいことだと歓迎する。

ところで「明治期の文豪、樋口一葉の身長が140センチ台であることが判明した」
(学力テスト)という。

低い?

「腕骨の長さから身長を推定する数式」ということだから、樋口一葉が、
死亡したときの身長ということになる。

しかしだれしも、老齢になると、身長が縮む。
見た感じ、3分の2程度になる人だって、いる。
そういう事実をさておいて、「では、福沢諭吉は……?」という計算をしても、
あまり意味はないのではないか。

もう一度、問題をよく読んでみよう。

++++++++++++++以下、問題より++++++++++++++

【中学3年B】
【問題1】

桃子さんは,樋口一葉ようのおよその身長が、 上
じょう腕わん骨こつ(肩とひじの間の骨)の長さから推定された
ことを新聞記事で知り、その内容を下のようにまとめました。

桃子さんのまとめ

一葉さんの身長は140cm 台
写真や絵から身長を算出できる

明治時代に活躍した作家・樋口一葉(1872 &#12316;1896)
の身長は140 cm 台だったことを、解剖学と郷土史の
研究者が明らかにした。

この研究者らは,樋口一葉の写真を分析し、一葉が身につ
けていた和服から、一葉の上腕骨の長さを突き止めたそうだ。
そして、男女の身長と上腕骨の長さとの関係から求めた、
明治時代の頃の成人の身長を推定する式に当てはめて、
一葉の身長を推定した。

桃子さんは,明治時代の頃の成人の身長について調べたところ、上腕骨の
長さ(cm)から身長(cm)を推定する式があることが分かりました。そして、
その式をおよその数を使って、下のように表しました。

男性の身長= 2.8 ×(上腕骨の長さ)+ 73 
女性の身長= 2.5 ×(上腕骨の長さ)+ 79 

(問い)

前ページの式を使って,次の(1)から(3)までの各問いに答えなさい。

(1) 桃子さんは、一万円札の肖像になっている
福沢諭吉の身長を調べることにしました。
そこで、写真を分析して、 上腕骨の長さを
約36cm と求めました。

このとき, 前ページの式を使うと、
福沢諭吉の身長は約何cm と考えられますか。
下のアからオの中から1つ選びなさい。

ア 約164cm   イ 約169cm
ウ 約174cm   エ 約179cm
オ 約184cm

(2) 明治時代の成人の女性2人について、上腕骨の長さの差が4cm のとき、
この2人の身長の差は何cm と考えられますか。2人の身長の差を求めな
さい。

上腕骨の長さの差
上腕骨の
長さの差

(3) 明治時代の成人について、上腕骨の長さの差と身長の差の関係を考えます。
男性2人の上腕骨の長さの差と女性2人の上腕骨の長さの差が同じとき、
男性2人の身長の差と女性2人の身長の差では、どちらが大きいと考えら
れますか。下のア、イの中から1つ選びなさい。また,選んだ理由を説明
しなさい。

ア 男性2人の身長の差
イ 女性2人の身長の差

【問題2】

直樹さんは、2けたの自然数と、その数の十の位の数と一の位の数を
入れかえた数の和がどんな数になるかを考えています。

21 のとき  21+12 = 33
35 のとき  35+53 = 88
47 のとき  47+74 =121
82 のとき  (        )

上で調べたことから,直樹さんは,次のことを予想しました。

直樹さんの予想

2けたの自然数と,その数の十の位の数と一の位の数を入れかえた数の和は,
11の倍数になる。

次の(1)から(3)までの各問いに答えなさい。

(1) 上の( ) に当てはまる式を書きなさい。

33 = 11 × 3
88 = 11 × 8
121 = 11 × 11

いつでも11 の倍数に
なるのかな。

+++++++++++++以上、当日の問題より+++++++++++++++

あまりほめてばかりいてはつまらない。

この【問題1】での最大の問題点は、「写真を分析して、 上腕骨の長さを
約36cm と求めました」という部分。

写真を分析すれば、上腕骨の長さがわかるのだろうか?
またどの写真を使ったのだろうか?
どうやって上腕骨の長さを知ったのだろうか?

