年末の(週刊 自転車ツーキニスト112)
発行日時: 2002/12/13----------------------------------------------------------
【週刊 自転車ツーキニスト】"Weekly Bicycle Tourkinist"
もう年末の112号
■年末ですねぇ
ちょっと気を抜くと、すぐにメルマガが滞るヒキタです。どうもお久しぶり。
でも、ホントにちょっと気を抜いてると、すぐに年の瀬って来てしまうものだ。寒いし街もクリスマス一色で、このままでいると、すぐに2003年だ。鬼は笑うかもしれないが、私は笑わんぞ。すぐに来年の年末も来るぞ。その次も来るぞ。まことに、少年老いやすく学成りガタし、なのだ。もはや少年ではないけどね。
時々思うのだけど、大人になるごとに時が早く過ぎるように感じるのは、ひょっとしたら酒を飲むようになったということにも関係があるのじゃないかしら。お酒飲んで「酔っぱらっちゃったよー」とか言ってると、タダでさえ瞬く間の時が、さらに瞬く間に過ぎていく。ああ、今年、私は何をやったろう……。
特に年の瀬は、飲む機会が多いから、光陰矢のごとしなのだ。
で、飲酒自転車運転のことだ。お互い気をつけましょうね。
自分は大丈夫と思っていても、脳味噌の判断力は驚くほど低下しているんですって。
年末で、クルマも気がせいてるし、歩行者だってそう。事故が起こりやすい季節だ。飲んだら乗るな、乗るなら飲むな。コレは自転車であっても、やはりそうであります。「今日は○○の忘年会」などということが最初っから分かってるときは、自転車で行くのはやめて、電車にしよう。着膨れラッシュも何だか久しぶりで懐かしいぞ。
■試乗インプレッション
雑誌「バイシクルクラブ」の別冊企画で、試乗インプレと称して合計13台のニューモデル自転車に乗ってみたのだ。街乗り自転車が半分と、ミッドレンジロードが半分。
街乗り自転車はある程度分かるわな、私であっても。だが、ミッドレンジロードは、私にインプレをやらせるのはいささか無謀だったぞ、木世出版。正直言ってほとんど分かりませんでした。
ミッドレンジというと、だいたい20万円台から30万円台ぐらいのロードバイクを指すのだけれど、このレベルの自転車になると、私などにはどれも光り輝く高級自転車なワケで、どれもこれも皆「すばらしいっ!合格っ!以上!」なのだ。情けない話ではあるが、違いがようワカラン。
それでも私なりに誠実に評価したつもりなのだけど、一緒に乗ったローディ仲沢氏やアスリート真鍋氏などは、私と全く違った評価を下していたりする。困ったものなのだが、それが現実だ。評価される側もいい面の皮だが、私としてもお恥ずかしい限りだ。
今月末、実際に発売されます。「通勤通学スポーツ自転車の本」のシリーズの一つです。私は今から恐れおののいています。
■増税か……
国会の話だけど、ついに話は増税に行き着きましたな。とりあえずは酒と煙草から。来るべき時は来た。
実は、私個人的には、ある種仕方がないかなと思ってる。
歳出が約80兆、歳入が約40兆なんだもの。こりゃどうしたって国の財政は成り立たんよ。無駄遣いの多すぎる日本の中で、腹立たしいことは腹立たしいが、少子高齢化の時代、どうしたって増税は未来に来るか、今来るかの差に過ぎん。
願わくば、税金の無駄遣いが根絶されんことを。
とりあえず、いよいよ禁煙の日は近づいたのだ。さらばキャスターワンよ……。
と、何度思ったことであろう……。
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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】
「女性の『オトコ運』は父親で決まる」岩月謙司 著(新潮文庫)
話題書が文庫版で登場。
ちまたで話題の「だめんずうぉ〜か〜」、つまり、いっつもパートナーとしてヘンな男を選んでしまう「男運」のない女性は、なぜ男運がないのか、ということについて述べた本だ。
著者の岩月氏は「その遠因は実は父親にあった」と喝破する。付き合う男おとこが、暴力夫(彼氏も可)、借金夫、ギャンブル夫、などなどである女性は、幼少期にダメな父親に育てられたためだ、というのが著者の主張だ。
父親からの無償の愛を受けられなかった娘。その娘は、ところが幼少期に「そういう悲しい父、かわいそうなお父さんだけど、そのお父さんに愛されたい」とずっと願っているために、その父親に好かれる資質を自ら身につけてしまい、その父親を愛する自分に陶酔してしまう、それゆえ、自分のパートナーにもそのような男を選んでしまうのだ。というのがだいたいの趣旨。つまり、男運のない女性は、本当に運がないのではなく、実はそういう男を惹きつけるし好んでいる、運がないのではなく自分が招いたものなのだ、と著者は言うのだ。
本当はここに「家庭内ストックホルムシンドローム(DSS)」「共依存」などのキーワードが加わり、もっと精緻な論が繰り広げられてはいくのだけど、そこを述べると長くなるので、ここでは述べない。気になる向きは読んでみて下さい。
ある面、真実なのだろうとは思う。実際に「暴力で育てられた子供は、自らも暴力親になってしまう」というデータもあることだしね。
だが、私は読んでいる間、どうしても「コレはひょっとしてトンデモ本なのではあるまいか」という印象を拭えなかった。
著者の繰り返しのクドさは、まあイイとしよう。だが、何でもかんでも「それこそ父親が、DSSが……」と話が収束してしまうのは、どうなのだろう。この種の本っていつもそうなのだけど、人間ってそんなに単純なものかいな、と思う。さらにいえば「愛の形(げげ、私がこんな言葉を使うなんて)」だって人それぞれだ。
この本のキッツいところは、男が読むと何となく女心が分かったような気にもなってしまうところだ。
だが、実はウソだと思うぞ、青少年。これはあくまで特殊例だ。岩月氏の論を振りかざして「チミはDSSの要素があるねぇ」とか言ってると、はり倒される可能性大であるからして、注意するように。
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