おもどもの(週刊 自転車ツーキニスト190)
発行日時: 2005/3/2----------------------------------------------------------
【週刊 自転車ツーキニスト】"Weekly Bicycle Tourkinist"
どもどもの190号
■毎日毎日ホリエモン
どもども。またもや間があいてしまった。すまぬすまぬ。
ところで毎日毎日、話題のホリエモンなわけだが、この間、実際に彼と会って、驚いてしまったのであった。私の担当番組(私は本業テレビ屋なのです)にお招きしたときの話で、スタジオ進行の打ち合わせをしていた時だ。
しょっぱな名刺交換をする際に、ホリエモンが言った。
「あー、どこかで見たことがあったと思ったら、ヒキタさんじゃないですか。自転車のヒキタさんでしょ?」
ホリエモンは私のことを知っていたのだ。
私はもちろん驚いて聞く。
「え? 堀江さん、どこで私のコトなんて知ったんですか?」
これに対するホリエモンの答えがふるってる。というのか、いかにもホリエモンらしい。
「何言ってるんですか、このボクが知らないとでも思ってるんですか?」(*例のあの口調で)
「はあ……?」
私はそれ以上の二の句をつげず、そのままとなってしまったのであるが、どうやらホリエモン、高校時代に片道15kmの自転車通学をしていたのね。それで、どこかの書店かHPで私のことを見て、憶えていたのだ。
いや、正直言って、何だか嬉しかったよ。で、まあ、とにかく私はそれで腰砕けになってしまってね。
結構批判的なVTRを作ってたんで、なんだ、あんなVTR作るんじゃなかったな、なんて思ったりもしたのだ。
まあ、そのこととは別に、基本的にホリエモンのやり方やテイスト、ビジョンは、まったく私の好みじゃなかった。それは今でもそうだ。
これは決して私がテレビ局に勤めているから言うんじゃなく、マネーゲームだけで天下が取れるというのは、社会のシステム自体がおかしいとすら思う。ヒトが額に汗して作り上げたものを、株の空売りやら何やらで横取りされてしまってたまるものか。グローバルスタンダード? そのスタンダードとやら自体に懐疑的なのだ。90年代後半の東南アジアで、国家さえ巻き込んで吹き荒れたマネーゲームなどを見るにつけ、何かが狂ってると思わざるを得ない。
だが、ホリエモン個人でいうなら、最近、印象はちょっぴり変わってきた。
ここまでやられるとね。連日のツッパリ、不敵な大言壮語、ぶれない強気。大したもんだと思うよ。
さらに言うなら、あらゆる無礼さ(私は、彼はこれで無意味に損をしていると思う)の中で、ネクタイを締めないスタイルだけは、圧倒的に支持するつもりだ。ノーネクタイ。商売柄もあって私も常にそうしている。あれはエコだ。ホリエモンもそう言え。エコを主張せよ。
■九州の学校
まあそういうことで、取材の一環でホリエモンの卒業した久留米大附設高校の卒業アルバムを取り寄せた。
小さい学校なんだね。1学年4クラスしかない。男子校。
その一人一人の顔を見て、何だか懐かしかったよ。というのは、私の出た宮崎西高理数科というのと、テイストがそっくり同じだったからだ。ちなみに私の高校学科は1学年2クラスしかない。理数科だから、必然的に男ばっかり。
田舎の進学校だ。アルバムの中で、それぞれの顔が、精一杯の背伸びと、その裏腹の自信のなさに震えてる。
黄金時代だったな。
私はどの時代に戻りたいかと問われるならば、なんの躊躇もなく「高校時代」だと答える。
■満員御礼
さて、先日このメルマガで書いた、横浜での講演会。多数の応募ありがとうございました。
おかげさまで募集人数を大幅に超える大入り満員になったそうです。良かった良かった。
んで、その調子にのってというワケじゃないんですが、3月20日に第2東京弁護士会主催のトークショーに出演します。パネリストは、自転車議連の小杉隆代議士など。
ちょっと堅めの講演会になるかも知れませんが、これまたよろしく。詳細は以下の通りであります。
【都市交通シンポジウム開催のお知らせ】