話はそれるが、映画『ベン・ハー』の中の、チャールストン・ヘストン
は巨大な男性に見えた。
が、実際には、それほど大きな人ではなかったようだ。
映画の中では、ヘストンを撮影するときだけは、いつもカメラを下にして
写していたそうだ。

そういう技法は、映画の世界ではよく用いられる。

となると、ますますわからなくなる。
「36センチ」という数字は、いったいどこからどのようにして出てきたのだろう。

【問題2】については、3〜4つの計算をして、それが11の倍数に
なったからといって、すべてがそうであると結論づけることはできない。
5つ目に、別の答が出てくるかもしれない。

5つ目も11の倍数になったからといって、6つ目はわからない……。

そこで文字式ということになるが、2けたの数字を、
(10xa+b)とおけば、簡単に証明できる。

問題そのものは、ごくありふれた問題である。
レベルとしては、(中学1年)程度。

++++++++++++++++++

こうして私は、今日もニュースを読んだ。
が、一言。

ニュースというのは、読むだけでは、
あまり意味がない。

読むだけだと、記憶に残らない。

そこで自分なりにコメントを書いてみると
よい。

そうすれば、脳みそに、ぐいと残る。
考える力も身につく。

++++++++++++++++++

(追記)

樋口一葉の上腕骨の長さは、
(140−79)÷2・5で、24・4センチということになる。

福沢諭吉は、男性だから、上腕骨の長さから、

男性の身長= 2.8 ×(上腕骨の長さ)+ 73 
の計算式を使って、

36x2・8+73=173・8センチ、ということになる。

当時としては、かなり大きな人だったらしい。
またひとつ新しいことを学んだ!


【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

●春の夜

++++++++++++++++++++

このところ、楽しい話が、あまり思い浮かばない。
気分が晴れない。
で、そのかわり、ワイフとは、いつもバカ話ばかりしている。
が、その範囲。

バカ話は、バカ話。

さあて、どうしたものか。
どうしよう。

実は、今、10年以上も前に買った古いパソコンで、
この原稿を書いている。
キーが指になじんでいて、とても打ちやすい。
指がキーに触れているだけで、心地よい。

文字を打っていないときも、やさしく指先で、
キーをこする。
この感触が、たまらない。

子どもの(ものいじり)と同じ。
それとも(指しゃぶり)?
いじっているだけで、心が休まる。

私は子どものころから、いつも何かをいじっていた。
情緒が、不安定だったのかもしれない。
ものをいじることで、その刺激が脳のある部分に伝わり、
そこでモルヒネ様の物質が、放出される。
それが脳を、心地よい状態にする。
情緒を安定させる。

・・・たった今、ワイフと、脳梗塞の話をした。
「あなた、気をつけてよ」と、ワイフは言った。
「うん」と、私は答えた。

しばらく、しゃべったあと、今度は、認知症とうつ病の話になった。
認知症とうつ病は、ペアでやってくることが多いそうだ。
どっちが本病で、どっちが標病なのか、よくわからないことが多い。

「本病」「標病」というのは、東洋医学の言い方。
「本病」というのは、「本(もと)になる病気」、標病というのは、
「付属して起こる病気」という意味。
つまり認知症からうつ病になる人もいるし、
うつ病から認知症になる人もいる。

ワ「その人がそういう病気とわかっていればいいけど、わからないときが困るわ」
私「周囲の人たちが、それに振り回されるからね」
ワ「その人の言葉で、キズつくこともあるわ」
私「そうだね」と。

ところでワイフの知人に、このところ、共に、どこかおかしいという夫婦がいるという。
夫のほうは、認知症ぎみ?
妻のほうは、うつ病ぎみ?
夫婦ともどもだから、ちょっとたいへん?
近隣の人たちとのトラブルも、このところ絶えない。

ときどき奥さんの言葉を真に受けた夫が、近所の家の人のうちに、怒鳴り込んで
くることもあるという。

「お前は、うちの家内のサイフから、金を抜き取ったそうだな」とか。

こういうとき、近くに子どもでもいれば、まだよい。
しかし不幸なことに、その夫婦には、子どもがいない。

いつもその夫婦のことが話題になると、「どうするんだろ?」
「どうするのかねえ?」という会話で終わってしまう。

私「あのね、うつ状態になると、ささいなことがペタッと頭に張りついて
それが取れなくなる。悶々と、そのことばかり悩むようになる」
ワ「気分を変えることはできないの?」
私「それができれば、簡単なんだけどね。それができないからつらい。妄想というか、
被害妄想ばかり強くなるからね」

ワ「ところで、認知症からうつ病になった人と、うつ病から認知症になった人は、
どこでどう見分けるのかしら?」
私「いろいろ調べてみたけど、専門のドクターでも、むずかしいそうだ」
ワ「認知症とうつ病は、やはりペアでやってくるということかしら?」
私「病識(=自分が病気だという自覚)があれば、わかりやすいんだろうけどね・・・」
ワ「そうね・・・」と。

またまた暗い話になってしまった。
こういう文ばかり書くということは、私自身が、かなりうつ状態ということになる。
気をつけよう!

