秋ね、心もさむいわの(週刊 自転車ツーキニスト105)
発行日時: 2002/10/29----------------------------------------------------------
【週刊 自転車ツーキニスト】"Weekly Bicycle Tourkinist"
とほほほの105号
■いきなりなんすけど
寒くなってきましたね。
と、ココに書くのは実は2回目でして、メルマガ書いたぞ、出すぞ、今回は大作だぞ、と思っていた矢先、パソコンが突然のクラッシュ。
セーブしてたよな、してたよな、と思ったときほど、していない、というマーフィだかの法則を厳格に守り、テキストエディタは白紙に戻っていたのだ。
ああ、心まで寒いぜ。
こういうときって、今まで書いていた内容をもう一度なぞるってことが、ホント億劫になるのだ。だから、もうなぞらない。同じことは書かない。あんなに長く書く気力も出ない。ふう。
セーブはこまめに。いつもの教訓だ。特にMACの人はね。
でも、急速に肌寒くなってきて、自転車には絶好の日々ですね。私も例のMR-4Fに乗るのが楽しいです。あ、MR-4Fってどんな自転車? というメールを多数いただきましたんで、HPにアップしておきました。
HP更新も久しぶりだ。ああ、最近サボりすぎだよな。申し訳ないです。
■世の中も色々で
先週もひどい一週間だった。
北朝鮮関連、ロシアの劇場関連などもさることながら、私にとってショックだったのは、石井紘基代議士の刺殺事件だった。
私、実はこの人を個人的に知っていたもので、最初にニュース速報が出たときは我が目を疑ったものだ。穏やかで優しい、むしろシャイなぐらいのオジさんだったよ。税金の流れをきちんとしよう、政府を小さくして民間を活かそうということを言い続けた人だった。自分の選挙やカネにはあんまり関心がなくて、常に公団とファミリー企業、天下りを、何とかしようと糾弾し続けていた。私の嫌いな左翼風も殆ど吹かせなかったし、気持ちのいい政治家だった。
あんな下らない男に刺し殺されるなんて、と思う。
エセ右翼のカネせびり男だったんだってね。ファック。周囲の評判もデタラメだ。
こういう時って、人の命の軽重を考えてしまうな。人命の重さに差はない、なんてのは、実はウソだね。生きていていただきたい人と、どうぞご勝手に、という人はいる。その二者が差し違えるとき、常に損をするのは前者だ。社会がダメージを受けるのも前者。だからこそ、失うものがない者は恐い。
■書店に2誌
「BicycleNAVI」(二玄社)の最新号2002秋号と「散歩自転車、旅自転車。」(エイ出版社)が並んでます。偶然ながら、双方ともに「秋だ、自転車で遠出しよう」という内容。
特に後者では「ダムを見に行く」と称して、私は信州ダム銀座に出かけてます。私とMR-4Fの出会いはこの取材だったのだ。
岩波の「快適自転車ライフ」も好調で、「一気読みでした。もう終わりか、短いぞ」というようなメールをちょくちょくいただきます。今回は地方の人からのメールが多いのが特徴。こちらの方も引き続きよろしくお願いします。
----------------------------------------------------------
【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】
「北朝鮮大脱出・地獄からの生還」宮崎俊輔著(新潮OH文庫)
今まさに旬の本。
著者の宮崎氏は、日本人の母と在日朝鮮人の父を持つ。例の60年代の「地上の楽園」帰国運動の時、北朝鮮に「帰国」。その後、数々の辛苦を舐め、6年前に命からがら国境を越えて日本に帰ってきた。今も日本政府は彼の存在を認めていないという。
中に描かれる北朝鮮の姿は、階級制度と怠惰と飢餓と絶望とあらゆる理不尽が蔓延する、想像を絶した世界だ。
登場するエピソードのすべてが地獄。コレばかりは読んでみてとしか言いようがないが、朝鮮中央テレビに映るピョンヤン市の様子や帰国の5人が語る生活とあまりに違う。
どちらが正しいか?
たぶんどちらも正しいのだろう。それだけこの国には裏と表があるということだ。
いずれ「ピョンヤン以外の北朝鮮」が白日の下に晒されるときが来る。それがどのような社会であるか。想像するだに空恐ろしい。
人口で言えば、ピョンヤン市が約200万人。それ以外が2600万人……。
-----------------------
【自転車通勤で行こう】
http://www.hoops.ne.jp/~japgun/
バックナンバーはこちら。
http://www.melma.com/mag/03/m00016703/
-----------------------
このメルマガを読んでいる人はこんなメルマガも読んでいます
- 萬晩報-お江戸のデスク日記
- 戦前に日本最大の発行部数を誇った黒岩涙香 の「萬朝報」にあやかり命名、経済を中心に 分野を超えたコラムを発信します。主筆を中 心に内外に65人...
- 週刊マナー美人
- マナーは時代と共に変化します。でも、いつの時代も変わらぬマナーの基本というものがあります。それは他人への思いやりの心。良いマナーのコツを覚えてくださ...
- 建築情報「KenKen!」
- 建築に関するテレビ番組情報、建築イベントの情報、建築家のオープンハウス情報。建築専門の検索エンジン「KenKen!」が発行。
- 週刊アカシックレコード
- 02年W杯サッカー韓国戦の「誤審」を世界で唯一「前日」に誌上予測し、誤審報道を「常識化」した推理作家(金正日の「遺書」で始まる「中朝戦争」後の北朝鮮...
- 宮崎正弘の国際ニュース・早読み
- 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析
![メルマガスタンド[メルマ!]](/img/common/melma_logo.gif)








