前回のは数え違いで29号でした。コレがホントの(週刊 自転車ツーキニスト30)
発行日時: 2000/11/26----------------------------------------------------------
【週刊 自転車ツーキニスト】"Weekly Bicycle Tourkinist"
今週は秋晴れが続くそうですよの30号
ところで「人生に不可欠なもの」って、人によって様々で、沢山あるとは思うのですが、その一つに「腕の良い歯医者」ってのもあると思いませんか?
私は前歯は普通に見えるんだけど、奥歯に、かなり虫歯が多くてね。外面ばかりを取り繕う私の性格を象徴しているかのようで恥ずかしいんだけど、奥歯が駄目なんですよ。で、今それを再構築すべく、週に一回、赤坂の歯医者に通っています。
これが大正解。
元々はネットの中で、自転車ツーキニストの女性に教えてもらったんです。赤坂ならば、伝通寺通りの「H歯科医院」がいいよってね。丁寧で優しくて痛くないって。この痛くない、ってのが重要でね。
歯医者が好きな人なんて、そもそも滅多にいないと思うけど、私も嫌いで嫌いで、痛いのヤダー、と言い続けて、「とりあえず今がイイなら、それでイイ」をいう最悪な姿勢をとり続けてきたワケなのです。歯に関しては。で、奥歯ボロボロ。
ある日突然、悲しくなりまして。もう二度と生えてこない永久歯をこんなに粗末にしている自分に対してね。2本も欠けてるんだもの、既に。
根本的に治療しようと、通い始めました。もう3ヶ月程度になるんだけど、少しずつ、色々なところが治っていってます。
紹介を受けたとおり、この歯医者さん、痛くないです。仕事も丁寧。舌で触っても、治療済みのところはツルッツル。
うーん、前向きな人生は健康な歯とともに、だ。
とか、長々となんで歯医者の話なんだ? の続きがありまして、さて、で、この「H歯科医院」の診察室の奥には、真っ赤なキャノンデールが置いてありますのですよ。
うふふふふ、先生、自転車ツーキニストなワケ。
どこから通っているのかは謎ですが、件のツーキニスト女性も「ココの先生が自転車通勤してるんですよ」と教えててくれたんですね。だから私は行くたびに「自転車通勤ですか?」と言いたくなるんです。けど。
言いません。
何だか、言いたくないのです。何でだろ?
例えばこういうことを考えてみる。
例えば、私が痔持ちでね、肛門科の先生のところに毎週通っていて、その先生が自転車ツーキニストで、仲良くなっちゃって「わははは、ヒキタさん、最近は晴れの日が多くて気持ちがイイですな」「でも来週から随分寒くなる見たいですよ」なんて会話が弾んじゃって、しかる後に「ではヒキタさん」とケツのアナをべろんと見せるとする。
コレに近い感じなんだ。
勿論、歯と肛門では随分違うような気はするんだけど、何だかね。
お医者さんの前では「モノ」になりたい気分ってあると思いません? 私はあるんです。
私だけかな?
高校時代のクラスメートの半分以上は医者になったんだけど(私は理数科にいたのです)、そのクラスメートのところにも、かかりたくない。仲が良ければ良いほど、かかりたくないのよ。ヘンかなあ……。
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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】
「間違いだらけのクルマ選び '00年下期版」徳大寺有恒(草志社)
毎年年末になってくると、さあ、もう出るかな出るかなと楽しみにしている本が2つありまして、そのうちの一つがコレです。今年から年に2回刊になりまして、6月にも'00年上期版が出てます。私としては嬉しい限りなのですけどね。
タイトルの通り、クルマ選びの本で、自転車とは全く関係ありません。むしろ逆。でも、現在クルマを手放してしまった私ですが、何を隠そう昔はクルマ大好きだったのです。エンスーでした。今でもそうです。いわばペーパーエンスー。
実は私は、このシリーズが始まった20年以上前からの毎年度版を持ってます。リアルタイムで買い始めたのは84年版から。あとは古本屋で探しましてね。
まだ高度成長の尻尾に引っかかっている70年代にスタート。歯に衣着せぬメーカー批判が新鮮で、初年度版は100万部を売る大ヒットとなりました。現在でも20万部は堅いという草志社のドル箱シリーズです。同時に徳大寺のオッさんも段々、爺さんになってきまして、最近は優しいんだよね。特にトヨタ車に対して。
初年度版から読んでいくと、現在までのクルマの歴史が通観できます。それは高度成長以降の日本の工業史でもありますし、ある意味、世相史でもあります。
日米貿易摩擦が最高潮だった頃、円高不況の頃、バブルの頃、そして現在。クルマという工業製品はその時々の日本の世相をくっきり写してきました。それが例の、取っつきやすくてオヤジ臭い徳大寺節で語られてます。私は、この徳大寺節がとても好き。
今年のも面白いよ。
ココ4、5年、徳大寺氏は国産車を褒めるようになりました。あれほどヨーロッパ車に学べと言っていた徳大寺氏がね。特に、トヨタのヴィッツ、プリウス、セルシオ、ホンダのS2000などに関してはベタ褒めです。
日本の自動車工業とともに生き、うるさいことを色々言っていたオヤジさんも、老境に入ってきたということなのかも知れません。
年末楽しみな、もう1つの本も、近く出るでしょう。
コレを読んで下さっている方なら「あ、アレだな」と気づく人もいるかも知れません。出たらまた書きます。今年も「スゴい!」と思わせてくれることを期待しています。
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【自転車通勤で行こう】
http://www.hoops.ne.jp/~japgun/
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