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ビンラディン氏はどこに(週刊 自転車ツーキニスト62)

発行日: 2001/10/2



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【週刊 自転車ツーキニスト】"Weekly Bicycle Tourkinist"
 ビンラディン氏はどこに? のメルマ62号

■タイトルには意味はないんだけれど……。

 本日は東京地方、秋晴れ、快晴なり。
 でも昨日は雨。朝から雨の日には自転車をあきらめて電車に乗ろう。んで、電車に乗って、ふと見上げると「週刊ポスト」の吊り広告に「林葉直子Fカップ整形巨乳ヌード」とか書いてある。ふと見ると「ポスト」だけじゃなくて「現代」にも出てるんだそうだ。
 不思議だなぁ。
 前々から私、この人に関しては不思議だなぁと思っているのですよ。
「エロだって何だってアリよ、とにかく見てっ、アタシを見てっ!」系の人は確かにいる。大して才能にも容姿にも恵まれていないんだけど、とにかく目立ちたがりのヘンな女な。芸能界の周辺にはかなり量が生息しているとみていい。
 で、この林葉はどうなのかというと、確かにこの人も「それ系」の人なんだろうとは思う。きっと何でもいいから人目につくのが好きなんだ。
 だけど、この人って将棋の元女流名人だったんでしょ? さらには「ジュニア小説」分野でも売れっ子作家だったって。加えて「美人棋士」として登場したばかりの頃は確かに美人だったよ。つまりはそれなりに「ちやほやされてしかるべき女」だったってワケだ。
 別段、Fカップ巨乳整形なんてしなくったって、それなりに目立つポジションにはいることができたんだと思う。それも現在よりもぜーんぜんステージの高いところでね。
 それなのに、なぜか、この人はこうなってしまうのだ。不倫だか失踪だかで「スキャンダルな女」になってしまってからこっち、この人の登場分野は「エロでスキャンダラス」オンリー。それも、ここが不思議なんだけど、あくまで「本人が希望して」の登場なのだ。そして、あざ笑われることを、この人、望んでるとしか思えない。
 冒頭の「巨乳ヌード」にしたって、正直言って主眼は「エロ」というより「お笑い」だ。それも嘲笑の笑い。「バカ女がまた何かやらかしてるぜ」の手合い。つまりは「武田久美子ヌード」よりも「サッチーヌード」の方に、はるかにポジションが近い。
 実に不思議だ。
 彼女は何を望んでそこまでやるのか。

 きっとこういうのを「破滅願望」というのだと思う。
 世の中には、ごく少数だけど、破滅を求める人っている。以前、下の「オススメ本」コーナーでも紹介した佐野真一の「東電OL事件」を思い出してしまうよ。あの女も謎だった。慶応出の東京電力総合職キャリア女が、なぜに夜な夜な渋谷の街角で娼婦を演じ、結局殺されなければならなかったのか。佐野氏の本でも、結局は「動機は謎」に終わってしまうのだけれど、ホントはたぶん動機なんてない。強いてあげるのならば「破滅願望」としか言いようがないのだろうと思う。
 彼女と林葉は同じだ。 これはココロの病なのだ。
 林葉がこれからどこにいくのかは分からない。恐らくはもっと派手で大きな破滅の舞台を求めてさまようのだろう。そう思うと何だか彼女が痛々しく見えてきてしまうのだ。私とほぼ同じ齢だしね。

 願わくはビンラディン氏が同じココロの病を抱えていないことを……(とタイトルとの辻褄をつけてみました)。

■「AERA」先週号

 いやー、出てましたね。自転車通勤記事。取材はもう随分前だったんだけれどアレはいつだったかなぁ? 遠い昔だったような。こんなこと喋ったっけ?? なんて思ってしまったことでありますよ。んでもまあ、ようやく日の目を見た。
 しかし、さすがは大部数。朝日新聞社。反響が多かった。しばらく会ってないような人からも電子メールでたくさん連絡がありましたがな。オジさんたちってみんな読んでるんだね。アエラ。
 今回は本橋氏がカッチョよかったですね。

■「Bicycle NAVI」3号目も絶好調

 てなワケで、発売されました。現在も店頭に平積みで並んでいるはずです。内容ますます充実で私としては驚いてます。編集スタッフが優秀なんでしょうね、きっと。4人で作ってるとはとうてい思えません。
 今号の特集は「Bicycle TAVI」。つまり「バイシクル旅」。
 タイトルはダジャレですが、内容はいいなぁ。私もどこかに行きたくなってしまいましたよ。特に私としてはパート1の「釧路湿原」が好き。書いている田中ケンさんは、ちょうど私が大学生の頃「メンズクラブ」なんかでモデルをやってた人なんですよね。今ではこういうナチュラリストな人になってるのか……。筆も立つ人だったんだ。うーん、人生色々。

 どうも赤坂にはディープなツーキニストが多数生息しているらしく、TBS前の文教堂では発売3日で完売でした。
 他の書店ではどうなんだろうね。現在の公称部数8万部だそうです。

■「サイクルスポーツ」宮内編集長にお会いしました

 とある座談会で、宮内忍編集長にお会いしました。
 いやー、宮内氏の自転車に対する愛には、もう脱帽ですよ。自転車人生ウン十年。見上げた自転車オヤジでした。

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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】

「太古、ブスは女神だった」大塚ひかり著 マガジンハウス

 これは久々に本気のオススメ本であります。
 著者の大塚氏のことは店頭でこの本を手にとるまで、まったく知らなかったのではありますが、なかなか筆力もあるし、よく調べて書いている。
 日本の歴史の中で、醜女つまりブスと、醜男つまりブ男が、どのような役割を演じてきたかが連綿と冷静に描かれているわけですが、注目すべきは、ブス=悪という図式は古来、必ずしも成り立たなかったことだ。
「我はブスこそを嫁にめとりたい」という武士は冗談でなく実在した。それはブスには「醜パワー」とでもいうべきものが存在し、その「醜パワー」こそがもののふに一番必要なものだったからだ。
 現代ほど外見がモノを言う時代は、歴史上なかった。それは善し悪しでなく事実だ。
 それだからこそ、この本は現代に読まれるべきだと思う。
 名著。太鼓判。

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【自転車通勤で行こう】
http://www.hoops.ne.jp/~japgun/
バックナンバーはこちら。
http://www.melma.com/mag/03/m00016703/

 
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