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皇居前もぽかぽか(週刊 自転車ツーキニスト79)
発行日時: 2002/2/20----------------------------------------------------------
【週刊 自転車ツーキニスト】"Weekly Bicycle Tourkinist"
空は真っ青の79号
■暖かいね
今日は全国的に暖かいんだそうですね。
いやー快適快適。ツースペ2も絶好調だ。皇居前ですれ違う際に「あれ、ヒキタさん?」と声をかけてくれた美人OL風のお姉さん。正解です。私でした。失礼いたしました。こんなに暖かいのに本日は着膨れておりました。
■「ツースペ2」!
例の通勤スペシャル2号機、略称「ツースペ2」ですが、現在、画像をHPに掲載してます。<http://japgun.hoops.ne.jp/>
是非、見てみて下さい。
いやー、私ヒキタは気に入りまくっております。こればかりは乗ってみなくては分からない、というのも一方の事実ではあるワケなのですが、ホント、イイよ。ツースペ2。
これは美点だ、と明確に思われるところが、4つ。
まずは、この手の自転車としてはタイヤが細く大きいことだ。結果、この自転車は非常にスピードが速い。一見おとなしいフォルムなのに、その外観に似合わない速さは、まさに「羊の皮を被ったオオカミ」だ。クルママニア風に言うとね。
実際は「ロバの皮を被ったカモシカ」という感じです。お、ワレながらうまいな。
■「オートD」
次に、例のオートマティック変速機「オートD」だ。
このオートDは、普通のオートDとちょっと設定が違いまして、レンジが非常に広く、上り坂も楽だし、スピードを出しても速い。
4速なんで、24段なんかの外装変速機に較べると、段数が少ない分だけ、多少大雑把な感じはするのですが、まあ「慣れ次第」かな、という気もします。24段の中なんかでも、実際、頻繁に使うのは4種類ぐらいだったりするでしょ。それと同じ感覚。
それと「オートマティック」は間違いなく、楽チンです。これは「ママチャリからの乗り換え派」には大いにアピールする点だと思ってます。実際、楽。そして驚くほどに自然。
正直言いますと、私も最初に「オートD」に出会ったときは「けっ、何だよそれ。何で自転車にオートマが必要なんだよ」と思ってました。もう2年ぐらい前。
ところがところが、実際に乗ってみると、面白いんだ。これが。で、同時に「街乗りには有効だわー、これ」と思った。マイコンのプログラムがよくできていて、坂道への入り際など、こっちの考えを先取りするかのような感覚でシフトチェンジします。電池の寿命も通常使用で約1年。自転車のことを考えずに自転車に乗れる、という一種のママチャリ感覚は、ロードレーサーなどに乗る感覚とは別個の意味での快感であります。
これについては、正直なところ賛否両論あるんですよ。自らの力とアタマのみで動かしていく、という自転車的なるコンセプトからは外れてしまうからね、オートマは。でも最初からそれは覚悟の上なのだ。
今回、私は「毎日の空気のような存在としての高性能自転車」というところに「通勤スペシャル」の意味合いを出してみたつもりです。そのアプローチは決して間違いではなかったと思ってます。
■さらに
3つ目がミキストフレームというフレームの形状。ふふふ、タイトスカートでも乗れますよ。私は履いたことないけど。
4つ目が、サス、ドロヨケ、チェンケース、など諸々の快適装備のブラッシュアップです。「ツースペ1」に比較すると、それぞれがみな洗練されていることにお気づきかと思います。それも本来の性能を損なわずにね。
いずれにせよ、私は現在「実際に乗って欲しい〜」と思っています。何しろ乗ったことがあるのが、ほぼ私と山崎氏(開発者)しかいないわけですから。こればかりは実際に乗ってみないと分からない。うーん、ええで、ホントに。
詳しくは4月発売の「Bicycle NAVI」春号にて。
■窓の向こうに
会社の私のデスクから、窓の外に建設中のビルが見えるのですよ。赤坂のホテルニュージャパン跡地にね。
見る見るうちに大きくなって、もう私の席からではてっぺんが見えない。何階建てになるんだろうなぁ。でかいぞ。
で、赤坂にいらっしゃる方はよくご存じでしょうけど、このビルが、あの世界貿易センタービルにクリソツなんだ。ホントに。恐いぐらい。おそらくは構造からして、あの有名になってしまった「ダブルチューブ構造」なんだと思う。
たぶん、これを設計した時点では、プレゼンなんかの際に「あの世界一のビル、ニューヨークのWTCと同じなんですよっ。どうです!」とか設計者は胸を張ったんだと思うなぁ。いや、人生、何があるか分からないね。
まさか、飛行機が突っ込むことになるなんて、誰も思わないしね。「ダブルチューブ構造は飛行機が衝突した際の強度に問題がある」と言われてもねぇ……。
まあツインビルでなかったことを不幸中の幸いと思うぐらいしかないんだろうね。
■「バイシクルクラブ」
ご存じ、木世(えい)出版の「バイシクルクラブ」で、今月号から私の新連載がスタートしました。
一回目は「パキスタンからのレポート」。パキスタンくんだりまで行って、ホントにオレは何やってるんでしょか。
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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】
「ダイスをころがせ!」真保裕一(毎日新聞社)
「ホワイトアウト」でブレイクした真保裕一の最新作。ホワイトアウトの主人公と同種類の好青年(というにはちょっと年)が、今度は衆議院選挙を舞台に奇跡的な大活躍をします。いわば大人のおとぎ話。決して否定的な意味ではなく。
真保さんという人は、ホントに明るくて真面目な人なんだなぁと思います。きっと人生観がおおいに性善説に基づいているのだ。
帯の惹句がすべてを言い表しています。
「事業失敗の責任を押しつけられ嫌気がさし、総合商社を辞した駒井健一郎。
元中央新聞記者で故郷静岡県秋浦市からの衆院選立候補を決意した、健一郎の高校陸上部での親友にして恋敵、天知達彦。
二人は、理想と、ある目的とを胸に徒手空拳でコンビを組んだ。夢と情熱にほだされて応援に立ち上がった同級生たち。私たちが手にしているダイスを今こそ転がそう。この国を変えるために。そして自分を変えるために。
1999ー2000年、宙ぶらりんだった34歳たちが、衆院選を舞台に『第二の青春』を燃やし尽くそうとしていた……」
ちょっと気恥ずかしいながら、私と同じ世代のサラリーマンはきっと熱くなる。そして、私は「こうしたノリを好きな自分」でいたいと思うのですよ。
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【自転車通勤で行こう】
http://www.hoops.ne.jp/~japgun/
バックナンバーはこちら。
http://www.melma.com/mag/03/m00016703/
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