また間があいてしまったぁ(週刊 自転車ツーキニスト131)
発行日時: 2003/6/13----------------------------------------------------------
【週刊 自転車ツーキニスト】"Weekly Bicycle Tourkinist"
光文社!の131号
■梅雨入りだ
やれやれ、お久しぶり。自転車ツーキニストにとって、年間で最もイヤな季節が来てしまいましたな。
いつかは来るとはいうものの、毎年憂鬱なんだよね。おまけに6年目にして段々分かってきたんだけど、この梅雨の時期、すなわち自転車通勤の頻度が低い時期、ツーキニストは太るのだ。毎年そう。
今や「自転車で通勤する」という日常の中で、カロリー消費がバランスされてしまっているから、それがなくなると太る。私に関していうとこれは事実だ。さらに禁煙しちゃってるもので、もっと太る。困ったことなのだ。
その禁煙なんだけど、私は「禁煙したら太る」というのは「口寂しくて要らないものをつまんでしまうから」だと思っていたんだけど、どうも違うのね、事実は。どうやら煙草ってのは吸ってるだけで、毒物除去のためのカロリー消費があるみたいなのだ(←専門家もそう言ってた)。
だからして、現在の私はホントに困ったことながら「太らざるを得ない環境」の中にある。ポッコリ腹の人になりかけておる。年齢が年齢だけに、このままでは元に戻らなくなってしまうのだ。マズいのだ。
例の「自転車通勤をしよう」講演も、この状態では「使用前使用後写真」に早晩、説得力がなくなってしまう。まずい。まあ、最近はあんまり講演しないんだけども。
■そういうわけで梅雨ですから
雨降りには野球帽であります。
行きに降ったら乗らない、でも、帰り。帰りに降ったときのために、野球帽をカバンの中にひそませておこう。雨降りからは目を守る。何度も繰り返すけど、雨降りにはまず安全第一で、そのためには何と言っても視界を確保することなのだ。
だからして、降ったら野球帽を目深にかぶって自転車に乗ろう。どんな雨具よりもこれは「安全に」効きます。
あくまで徐行でね。周囲にも注意してね。
■発売!
例の光文社から、知恵の森文庫「自転車ツーキニスト」が発売されました。現在、全国書店にて平積み好評発売中。是非お一つどうぞ、648円であります。ビールも冷えてます。枝豆と一緒にどうぞ(何のこと?)。約350ページ。文庫だからやっぱり安いのだ。
内容はといえば、私のデビュー作「自転車通勤で行こう」の完全増補改訂版でありまして、原稿枚数は5割増。さらには「実践編」を増強しました。単行本版を読んだ人にも初めての人にも読み応えある力作になっていると思います(またしても自分で言う)。
最近の私は、どこに行くにも必ず鞄に入れて持っていってます。文庫本ゆえに小さい。そこもいいのだ。ツーリングのお供にお一つ、いかがっすかぁ? えー、おせんにキャラメル、ビール、ポップコーン、ツーキニスト、いかーっすかぁ?
さらに言うと、初版に限っては「若干の特典」があります。
文庫本なんで、カバー裏に内容説明の文章が載ってるんだけど、その紹介の中に「『自転車通勤』は人生のライフスタイルを変える」なんて書いてあるのだ。うー、頭痛が痛い。馬から落ちて落馬するー。
おかしいなと思って本文を見ると、本文の中では「人生のスタイルを変える」ときちんと書いてある。どこかで写し間違えてしまったんだね。なんてこった。2刷目からは、ここの部分は必ず直ってしまいます。間違いのまま手に入れたいという方は、初版のウチにどうぞ(←いったい何が「特典」?)。
昔のイギリスの切手か何かで、イラストの図案が上下逆さに間違われてしまったものがあった。確か飛行機の絵柄だったと思うんだけど、結果、飛行機が宙返りになったまま、数万枚か(だったかな?)刷られてしまったのだ。それが後の世にコレクターにとっては「これぞ珍品」と、目玉が飛び出るほどの高値がつくことになった。
それと同じことが、この本に関して、起きるかも!起きるかもっ!!!
はあはあ……。起きるわけはありませんが、どうぞよろしく。
特に私の本を初めてお読みになる方にとっては、かなり面白いのではないかと思います。
----------------------------------------------------------
【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】
「東京魔界案内」三善里沙子著 光文社知恵の森文庫
まあ、そういうわけで、このコーナーも光文社知恵の森文庫なのだ。別段、光文社にゴマをすってるワケでもないんだが、書店で私の本が並んでいる様子をジッと見ているウチに(当たり前ながら光文社のコーナーなもので)、ちらちらと目移りして、この本に目がとまってしまったというわけ。
大正解。
久々に面白い「東京ガイド」を読んだよ。
昨今「東京ガイドブック」とでもいうべきジャンルは、ちょっとした流行りだ。私も好きなもんで、何冊も買ったりしてしまうわけ。それぞれの著者にコダワリどころがあって、驚いてみたり、なるほどと思ったり、と結構楽しい。
だけど、その反面、安易な作りも目立つのよ。
編集長みたいな人が 「東京散歩ガイドみたいなヤツって何だか流行りだよね、じゃ、一つ作ってみてよ。適当に売れるヤツね、ライターは○○ちゃんがいいんじゃない? よろしくー」というようなことを口髭を捻りながら言ったのかどうかはよく分からないが、何だか適当にでっち上げてしまいました、みたいなのはホントに多い。ところが、この本は違った。
こういう本の生命は、何と言ってもライターの力量と、そのライターが、どこまでの深さのコダワリを、どこに持ってるかだ。
この三善さんという著者は、かつて「中央線の呪い」などで、中央線沿線にスポットを当ててヒットを飛ばした人だけど、同時に有名な陰陽師、三善清行の子孫でもあるという。その軽妙な好奇心の赴きどころがなかなか面白い。平将門首塚、吉原、小塚原刑場後、東京タワーなどなどと、怪異な伝説が生まれるスポットを面白くポップに語る。実際に行きたくなる。
首都圏にお住まいの方には特にオススメだ。
実は私としてはちょっと残念。テレビのディレクターをやりながら、こういうのこそ実は私の得意分野なのだ。
正直、私が書きたかった。
-----------------------
【自転車通勤で行こう】
http://japgun.infoseek.ne.jp
バックナンバーはこちら。
http://www.melma.com/mag/03/m00016703/
このメルマガを読んでいる人はこんなメルマガも読んでいます
- 萬晩報-お江戸のデスク日記
- 戦前に日本最大の発行部数を誇った黒岩涙香 の「萬朝報」にあやかり命名、経済を中心に 分野を超えたコラムを発信します。主筆を中 心に内外に65人...
- 週刊マナー美人
- マナーは時代と共に変化します。でも、いつの時代も変わらぬマナーの基本というものがあります。それは他人への思いやりの心。良いマナーのコツを覚えてくださ...
- 建築情報「KenKen!」
- 建築に関するテレビ番組情報、建築イベントの情報、建築家のオープンハウス情報。建築専門の検索エンジン「KenKen!」が発行。
- 週刊アカシックレコード
- 02年W杯サッカー韓国戦の「誤審」を世界で唯一「前日」に誌上予測し、誤審報道を「常識化」した推理作家(金正日の「遺書」で始まる「中朝戦争」後の北朝鮮...
- 宮崎正弘の国際ニュース・早読み
- 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析
![メルマガスタンド[メルマ!]](/img/common/melma_logo.gif)








