| >> 記事トピックス一覧 |
地域格差の(週刊 自転車ツーキニスト101)
発行日時: 2002/9/13----------------------------------------------------------
【週刊 自転車ツーキニスト】"Weekly Bicycle Tourkinist"
気を取り直しての101号
■気を取り直す前に……
最近、こんな話題ばっかりなんですが、最後にもう一つだけ。
私の育った宮崎県の南部地域では、東で「オマ……」とか、西で「オメ……」とかいうモノのことを「メンチョ」と言います。
こういうのには非常に地域差があって、長崎県地方では有名な「ボボ」だったりするワケですね。プロレスラーの「ボボ・ブラジル」が長崎では大人気だったという、例の曰く付きのヤツだ。
まったく一般には知られてないことでしょうが、それを宮崎県の一部では「メンチョ」という。
まだ結婚する随分前の話ですが、私の現在のカミさん(千葉県出身)が、「メンチョが痛い」だか「メンチョがカユい」だかと言いつのってることがあった。当時の私は「なんつーコトを言う女だ」とひたすら呆れ返っていたわけです。もちろん私は即座に彼女のことを「デリカシー・ゼロ女」だと認定したね。
ところが、関東地方南部ご出身の方は先刻ご承知の通り、「メンチョ」ってのは「顔(特に鼻)に出来たオデキ」のことを言うんだそうな。随分長いこと私はそれを知らなかったために、現在のカミさんと私との間には、長いこと「デリカシー」について、深ーい溝が横たわっていた。こういうのは「面と向かって言いにくい」コトであるために、なかなか誤解が解けにくいね。
まあ、溝は今でも横たわっていないとは言わないけれど、それはそれで別の話だ。
いや、でも、私は「メンチョ」については「ピッタリの言葉だな」と思っておったワケですよ。
「メン」の「メ」が「女」という漢字の読みに当たるし、「チョ」が何だか柔らかそうな形状に通じる。ちょっと可愛らしい語感もある。
コレに比較すると関東圏の「マン……」は、「マン」が、あろうことか英語の「man」に通じてしまうし、「コ」には何だかカチカチの固いものという語感がある。
こういうのは、自分の中の定着度の問題なんで、人によって受け取り方は様々なんだろうけど、私にとっては「メンチョ」の方が今でもピッタリくるような気がするんだな。宮崎を離れてもう16年も経つというのにね。
■自転車の街
自転車の街、あのシマノのお膝元、堺市が9/30シメ切で「自転車デザイン」を募集しています。
「あなたの思い描いた自転車が現実のモノに!グランプリ作品は3台限定で実際に製作します」だそうで、グランプリの賞金が10万円、準グランプリが5万円です。
A3用紙に、デザイン画(設計図でなく)で、描いて送って欲しいとのこと。
基準は「独創的で、実際に公道で乗ることが出来て、製品化できそうなもの」。それがむずかしいんだよね。でも、まだあんまり沢山は応募がないということだから、ひょっとしたらイケるかも知れません。
詳しくは以下のところまで問い合わせてみて下さい。
〒590-0939 堺市九間町西1-1-29 堺自転車製造卸協同組合 TEL072-232-0089
【主催】サイクルフェスタin SAKAI 推進協議会
(堺自転車産業振興会、堺自転車製造卸協同組合、大阪府自転車軽自動車商業協同組合、(社)自転車協会、(財)シマノサイクル開発センター、堺商工会議所、堺市)
いやそれにしても中国勢力の台頭で、あの堺も大変なんだって。まあ、コレは自転車や堺に限った話じゃないけどさ。
■もう一つ自転車の街
もう一つ、名古屋が熱いっす。10月の5,6日に開かれる「名古屋KETTAフェスティバル」のHPが出来ました。
信長と秀吉と家康が自転車をオススメしてます。どうぞ、こちらの方へ……。
http://www.side758.com/ketta/
----------------------------------------------------------
【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】
