まだまだ西高東低(週刊 自転車ツーキニスト37)
発行日時: 2001/1/16----------------------------------------------------------
【週刊 自転車ツーキニスト】"Weekly Bicycle Tourkinist"
人生色々の37号
■タイトルには何の意味もありません。
さて、最近ちょっと寒すぎじゃぁありませんこと?(デビ口調) 私、きのうはあまりの北風に、赤坂に自転車置いたまま電車で帰ってしまいましたよ。情けないことに。北国の人に笑われてしまいます。が、あの気温の中、夜11時半に自転車で帰るのもまた正気の沙汰ではない気がしたもので。今日は乗って帰ります。快晴だし。寒いけど。
乗って10分も経てばね、何ともなくなってくるのは分かっているんだけどね。でもさ、乗り始め、ハンドルも冷たいし、サドルも冷たいし、風もきついし、こんなに寒いと何だか悲しくなってくるね。暑いと怒りっぽくなるけどさ。
■HP更新、滞っています。すいません。コレは寒さのせいではありません(←当たり前)。
Mさんからのダイエットレポートは新たな章がスタートするなど、面白くなってきているのですが、すいません、私だけが読んでる状況ですね。なるだけ早くアップします。
■例の「茅ヶ崎プロジェクト」はまだまだ待ちです。
なおHPのアタマに「(株)宮田工業」とありますが、正確には「宮田工業株式会社」の誤りでした。関係各位にお詫びして訂正いたします。なるだけ早急にHPも直します。
■最近は会社の業務に毒されて「地球から対人地雷をなくそう」などと、普段の私に似合わないことを口走っています。
でも、知れば知るほどたまらないね、地雷って。戦争が終わっても、ずっと半永久的に被害者を待ち続けるのだ。
以下、TBSの番宣パンフに私が書いた文面です。
「地雷は『平和』を理解しない。」
これは三年前にノーベル平和賞を受賞した、ジョディ・ウィリアムズさんの言葉です。
平和である限り、核兵器に代表される「残酷な兵器たち」も、直接、人に危害を加える事はありません。
しかし、地雷は違います。
一度、野に放たれた地雷は、戦争が去って平和が訪れた後もそれを理解する事なく、誰かを殺し、傷つける日を、半永久的に待ち続けます。
ひとつひとつ除去していかない限り、世界中で1億個を越えるともいわれる埋設地雷は、将来、確実に、1億を越える不幸を生み出す事になります。
あまり知られていないことですが、実は「対人地雷」は人間を殺すことを意図してはいません。
成人男子の下肢を吹き飛ばす程度の殺傷能力、これが対人地雷に持たされた威力です。
完全に殺してしまうよりも、兵士の戦闘能力を奪い、かつ被害者とそれを目撃した兵士に恐怖を与える程度の被害をもたらす。人一人を殺すよりも、一人を傷つけ、その一人を担いで退却するための二人以上の戦闘能力を奪う。それが対人地雷の目的なのです。
なるだけ安価、しかも最大限に敵の戦闘能力の疲弊を狙う冷徹な兵器。それが地雷です。
ところが、成人男子の下半身を吹き飛ばす程度の火薬は、同時に子供、女性には死をもたらします。
戦時下での「冷徹な兵器」は、平時になると何の罪もない女性、子供を殺すための冷酷なトラップに性格を変えるのです。
毎日毎日、20分に一人の割合で、今日も世界のどこかで、農村の女性が、水を汲みに来た子供が、地雷に傷ついています。
生存の確率は約5割。
南の国のジャングルで、サバンナで、地雷を踏んで千切れた下半身から血を流し、誰にも知れずに死んでいく子供が後を絶たないのです。
そんな死が許されて善いわけがない。
当番組は、その非人道的な「対人地雷」にノーを唱えます。
戦時のみならず、平時においても死をまき散らし続ける、史上最悪の兵器「地雷」。我々はもうそれを埋設すること、作ることを止めなくてはならない。そのために我々が出来ることはないか。
プロジェクトはそこからスタートしました。
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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】
「アメリカ性革命報告」立花隆著(文春文庫)
これは珍書であります。同時に隠れた名著でもあるのではと、今の私は思います。
私が最初に読んだのは、確か高校3年の大学受験間際だったのですが、当時の私にとっては、コレは間違いなく「エロ本」でありました。
名作が連峰の如くそびえ立つ立花隆大先生ではあるのですが、こんな本も書いていたのです(←悪い意味に非ず)。
内容を一言で言うならば、アメリカの70年代後半の「セックスの現状」についての、立花先生一流の例の粘っこくて詳細なるレポートと、その分析、評論です。
ホモあり、SMあり、ロリータあり、と何でもアリのアメリカのセックス先進国ぶり。フィストファック、スカルファックなどというトンでもないモノも出てきます。
その現状に驚き呆れつつも、同時に興味津々の立花先生が、一種、微笑ましく思えてくるのが不思議です。
しかしながら70年代後半のアメリカの現状は、およそ20年遅れて今日の日本の現状に共通しているな、というのが、今回、読み返してみての私の感想でした。同書自体はもちろん性意識についての真面目なレポートですから、世論調査などが、様々に分析されたりしているのですが、それでも例の如く最初に出てくる「ティーンエイジャーたちの性体験率」ってのが、今の日本とほぼ同じ。
同時に、同書の中で盛んに喧伝される変態性の行為については、件の「織原容疑者」を実に容易に思い浮かべてしまいます。さらに同性愛などの認識については、とうに同書の時期のアメリカをはるかに追い越してるし、性の商品化そしてフリー化ということに関しては、恐らく日本が世界に冠たる国でありましょう。
それをどう考えるか。
34歳の私は「何だかなぁ……」と思いますよ、やはり。私より上の世代もそう思うことでしょう。
でも下の世代はどうか? 20代は? 10代は? コレは誹謗しているのでなくホントに分からないのです。
飯島愛さんの本が「人生読本として」バカ売れする現状は、この20年の間のどこかに断絶が出来ていることを物語っているのでしょう。
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