ところで今日の午後、新しいデジタルカメラを買いに行った。
ねらっているのは、C社のSxx。
値段は、3万4850円。
「3万円なら買う」と言ったが、店員は、「NO!」と言って、どこかへ消えてしまった。
買うのは、もう少し、先に延ばすことにした。

あとは、とくに書くことはなし。

もう少し原稿を書いて、静かに眠ることにする。
時刻は、午後10時40分。

アーカンソー州では、午前8時40分。
カルフォルニア州では、午前6時40分。

アメリカに住んでいる息子たちのことを、あれこれと思いやる。
「もう起きて、仕事に出かけただろうか」
「そろそろ起きるころだろうか」と。
それが今は、何よりも、楽しい。

++++++++++++++++++++++++++

●今週は、すでに5単位

今日は水曜日。
月曜日、火曜日、水曜日の3日間だけで、すでに5単位も、運動をした。
1単位は、40分間程度のサイクリングをいう。

おかげで太ももの付け根あたりに、鈍痛。
鈍痛といっても、心地よい。

明日からも、がんばろう。
とにかく、こうなったら、健康を維持するしかない。
「こうなったら・・・」というのは、つまり、「いろいろあるから」
という意味。
深い意味は、ない。

ところで昨日、小6の子どもたちと、百人一首の暗記競争をした。
みなに3首ずつ渡し、3首、早く暗記したほうが勝ちというゲームだった。

結果は、ダントツに私の勝ち。
10〜15分ほど時間をかけて、みな、何とかソラで言えるようになった。

理由がある。

私は、学生のころ、古文が得意だった。
百人一首を、ときどき読んだ経験もある。

つぎに私は、和歌の内容を理解しながら、暗記する。
一方、子どもたちは、意味もわからず、(音)だけで暗記しようとする。
これでは勝負にならない。

昨日私が暗記したのは、つぎの3つ。

(1)春過ぎて、夏きにけらし、白妙の、衣ほすてふ、天の橋立
(2)君がため、惜しからざりし命でも、xxxx
(3)愛xxxxx

昨日は、スラスラと暗記できたが、1日たってみると、記憶しているのは、
この程度。(そのため、短歌の内容は、不正確。ごめん!)

この中の、とくに(2)の「君がためなら・・・」というのが、気にいった。
内容は、「君のためなら命も惜しくないと思っていたが、その命も、短くなってきた」
というもの。

繰りかえし読んでいるうちに、ジンときた。

(3)番目の「愛・・・」は、忘れてしまった。

つまり、私の脳みそは、まだまだ健康と判断してよいのでは・・・?
こういう競争で、子どもたちに負けるようになったら、おしまい。
今の仕事は、やめるしかない。

で、そのあと、今度は、算数の問題で、競争してみた。
何かの問題集をランダムに開き、「さあ、やってみよう!」と。

こんな問題だった。

【問い】(制限時間は10分)

10キロ離れたA町とB町から、同時に、A君がA町からB町に向かって、
またB君がB町からA町に向かって歩き始めた。
A君とB君は、25分後に、道で出会った。
で、A君は、B町に着くと、今度はA町に向かって歩き始めた。
B君は、A町に着くと、今度はB町に向かって歩き始めた。
A君とB君は、A町から2000メートルのところで出会った。

A君とB君の分速を求めなさい。
ただし方程式は使ってはいけません。

+++++++++++++++++++

今のところ、この程度の問題なら、スラスラと解ける。
解き方の説明もできる。
(ヒント:分速の比を求める。Aの速度と、Bの速度比は、
1000+8000:10000+2000=18:12=3:2。
それから求めて、A、Bの分速は、240メートル、160メートル。)