「凶気の桜」 ヒキタクニオ著(新潮文庫)
最近よく言われるんですよ。
「ヒキタさーん、この人、親戚でしょ」ってね。「お兄さん?」とか。
「ヒキタ」であること、九州出身、年も近い。イラストレータで、映像演出家で、文筆家。カバー見返しの写真を見ると、顔も心なしか似てる。
「凶気の桜」が映画化決定となってから、そういうことを色んなところで言われるようになった。で、文庫になったこともあって、読んでみました。
ふーむ、ある意味スゴい。小説としてちゃんと面白いし、きっちり新機軸も打ち出している。そういう美点もさることながら、このデビュー作の一番のスゴさは、小説の最初と最後で、書き手の力量がまったく違うところだ。つまり、ヒキタ氏、これを書きながら、モノスゴイ成長を遂げている。
たぶん、最初っから、才能がある人だったんだね。それが「小説」というオモチャを与えられて、こうしたらイイな、これならどうかな、とやっているウチに、きっちりと成長してしまって、思いがけなく大団円が盛り上がってしまった。そんな感じ。
当初、読み始めたときには「まあまあ、こなれてるけど、例によっての馳エピゴーネン?」というぐらいに思ってた。
そしたら、終わりに近くなるにしたがって、任侠右翼(たぶんこの人、何だかんだでかなりの右翼テイスト好き)のギラリとした滋味と、ジェットコースター的なリズムが噛み合ってくる。で、俄然、面白くなってくるのだ。ラスト近くの、とある登場人物の自殺(?)などは、なかなか読ませるし、ひねりもきいてるよ。
次作「鳶がくるりと」(新潮)も読んでみました。なかなかイイです。こちらはもっとポップでフレンドリー。
ただ、この人、やがては映像の方面に戻ってしまうと思うなぁ。たぶん、自分自身でも「得意なのはやっぱ映像だ」と思ってると思う。そういう一抹のコクのなさが文章にあるのも否めない事実だ。何でだろ? 不思議だ。よく出来てるのに。
私が、この人に最初に注目したのは、「イラストレーション」誌の「ザ・チョイス」からだから、随分前になる。
その時には「あ、この世界にもヒキタさんという人がいるんだぁ」というぐらいだった。それが、その後、CGなどを中心として、年を経るごとに大活躍だ。私は「スゴいなー」と思いながら、彼の活動(小説以外)を見てきたのだ。
で、最初の正解。
もちろん私とはまったく縁もゆかりもありません。そういわれるのは光栄だけど、残念なことに違う。疋田という姓が「非常に少ない」と思われているコトによる誤解だな。実際は結構いるんですよ、疋田氏。
ついでにいうと、当たり前ながら、映画の招待券などもありません。
だからして、私にそういうモノを要求しないように……。特に窪塚ファンの○○氏と××氏。
-----------------------
【自転車通勤で行こう】
http://www.hoops.ne.jp/~japgun/
バックナンバーはこちら。
http://www.melma.com/mag/03/m00016703/
このメルマガを読んでいる人はこんなメルマガも読んでいます
- 萬晩報-お江戸のデスク日記
- 戦前に日本最大の発行部数を誇った黒岩涙香 の「萬朝報」にあやかり命名、経済を中心に 分野を超えたコラムを発信します。主筆を中 心に内外に65人...
- 週刊マナー美人
- マナーは時代と共に変化します。でも、いつの時代も変わらぬマナーの基本というものがあります。それは他人への思いやりの心。良いマナーのコツを覚えてくださ...
- 建築情報「KenKen!」
- 建築に関するテレビ番組情報、建築イベントの情報、建築家のオープンハウス情報。建築専門の検索エンジン「KenKen!」が発行。
- 週刊アカシックレコード
- 02年W杯サッカー韓国戦の「誤審」を世界で唯一「前日」に誌上予測し、誤審報道を「常識化」した推理作家(金正日の「遺書」で始まる「中朝戦争」後の北朝鮮...
- 宮崎正弘の国際ニュース・早読み
- 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析
![メルマガスタンド[メルマ!]](/img/common/melma_logo.gif)








