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え! ホントにホント? の(週刊 自転車ツーキニスト326)
発行日時: 2008/3/26
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┏━┫ 週刊 自転車ツーキニスト "Weekly Bicycle Tourkinist" ┣━┓
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え! ホントにホント? の326号
■あれ? 不意にめでたい春
あれ? 信じがたいことだが、昨日のメルマガの直後、東京書籍の担当怪編集者・ヤマコーから次のようなメールが届いたのだ。
「ヒキタ様 メルマガ拝読しました。『自転車をめぐる冒険』の話ですが、『そんなワケはない』どころではありません。その、まさかの『発売直後に早くも売り切れ?』です」
……。
え? なに? ほんと?
ちょっとにわかには信じがたいことなんだが、書店にないのは、最初から無いんじゃなくて、一度並んだんだけど、売れて、無くなってってこと?
「赤坂文教堂さんは初回入荷がまたたく間に売り切れまして、今30冊追加で出庫しました」
がちょーん。マジですか?
「アマゾンさんは、販売冊数に、入荷冊数が追いつかないので、『取り扱いできません』とぶっきらぼうな応対になっています」
うひょー! ちょっと、いや、かなり嬉しいぞ。書店で見かけないのはそういうワケだったのか。
好調なのは、文教堂、アマゾンだけじゃない。その他、ジュンク堂など都内大型書店でも、出足がかなりいいんだそうな。
いやー、春だね。自転車の季節なんだね。春は自転車本が売れるから……。でも、今回の場合、原因は春だけじゃない。春以上に恐るべきはドロンパワーだ。
この本は「著者:ヒキタ、イラスト:ドロンジョーヌ恩田」というわけではなく「地の文:ヒキタ、イラスト&イラストエッセイ&注釈&突っ込み:ドロンジョーヌ恩田」だからして、ドロン貢献率が非常に高いのだ。ちなみにここだけの話、著者印税だってまったくフィフティフィフティ、半分半分であります。
そうかー、それにしてもきっとみんな待ってたんだなぁ、ドロン本の登場を……。というわけで、初版がなくなるのはかなり早いかもしれん。して考えるべきは、この本に関して言うと「ドロンジョーヌ恩田のデビュー作はまさにコレだからね」ということだ。ということは……、初版を持ってると自慢できるかもしれないぞ。というのか、古本屋で若干高く売れるかもしれないぞ♪
なんてね。
でも、ドロンにはコアファンがかなりいそうだから、まんざら冗談じゃないかもしれないのだ。
■春には増刷も
ところで、めでたい春はつづくもので、ロコモーションパブリッシングから出てるヒキタ本2冊「疋田智の自転車スターティングBOOK」と「自転車ツーキニストの憂鬱」の増刷が決定しました。ぱちぱち。昨日、社長からメールが届いたのだ。これまためでたい。
でもまあ、新入学、新入社の季節だからね、「スターティングBOOK」の増刷は分かるんだけど、「憂鬱」も増刷しちゃうんだ。すごいなぁ。もちろん著者ヒキタとしては嬉しいが、売れ残りゃせんかと心配でもある。
この本は「中央線の秋」という奇妙なマンガが載ってる本でありまして、このマンガの発表が、オリジナル1987年。もう20年前の話だ。懐かしい人には懐かしいはずでありまして……。
このマンガのプロデューサーだったHよ。
もしもコレを読んでいるなら、私にメールくれないか。年賀状のごときをもらったのだが、引っ越しに際してどこにあるか分からなくなってしまった。よって住所も分からん、連絡先も分からん。
もしもコレを読んでいるならば、すまぬがよろしく。このメルマガに返信をくれるとそのまま私のところに届きます。
■ピストピストピスト
例の宝島の「バイシクルバイブル」に関しては、非常に大きな反響があったんだけど(みんなあの自転車の行方を危惧してるんだね)、ある人から話を聞くことができて、やっぱり今、ピストは売れてるんだそうだ。もはや「変わり種」「マニアしか買わない自転車」というレベルではなく、立派に一つのジャンルに成長しているのだという。
ただし困ってしまうのは、ピストを選ぶアンちゃんたちは、やはりブレーキを付けたがらない、ということで、彼らには「ノーブレーキこそがかっこいい」というヘンに強固な「美学」があるのだそうな。
まあ確かにピストの美は「シンプルであること」また「とがっていること」の美だから。くねくねワイヤーと、ハンドルを汚すレバーと、ホイールの不純物であるブレーキ本体から成り立つ「ブレーキシステム」というシロモノは、あからさまにその美学に反しているのだろう。おまけに「アクセルだけ!ブレーキなし!」というのがちょっとアナーキーでかっこいい。だいたいピストを選ぶ客は「ママチャリ=日常」の対極を望んでいるわけだろうから「ブレーキなし!」というのが即「クール!」に直結するのも分からないとはいわない。
しかしな、危ないものは危ないのだ。
「危ないヤツが乗ってる」という事実もさることながら(これはちょいと余計な話)、「止まれない自転車は危ない」というのは、何がどうしたって当たり前のテーゼだ。そして、その「危ない自転車=ノーブレーキピスト=スポーツ自転車=ロードもMTBもみんな同じ」になってしまうのが、どうしたって「現状の世間一般人」の認識であって、ほんとにもう迷惑。
せめて前だけでもブレーキを付けてはくれんだろうか。というか、このままではいつか事故るぞ。
「ブレーキなし、問題なし」どころか「未来もなし」になっちまうぞ。
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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)】
「石田徹也遺作集」石田徹也著 求龍堂
このコーナー初の「画集」である。
私は彼の絵をはじめて見たとき、かなりのショックを受けた。
ショックというだけじゃない。彼の絵には「現代の若者が抱く不安のすべて」が描かれていると思った。
31才で急逝。ここで語っても語る言葉がない。語れば激長になるし、短くして語る言葉は、ない。
観てもらうしかないのだ。
ということで、どうぞ、下記のURLへ。私と同じショックを受けてください。
http://www.tetsuyaishida.jp/
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超最新刊「自転車をめぐる冒険」東京書籍
最新刊「それでも自転車に乗り続ける7つの理由」朝日新聞社
*現在、全国各書店で平積発売中です。よろしく♪
「自転車生活の愉しみ」朝日新聞社
「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
「疋田智の自転車生活スターティングブック」ロコモーションパブリッシング
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
「大人の自転車ライフ」光文社知恵の森文庫
「自転車ツーキニストの憂鬱」ロコモーション・パブリッシング
いずれも好評発売中。ネット内でのご注文はこちらにどうぞ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index=books-jp&field-author=%E7%96%8B%E7%94%B0%20%E6%99%BA/249-6371737-5693951
【自転車通勤で行こう】
http://japgun.infoseek.ne.jp
バックナンバーはこちら。
http://www.melma.com/mag/03/m00016703/
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この記事へのコメント
全1件表示もちろんブレーキ付きです。
宝島の「バイシクルバイブル」、気になって立ち読みしましたが、ノーブレーキが格好いいような取り上げ方にはやはり疑問を感じました。
もっと警鐘をならすべきですね。日時:2008年3月26日
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