つまり私はこうして自分なりのやり方で、脳みそを鍛えている。
正直に告白すれば、仕事を利用しながら、脳トレをしている。


●畑仕事

庭先に、小さな畑がある。
全体で、10坪程度。
その中に、土を盛りあげて、畑を作っている。

そこで今、レタス、ナス、キュウリ、シシトウ、枝豆、ネギなどを育てている。
が、トウモロコシの生育が、あまりよくない。
発芽率も、20%以下?
そう言えば、枝豆の発芽率も、その程度。

これら2つの種は、あるところのある店で買ったもの。
多分、古い種だったのだろう。
ワイフは「古い種でも、ちゃんと発芽する」と言うが、私は、そうは思わない。
飲食物には、賞味期限というものが記載してある。
「種」にも、それと同じようなものを、表示したらよい。

今度からは、ちゃんと、裏側に記載されている数字をよく見てから種を買うことに
しよう。


●ディズニー・シー

今度、家族全員で、ディズニー・シーへ行くことにした。
息子と、息子夫婦、それに私とワイフ、プラス2人の孫たち。
計7人。

アメリカにいる三男がいないのが残念だが、私にとっては、生涯、最高にすばらしい
日になりそう。

で、その「ディズニー・シー」だが、かなり広い会場ということがわかった。
ネットで検索してみたら、「ディズニーランド」と同じくらいの広さがある。
旅行社の人が、「1日では、回れませんよ」と言ったが、納得。

息子は、「ディズニーランドは、子供向け。ディズニー・シーは、大人向け」と
言った。

孫たちには悪いが、ますますその日が楽しみになった。
ディズニーランドへ行くのは、15年ぶり?
ディズニー・シーへは、もちろん、今回がはじめて。


●認知症

先ほど書いた、「このところ、共にどこかおかしいという夫婦がいる」という
話だが、ワイフがこんなことを思い出した。

ワイフの友人が、何かの会費を、相手の妻に預けたという。
金額は、4〜5万円だったという。

が、1週間たっても、会のほうへ、会費が未納のままになっていた。
そこでワイフの友人が、相手の妻のほうへ、「どうなっていますか?」と聞くと、
相手の妻は、「青い封筒に入れて、しまってあります。明日、会のほうへ
納入します」と。

が、さらに1週間ほどたったが、会費は納入されていないままだった。
そこでワイフの友人が、「どうなっていますか?」と電話を入れると、相手の
妻は、こう言ったという。

「私、そんなお金は、知りません!」と。

ワイフの友人は、驚いたというより、背筋にゾーッと、寒気のようなものを
感じたという。

私「で、その会費はどうしたの?」
ワ「たぶん、私の友人が負担したのじゃないかしら。そこまでは話を聞いていないから」
私「だんな(=相手の夫)は、どうなの?」
ワ「一見、まともそうに見えるらしいけど、こわいからだれも近寄らないそうよ」と。


●シャドウ論

親から子へと伝わるものは、多い。
その中でも、何がこわいかといって、シャドウ(ユング)ほど、こわいものはない。
親が心の隅に隠しもっている(邪悪な部分、つまりシャドウ)が、子どもにそっくり
そのまま伝わってしまう。

親子というのは、そういうもの。

こんな例がある。
例といっても、いくつかの話をまとめたものだが、こういうこと。

あるところに、小ずるい母親がいた。
やることなすこと、まさに小ずるく、小ずるさの塊(かたまり)のような人だった。
が、世間では、「仏様」と呼ばれていた。

その母親に、一人の娘がいた。
その娘は、そういう母親に反発した。
ときに猛烈な親子喧嘩もしたという。

で、母親は、15年ほど前に、他界。
今、その娘は、70歳前後になる。

が、周囲の人たちの評判を聞いて驚いた。
その娘が、母親そっくりの人間になっていた。
やることなすこと、まさに小ずるさの塊のようになっていた。

ワ「娘は、母親を反面教師としなかったのかしら?」
私「反面教師のこわいところは、そこにある」
ワ「どういうこと?」
私「反面教師を気にして、批判ばかりしていると、結局自分も、いつか、その
反面教師と同じ人間になってしまう・・・」

ワ「じゃあ、どうずればいいの?」
私「反面教師にするならするで、その相手以上のものを、自分の中で同時に作り
あげなければいけない。でないと、結局は、反面教師の毒気のようなものに、
自分が巻き込まれてしまう」と。