「道路は誰のためにあるのか−歩行者や自転車に安全で快適な移動を可能にするための法制度の整備に向けて」
日時:2005年3月20日(日) 13時より17時まで (12時45分開場)
会場:霞ヶ関 弁護士会館 2階講堂「クレオ」
定員150名(先着順)・入場無料
主催:第二東京弁護士会 公害対策・環境保全委員会
*大気汚染、地球温暖化、年間9000人近い交通事故死者(平成16年度30日以内死者数)、慢性化した交通渋滞など、過度な「くるま社会」の弊害が叫ばれて久しく、その転換・再構築が急務と言われています。様々な環境法の分野で発信を続けて来た第二東京弁護士会 公害環境委員会では、こうした脱「くるま社会」の視点から、歩行者や自転車に安全で快適な移動を可能にするための制度構築について、各界を代表する論客を招いて議論いたします。関心をお持ちの皆様のご参加をお待ちしております。
パネリスト(予定)
小杉隆氏 衆議院議員(自転車活用推進議員連盟会長、サマータイム制度推進議員連盟副会長、党都市政策調査会長、再生可能エネルギー小委員長など。元文部大臣。GLOBE(地球環境国際議員連盟)元総裁。「環境の小杉」として、「各種リサイクル法」「省エネ法」「地球温暖化防止法」などの成立を指揮)
寺西俊一氏 一橋大学大学院経済学研究科教授(経済学部教授兼任)(21世紀道路政策研究会主催、国立市「自転車の似合うまちづくり検討委員会」座長。環境庁環境税研究会、東京都環境審議会などの委員を多数歴任。環境経済理論・環境政策論等を専門とし、「クルマ社会の限界と破綻」を指摘)
疋田智氏 TBSディレクター(「自転車ツーキニスト」として自転車通勤・通学の素晴らしさを訴え続け、ホームページ「自転車通勤でいこう」は異例の100万ヒット超を記録)
工藤一彦氏 弁護士(当会公害対策・環境保全委員会前委員長)
問い合わせ:第二東京弁護士会 人権課 土屋(03-3581-2257)
会場:弁護士会館 2階 講堂「クレオ」 地下鉄/霞ヶ関駅(丸の内、日比谷、千代田線) B1出口より徒歩1分、A1出口より徒歩2分、C1出口より徒歩3分) 自動車でのご来場は遠慮下さい。
とのことだそうな。
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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】
「ほやじ日記」倉田真由美著 朝日新聞社
「だめんず」でブレイクした漫画家倉田真由美、通称くらたまの「オヤジエッセイ」。まあ面白いに決まってるわけだ。
実際に面白い。週刊朝日連載の「テレビに出るちょっといいオヤジ論」が本にまとまったもので「ちょっといい」だけでなく「とほほ」なオヤジも多数。それぞれへの言いようがいちいち、くー、納得、だ。(とほほオヤジ代表・石田純一)
だが、読んでるウチに自分が面接されているかのような気になってくるのが、一抹のスパイスであったりするのだな。とほほなオヤジの話をされると、ありゃりゃ、オレもこんなところあるよなぁ、とか思う。くらたまの好みの男になるように教え諭されているような気分になってくる。
「絵が下手な」漫画家であるくらたま描くところの似顔絵が結構似てるのが意外だった。
それにしてもあらためて思うが、この人って真面目な人だよなあ。
「青葉台駅チャリンコ2分」鈴木カオル著 小学館
これは後日「産経新聞」に書評を書きます。面白いっすよ。一気に読める。著者のエキセントリックさに私は痺れた。
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【自転車通勤で行こう】
http://japgun.infoseek.ne.jp
バックナンバーはこちら。
http://www.melma.com/mag/03/m00016703/
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