アンケート!の(週刊 自転車ツーキニスト182)
発行日時: 2004/11/24----------------------------------------------------------
【週刊 自転車ツーキニスト】"Weekly Bicycle Tourkinist"
アンケート!の182号
■「日本史の旅」
ヘ・ン・だ。
こんな売れ方は初めてなのである。例の拙書「日本史の旅は、自転車に限る!」なのでありますが、発売1週未満にして、もう入手困難本になってしまってる。とにかくどこの本屋にも置いてないのだ。影も形も見あたらない。「ないぞ」とのメールを下さった方々、確かにないです。まことに申し訳ない。
首都圏で言うと、丸善も紀伊国屋も文教堂もSOLD OUT。もちろん小さな本屋には全くない。店員さんに聞いてみると「1、2冊入ったと思いましたけど、売れちゃったみたいですねぇ」とのことだったりする。
おまけに、たのみの"amazon"、"es! Books"などネット書店でも、一昨日あたりから「売り切れ、入荷待ち」になってたりするのだ。
ふーむ、これはアレか? 大ヒットの兆し、というヤツなのか……?
だが、何かがおかしい。どこかにザラリとした引っかかりがあるのだ。
この現象を読み解くカギは2つあって、1つ目は「本当にバカ売れしている」という選択肢。コレならコレで、まあ著者としては何ら問題はない。
で、もう1つの選択肢が「木世(えい)出版社は単行本が苦手なので、書店に置いてもらえてない」というものだ。ご承知の通り、今回の版元は趣味アウトドア系の雑誌やムックを得意としている会社であります。聞くところによると単行本は年に5冊程度しか出さないのだそうで、だからして単行本の棚がない、と。ふーむ、もしもこちらが正しいならば、私の本はどこかの書店か取次の倉庫の段ボールの中で惰眠を貪っていることになる。
どちらがホントなのか。前者という希望的観測もあるが、後者という気がしないでもない。
というわけで、まあ、申し訳ないながら、書店に注文していただけると、著者としては有り難いです。書店注文なら配送料もかかりませんし、初版がたぶん手にはいると思います。
そうそう、初版といえば、来週アタマあたりから、新聞、週刊誌などに露出が続きます。この手の本はそのあたりから火がつくことが多い(らしい)ので、とりあえず初版を見つけたらゲットだ。たぶん「日本史の旅は、自転車に限る!」はシリーズ本になりますから、第1巻の初版本はちょっと価値が出るかもしれませんぜ。と、読者を焚き付けておく。ホントはたぶんに私の妄想なんすけどね。すんまそん。
そうだ、そうだ、思い出した。この間の東京サイクルショーでの「サイン会」の話。
サイン会とか言って、私だけ一人孤独にポツーンだったらどうしよう、とか思っていたのですが、信じられないことに行列になりました。ホント、いらしていただいた人たち、ありがとうございました。疋田マジ感激です。おかげさまで、100冊用意した本が1時間で完売となりました。いや、腱鞘炎(←オーバー)。
■ツーキニスト・アンケート
二玄社の季刊「BicycleNAVI」編集部より、ツーキニストアンケートのお願いです。
気が向いた人は、ちょっくら答えておくんなまし。今回のテーマは、会社の帰りの「寄り道」「道草」についてであります。新春号に結果が出ます。
解答によっては編集部が「取材に行きたいー」ということになるそうなんで、俺の答えってば結構ユニークかも、と思う人は、あらかじめ覚悟をしておくように。
ただし、送り先は私のアドレスではなく、下記の二玄社のアドレスにお願いしますね。コピー&ペーストでよろしくー。
【アンケート返信用アドレス】bnavi2004@aol.com
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Bicycle NAVI 自転車通勤のすすめ アンケート
「寄り道こそツーキニストの楽しみ!?」
1:自転車通勤の途中で寄り道しますか?
する/しない
2:しない人はなぜ寄り道しないのですか?
以下は寄り道派の方、お答えください。
3:する方はどのくらいの頻度で寄り道しますか?
毎日/週に2〜3回/週に1回/月に2〜3回/月に1回
4:どんなところによりますか?
A食べる派
一杯飲む/甘いもの/コーヒー・お茶/牛丼など/ファミレス/コンビニ/その他
B買い物派
サイクルショップ/スポーツ用品/ファッション/書店/食品店/コンビニ/その他
C汗をかきたい派
ジム・プール/サイクリングコース/とにかく遠回りして走る/その他
D気分転換スポット
寺社仏閣/見晴しのいい名所/歴史スポット/公園/銭湯/その他
5:設問4について、それぞれ具体的な場所の名前や寄り道の内容を教えてください。
(例:「スタバでコーヒーを買って多摩川を眺めながら飲んで帰ります」「帰り道にサイクルショップで情報収集してます」「最近新撰組スポットを巡るのが帰り道の楽しみ」など)
6:あなたの寄り道について、一言コメントをお願いいたします。
7:パーソナルデータについてお答えください。
(*この項目は、答えてもイイよという方だけどうぞ)
年齢/性別/職業/ツーキニスト歴/自転車通勤所要時間/通勤自転車のタイプ(MTB、ロード、クロスバイク、小径車、ママチャリ)/家族構成/ 自転車通勤を始めたきっかけは?
8:バイシクルナビについてご意見・ご要望あればお願いいたします。
【返信用アドレス】bnavi2004@aol.com
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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】
「模倣の殺意」中町信著 東京創元社文庫
久々の叙述トリック型のミステリー。それも伝説の傑作がこれだ。
なんだなんだ? ちょっとヘンだな、どこかに違和感が残るなぁ、ひょっとしてコレは著者の中町氏の書き間違いなのではないか? とか思っていると、最後の最後にドバーンとひっくり返される。多数(ホントに多数)張られた伏線と、そのひっくり返され方が快感だ。
ただし、語り口が若干古いなという感じもないではない。それもその筈、この本の初版がなんと昭和48年なのだ。文庫としての復刊が今年で、その間なんと31年。それにしちゃ新しいぐらいだよ。文章がみずみずしい。
正直、中町信氏が一般的にそこまで知られてる作家だとは思いがたい。私にしたって「名前は聞いたことあるけど……」というレベルに過ぎなかった(今回初めて読んだ)。だが、一部のマニアには知る人ゾ知るという存在だったという。いわゆる「マニア受けする作家」だったのだ。間違いなく言えるのは、やはり彼は新しすぎたということだろう。本書にしても「今にして面白い」であって、昭和48年当時はどうだったのだろうか、と思う。当時の感覚でいえば、何だか面倒くさくて、人によっては解決編の意図が分からない、という人もいたのではないか。
本書の内容は、まあ読んでみてくれ、としか言いようがないのだが(ミステリーゆえに種明かしが出来ない)、内容とは別に、308ページの「文庫版の後書き」には泣けるぞ。
「しかし、すべては流れ去った過去のことである」
後書きを読んで、こんなに心がシンとしたのは初めてだ。
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