こういう例は多い。
あなたとあなたの親の関係にも、それかもしれない。
あるいは一歩退いて、あなたの親と、その親(祖父母)の関係が、そうかもしれない。

要するに、親は、仮面(ペルソナ)をかぶらないということ。
仮面をかぶることはあっても、脱ぐときはちゃんと、脱ぐ。
この操作を忘れると、「ペルソナ人間」になってしまう。

あなた自身は、それでよいとしても、子どもに与える影響は、甚大である。

ワ「ありのまま生きるということね」
私「同時に、自分をみがきながらね」
ワ「むずかしそう・・・」
私「それが簡単なんだよ。日ごろから、ウソをつかない。約束は守る。この2つだけを
守ればいい。日々の積み重ねが、その人の人格になる」と。

歳をとると、こうした現象が、あちこちで見られるようになる。
今、まだ若い人は、そのときを、楽しみ(?)にしておいたらよい。


●ストレス

精神的なストレスは、体によくない。
それが長くつづけば、つづくほど、精神がむしばまれる。
体調も、おかしくなる。
免疫細胞の能力が低下するから、病気にもかかりやすくなる。

しかしこの世の中で、ストレスと無縁のまま生きることは、むずかしい。
こちらにそのつもりはなくても、向こう側から、やってくることがある。
否応(いやおう)なしに、何かのトラブルに巻き込まれることもある。

そういう意味でも、生きることは、それ自体、何かとわずらわしい。
わずらわしいが、その(わずらわしさ)こそが、今、私はここにいて、
ここに生きているという証(あかし)。

「ストレスを楽しむ」というには、無理かもしれない。
が、ストレスとは、じょうずにつきあう。
うまくつきあえば、その分だけ、賢くなれる。
(悩む)こと自体、(考えること)に直結する。
それまで見えてこなかった部分まで、見えてくるようになる。

が、まずいのは堂々巡り。
堂々巡りに入ると、そのままうつ状態に落ち込んでしまう。
そして一度うつ状態になると、自分の殻(から)から、抜け出られなく
なってしまう。

あとはこの悪循環。

では、どうするか?

私のばあい、

(1)うつ状態になったら、「これはほんとうの私ではない」と、自分によく言って
聞かせる。
(2)重要な判断などは、控える。そのつどワイフにアドバイスを求める。
(3)ハーブ系の安定剤を服用する。カルシウム剤も、私には効果的。
(4)よく眠る。
(5)あとは教室の子どもたちと、ワイワイと騒ぐ。

たいていそれで、治る。
そうそう、ストレスの原因が、人間関係にあるときは、相手を、サルか犬、
あるいはイノシシと思うようにする。
(言葉はきついが、それくらいにまで思わないと、ストレスから解放される
ことはない。)

頭の中で、それを空想する。
「あいつは、サルだ」「あいつは、イノシシだ」と。

そしてその相手から、遠ざかる。つまり相手にしない。
反論したり、弁解したり、言い争うのは、タブー。
「負けるが勝ち」と念じて、あとは、時の流れに、身を任す。

『時は心のいやし薬』と考える。
『時は心のいやし人』でも、よい。

・・・そろそろ12時になってきた。
ここらで、書くのをやめる。

みなさん、おやすみなさい!


(はやし浩司 家庭教育 育児 育児評論 教育評論 幼児教育 子育て はやし浩司 
Hiroshi Hayashi education essayist writer Japanese essayist)


【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【ニュースを読む】(K国の労働者の月給、学力調査)

●K国の労働者の月給(Monthly Salary of workers in North Korea)

+++++++++++++++++

ニュースを読む。
が、おもしろいことに気づいた。

同じようなニュースなのだが、
日によって、読みたい内容が変化する。

これは私だけの現象なのか。

それとも、みなに共通した現象なのか。

また内容についても、ときに、部分的な
ことが気になることがある。

たとえば今朝(4月23日)の毎日新聞は、
K国の窮状ぶりを伝えている。

何でも「大卒医師や教員が生活苦を理由に
退職して、商売に励んでいる」(毎日新聞)という
ことらしい。

が、その中の一文が気になった。
こうある。

「K国では、経済改革により価格統制を緩和した結果、
物価は急上昇し、1キロ0.08ウォン
(1ウォンは実質推定0.038円)だったコメは、
1200ウォンにも高騰。だが、一般労働者の月給は、
2000ウォン程度に引き上げられるにとどまり、
コメを2キロ買えばなくなる状態だ」(同)と。

たったの2キロ!

