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(週刊 自転車ツーキニスト)
発行日時: 2000/12/10----------------------------------------------------------
【週刊 自転車ツーキニスト】"Weekly Bicycle Tourkinist"
21世紀まであと何日?の32号
■HPようやく更新しました。「Mさんのダイエットな日々」部分です。Mさんは念願の2桁に突入することが出来たでしょうか? ご覧になってみて下さい。
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19世紀から20世紀へと移った1901年の正月のこと、ある新聞は「20世紀はこんな世紀になる」と予想したそうです。(朝日新聞00/12/9朝刊「天声人語」から)
7日間で世界一周できる。
蚊やノミはいなくなる。
暑さ寒さを器械で調節できるようになる。
運動と外科手術によって人の身長は6尺以上に達する。
殆ど実現できましたね。世界一周なんて、立ち寄るところさえなければ1日半で出来る。3番目なんて、あ、そうか、当時はエアコンはなかったんだね、なんて思っちゃうぐらい。
科学技術に対する素朴な期待感と、未来は必ずいい時代がやってくるという明るい希望。
何だか「良かったね、昔はね」なんて思ってしまいませんか?
21世紀はどんな時代になるでしょう。どう予想されますか? どんな時代になって欲しいと期待されますか?
今を生きる我々の不幸は「色々あるけど、とりあえずコレでイイか」と思える時代に過ごしていることでしょう。それなのに時代だけは暴走を続けていく。コンピュータやバイオテクノロジーをはじめとする最先端の科学。それらを手放しで「明るい未来に繋がるもの」と期待する人は、それほど多数派ではないと思います。それどころか「ワケの分からないものが進んでしまって、ワルイコトが起きるのではないか」または「取り残されてしまいそう」と思う人の方が多いのでは。
わずか5年の先がさっぱり分からない。
何よりも「コレで十分なのに、何でそんな余計なことをしなくてはならないの?」と思っちゃいませんか。
テレビなんかもそうですね。
衛星デジタル放送が始まったらしい、何でも「双方向」らしい、画質がとってもイイらしい、なぁんて聞いても、実際には「テレビなんてコレで十分だよ」と、人々はBSデジタルテレビを買いません。高いしね。売れてないそうです。
21世紀にはどうなって欲しいか。
それを「こうなって欲しい」と熱望する人が、しかし、存在するには存在します。
もちろん障害者と老人です。
21世紀はハンディを背負う人にとって、より優しい世紀になるように。そう期待します。科学技術は、エネルギーは、そうした方面により多く使われるように。
そうした期待を込めて、自転車に乗り続けていたいと思うのです。
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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】
「バーボンストリート」沢木耕太郎(新潮文庫)
沢木ですよ。沢木。好きだったなあ。今でも好きだけど。
私はテレビ局に入社したとき、「沢木のようなテレビを創りたい」なんて思ってました。偶然ではありますが、沢木先生は以前TBSの調査部に在籍していた時代があったのだそうで、入社1年目の私は「そうかぁ、沢木先生が! コレは運命的なものに違いない」などと大いなる勘違いをしていたものです。
その沢木大先生の(だんだん呼称がエスカレートしていく)エッセイがコレ。
「バーボンストリート」と「チェーンスモーキング」の2冊は大先生の著作の中では少し異質でして、いつものちょっと暗くて湿った沢木節ではありません。ライトでドライな読み物。軽妙で面白い。で、実はコレこそ沢木師匠の本質だと私は思うのですよ。恐らく。
「テロルの決算」「壇」など「歴史に埋もれた真実を探り出す」という方面で評価されがちな先生ですが、ホントの彼の妙味は洗練され計算され尽くした文章の旨さにある。
アメリカでいえばボブ・グリーンに近い位置。つまり沢木先生は「ジャーナリスト」というより「コラムニスト」なのでしょう。
ちなみに「コラムニスト」のホントの意味は、日本の新聞の「編集委員」に近い感じです。日本で「コラムニスト」を名乗る殆どの人は実は「エッセイスト」。
ちなみに小林さんは「ゴーマニスト」。我々は「ツーキニスト」。だから何?
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【自転車通勤で行こう】
http://www.hoops.ne.jp/~japgun/
バックナンバーはこちら。
http://www.melma.com/mag/03/m00016703/
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