ジョークな毎日 笑いのABC 三分で主役になれるネタ。 |
この記事の発行者<<前の記事
|
次の記事>>
|
最新の記事
************************************************************************
ジョークな毎日 笑いのABC 三分で主役になれるネタ
http://blog.livedoor.jp/iosafe21/
************************************************************************
仙人
あるテレビ局のスタッフが番組作りのためにジャングルで何週間かロケを張ることになった。
あいにく、天候に恵まれず、今日も雨模様。
撮影はこれで何日も足踏み状態であった。
スタッフの一人がプロデューサーと天候のことでぼやいていると、
一人の仙人風の老人がやってきて、
「明日の天気は晴れじゃ!心配無用!」と一言だけ残すと去っていった。
次の日は快晴。撮影は無事終了した。
スタッフがまたプロデューサーと明日の天気について、
ああだこうだと話していると、例の老人がやってきて
「明日の天気もはれじゃ!心配無用!」と一言。そしてスッと去っていった。
その日から毎日夕刻になると老人は明日の天気を予告して、
事実ことごとく的中したので、ロケは晴れの日には晴れの場面。
雨の日には雨のカットを計画的に撮影できて順調だった。
ところが、或る日を境に老人はぴたりと現れなくなり、
天気を予想するすべもなく、撮影はまた、滞りはじめた。
プロデューサーは思い余ってスタッフに告げた。
「あのじいさんを探そう。こう天候が不順だと、計画が延びるばかりだ。
今日は撮影を中止して、あのじいさんを探すんだ!」
みんなで手分けして、あっちの山はどうだろう?
こっちの祠にはいないだろうか?
と懸命に捜索してやっとのことで、老人を古い洞窟に見つけることができた。
スタッフは老人の前にひざまづくと
「仙人さま、どうか明日の天気を教えてください」
と懇願したが老人は
「もはやそれはできん!」と答えた。
「そこをなんとか」
「だめじゃ!」
「なんとか!」
「だめじゃ!」
幾度かの押し問答の末
「どうしてですか?」
とスタッフが尋ねると
老人はおもむろに口を開いて
「ラジオの電池が切れた。天気予報はもう聞けん」
この記事の発行者<<前の記事
|
次の記事>>
|
最新の記事