こういう数字を見ると、あれこれ計算してみたくなる。

私の悪いクセだ。

たとえば……。

一般労働者の月給が、2000ウォン。
米1キロの値段が1200ウォンということだから、1か月の
月給で、約1・7キロしか、米が買えないというと
いうことになる。

それはわかる。
しかし、そのあとが、よくわからない。
こうある。

「1キロ0.08ウォン(1ウォンは実質推定0.038円)
だったコメは、1200ウォンにも高騰」と。

これは、何かのまちがいではないか?

米1キロの値段が、0・08ウォンから、1200ウォンに
なったということは、単純に計算しても、値段が1万5000倍に
なったということになる。

1万5000倍だぞ!

つぎに「実質推定0・038円」という部分。
K国の1ウォンは、0・038円だという。

そこでもう一度、計算してみる。

日本では、米は、1キロあたり、平均して、500円前後。
つまり米、1・7キロということは、500x1・7=850円という
ことになる。

K国の労働者の月給は、米で見るかぎり、日本円で850円
ということになる。

しかし一方で、「1ウォンは、実質推定0・038円」という。
この数字で計算してみると、

2000x0・038=76(円)ということになる。

つまり米で計算してみると、K国の労働者の月給は、850円。
しかし実質レートで計算してみると、76円。

850円!
76円!

それほどちがわないが、しかしどうしてこういう(ちがい)が
生ずるのか?

「?????」。

どこか計算のし方が、まちがっているのだろうか?
まあ、それだけ米の価格だけが、高騰しているということらしい。

それにしても、すごい!

++++++++++++++++以下、毎日新聞+++++++++++++++++

大卒の女性医師や教員も本業を捨て自営業へ……。経済危機が続くK国で、高学歴女性
が国から十分な給料をもらえず、職場放棄の末に露天商などの商売に走っている実態が
K国朝鮮労働党の内部資料で明らかになった。K国では経済改革実施(02年)以後、
物価が急上昇したのに給与の引き上げ幅が小さく、公務員らが自営業に流れる深刻な事
態が生まれている。

 文書は党中央委が昨年10月に作成。それによると、K国各地で週6日、各種の日用品
を扱う市場が合法的に運営され、「物売り」を希望する住民が殺到している。市場周辺だ
けでなく、住宅地域にも露店が拡大して「社会秩序と規律をひどく乱している」という。

 党指導部が強く懸念しているのは、商売人の大多数が就労適齢期の女性という点。「特に
胸が痛む」例として、大卒医師や教員が生活苦を理由に退職して商売に励んでいる実態
を紹介し、これらの行為を「本分を放棄して商売に走るのは初歩的な良心と義理を欠く
行為」と非難している。

 K国では昨年後半、適齢期女性が市場で商売することを禁止する規定が出されたとされ
る。

 K国の政権に近い関係者は「国家経営の音楽学校に勤めるより、自宅でこっそり音楽教
室を開いた方が何倍もの収入になるというのが実情だ。党指導部も深刻に受け止めてい
る」と解説する。

 K国では経済改革により価格統制を緩和した結果、物価は急上昇し、1キロ0.08ウ
ォン(1ウォンは実質推定0.038円)だったコメは1200ウォンにも高騰。だが、
一般労働者の月給は2000ウォン程度に引き上げられるにとどまり、コメを2キロ買
えばなくなる状態だ。

 文書はこのほか、金欲しさからの違法行為にも言及。「毒性物質を含む食料品を売る」「(韓
国製品を販売し)敵に対する幻想を広めている」などと批判しながら「不正腐敗行為が
度を越し、非常に厳しい段階に及んでいる」とも警告している。

++++++++++++++以上、毎日新聞 0804234+++++++++++

++++++++++++++以下、朝鮮N報 080424+++++++++++

北朝鮮の専門家や脱北者たちは、「大量の餓死者が出た1990年代中ごろの“苦難の行軍”
当時と同じような状況が現れつつある」と指摘している。また別の消息筋は、「昨年末に1100
ウォン(約115円)ほどだったコメ1キロの価格が、労働者一人当たりの月収である2500
ウォン(約261円)にまで上がった。1990年代の中ごろにもコメの価格が月給ほどにまで
上がり、配給も途絶えたことから餓死者が大量に発生した」と述べた。平壌市民へのコメ
の配給も今月からストップしているという(朝鮮N報より)。

Hiroshi Hayashi++++++++APR.08++++++++++はやし浩司

●金権教(Money is All)
Territorial imperative is the origin of Moneyism, in which they say, “Money is all.”

