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お、なぜだか連続の(週刊自転車ツーキニスト133)

発行日時: 2003/6/21

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【週刊 自転車ツーキニスト】"Weekly Bicycle Tourkinist"
 夏っぽいねの133号

■風が夏

 台風が行き過ぎて、南からの暑い風が吹く。梅雨の間のつかのまの晴れ間。
 何だか夏休みに入る直前の7月中旬の風のようだ。心の奥底が何かの予感にワクワクするような、そういう気持ちを浮き立たせる風。子供の頃、テレビ塔の裏山の背景が真っ青になって、そこに真っ白な雲がもくもくと出てる。あの美しいコントラスト。小学生の頃の夏休みは、なぜあんなに楽しく美しかったんだろうなぁ。
 何だかんだ言って、やっぱり夏は悪くない。
「心の底から夏が嫌い」「暑いの嫌い」という人は、日本人の中には殆どいないのではないだろうかと思う。「冬が嫌い」という人が多いのとは逆でね。
 だいたいこの日本に住んでいる限り「寒くて死ぬ」ということはあっても「暑くて死ぬ」なんて、ほとんどの場合あり得ないし。
 夏が近づくとワクワクするし、過ぎ去ると何となく寂しい。
 扇風機、縁側、蚊取り線香、浴衣、花火、スイカ、プール、海、サンダル、セミ、入道雲、……、夏の風物詩はどこか懐かしくもイイものばかりだ。

■夏を味わうために

 私の記憶の中の風景。宮崎県日南市の小学校は、夏でも涼しかった。
 私の小学生時代は70年代だから、もちろん学校にエアコンなんかがあるわけもなく、日南海岸南部の田舎町だったから、絶対的な気温が低いわけもない。むしろ日本本土で一番気温の高い地域の一つだよ。
 だけど、その学校が涼しかったのは、たぶん、その校舎の佇まいと、そこに通う先生生徒の姿格好にあったと思う。
 高台(ほとんど山の上)に立つ木造の校舎は、古くて大きく、開けっ放しの大きな窓からは、涼しい風がいつも吹きすぎていった。もちろん長袖の服を着る者など皆無で、みなが薄手の半袖で半ズボンでスカートだった。先生だってズッサラシイ(日南弁「いい加減な」)薄着だったよ。
 絶対的な気温は高くても、体感的な気温は低かった。涼しく快適に夏を過ごしていた。考えてみれば自宅にもエアコンなんてなかった。だけど夏は今よりずっとしのぎやすく、楽しかった。そんな気がしないだろうか?
 夏のホントにイヤな部分はわずかに2つだけだと思う。
 一つ目は蚊をはじめとする虫だ。だけど、対処法はたくさんあるし、そもそも都会にいると、そういう虫たちをほとんど見かけない。彼らが生きていける空間がどこにもないものね。マンションの上の階なんかにいると、窓を開けっ放しにしていたところで、蚊取り線香すら要りやしない。
 夏のイヤな部分のもう一つ目が、昨今のヒートアイランド現象だろう。
 ビルの谷間に熱気がこもって、都市の気温が馬鹿馬鹿しいほど上がる。虫と違って対処法なし。自転車に乗ってるとコレがなかなか避けられないのだ。オフィスの中を冷房で冷やすための熱風がアスファルトの上で猛威を振るう。冷やそうとすればするほど気温が上がる悪循環。 熱気のデフレスパイラルだ。
 現在の東京は間違いなく世界で一番暑い大都市だと思う。
 何とかならないかなぁ。
 エアコンを少しの間、切るだけで涼しくなるのに。クルマに乗るのを控えるだけでも熱源は減るのに。さらにいえば、一人一人がもう少し薄着になるだけで、過ごしやすさは変わるのに。スーツなんてやめてしまえばいい。
 便利に快適にと思った結果が、現在の東京だ。たまには昔の夏を振り返ってみるのも悪くない。たぶんそれは、少なくとも今より過ごしやすく爽やかな夏なのだと思うよ。

■「スーパーフリー」

 早稲田大学の、何だかイベントサークルの連中5人が、婦女暴行で捕まったじゃない。
 何だかチャラいイベントに学生たくさん集めて、女の子「食っちゃう」ってヤツ。テレビに出てくる「被害者」の女の子たちのカッコ見てると、(人によっては)何だかどっちもどっちという感じも若干してくるけど、まあ、婦女暴行なんだから、そりゃ無理矢理ヤル方が悪いや。あえなく逮捕だ。余罪もたくさんあるんだって。まあ「今回だけ」なんて思えないよな。
 サークルの名前が「スーパーフリー」だそうな。主犯のW容疑者、ウェブサイトに載ってる顔写真があまりにそれっぽいんで笑っちゃったよ。バブリーだよなぁ。こんなのまだ残ってたんだ。
 いやまあ何というか、一番可笑しいのが「W容疑者、早大生。ただし28歳」だな。いつまで大学生やってんだ。親御さんがホントにかわいそう。せっかく早稲田の政経に入った自慢の息子だったのに。「今年も卒業しないのかい? お前」なんつってるうちに、いきなりテレビで顔写真大写しだ。
 自業自得とはいえ、コレで彼らノーフューチャー。まあノーとまではいわなくても、フューというところだろう。せいぜいスーパーフリーな人生を歩んでくれと願うばかりだよ。

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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】

「同和利権の真相」「同和利権の真相2」別冊宝島REAL

 多少書き方がまどろっこしくて、意味がよく伝わらない部分があるんだけど、いやー、よく調べてよく書いてる。公的資金はどこでボロボロとこぼれ落ちていたのか、そういう日本の後ろ暗い部分に、この手の暗い影がみんな投げかけられていたような気がしてくる。
 でも、ホントのところは、どこまでが、どうなんだろう?
 何だか恐くてこれ以上言及するのが、はばかられるような気がしてくるよ。

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