+++++++++++++++++++++

金権教の原点は、「縄張り意識」。
動物時代の名残が、そのまま金権教の原点となった。
「金が力(Money is Power)」。

そのことは、ウグイスの縄張り行動を観察している
とわかる。
その時期になると、ウグイスは、「♪ホーケキョ」と、
美しい声をかなでる。
しかしその美しい声の裏で、実は、ウグイスは、
自分の縄張りを主張している。

いろいろな説があるが、半径1〜1・5キロ前後が、
その縄張りということらしい。

いろいろな鳴き方をする。

「♪ホーホケキョ」は、縄張り宣言(ウィキペディア百科事典)。

「♪ケキョケキョケキョ」は、縄張りに侵入した鳥への
威嚇であると言われている(同)。

ほかに地鳴きといって、「チャッチャッ」と鳴くことも
ある。

なお、縄張りというのは、ある動物が、特定の区域を占め
ることをいう。日本語のこの言葉自体は、日本人が古来土地の
所有権を示すために縄を張ったことに由来するという(同)。

「金(マネー)」が今ほど流通していない時代には、
縄張り……つまり自分の支配権の及ぶところが、「力」であった。
縄張りが広ければ広いほど、リッチということになる。

が、近代社会が発達するにつれて、物理的な(縄張り意識)は
消え、それが「マネー(金)」に置きかわった。
言うなれば「マネー(金)」は、観念的な縄張りということに
なる。

だから一般論として、金権教には、際限がない。
1億円もっている人は、10億ほしいと思う。
10億円もっている人は、100億ほしいと思う。

金額は大きければ大きいほど、よい。
その分だけ、安心できる。

だから金権教の信者たちは、こう言う。
「1億円でも足りません」「10億円でも足りません」と。

1人の人間が生きていこうと思えば、年間500万円も
あれば、じゅうぶん。
1億円あれば、20年間は、生きていかれる。
しかし金権教の信者たちは、そういうふうには考えない。
収入が減っただけで、パニック状態になる。
貯金の額が減っても、そうだ。

仮に10億円の貯金が1億円になったとしたら、さあ、たいへん。
それこそ自殺だって企てるかもしれない。
ふつうの人だったら、「1億円もあれば、すごい」と思うのだが……。

こうした原始的な心理が、そのまま国際情勢に反映される
ことがある。

現在の「チベット問題」も、そのひとつ。
あの中国は、自分の縄張りを広げようと懸命になっている。
こじつけにこじつけを重ねながら、「チベット共和国は、
昔から中国の領土だ」と主張している。

が、けっして他人ごとに思ってはいけない。

チベットのつぎは、台湾。
台湾のつぎは、沖縄。
30〜40年後には、沖縄の領有権問題をもちだしてくるはず。
それを忘れてはいけない。

つまり中国は、それだけレベルの低い国、ということ。
原始時代の縄張り意識を、いまだに捨てきれずにいる。

さて本題。

金権教の人は、なぜ金権にこだわるのか。

ほとんどの人は、「私は私の意思で、行動している」と
思いこんでいる。
しかしその実、脳みその裏の裏にある、本能によって
動かされているだけ。
「縄張り意識」という本能である。

もちろん生きていくためには、ある程度の金権は、
必要である。
金権が、その人を幸福にするとはかぎらない。
しかし金権がないと、その人は、確実に、不幸になる。
社会のしくみそのものが、そうなっている。

が、金権に毒されると、自分の姿を見失う。
時間を無駄にする。

なぜなら理由は、簡単。

所詮、縄張りなどというものは、生きているときだけ
有効。
またその範囲だけで、有効。
死ねばおしまい。露(つゆ)となって、消える。
露にもならない。

だから金権は金権として、自分との間に、一線を引く。
「明けても暮れても、金権、金権……」という生き方は、
けっして賢い生き方ではない。

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