スポーツ紙のアヤシイ見出しの(週刊 自転車ツーキニスト269)
発行日時: 2006/11/27
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┏━┫ 週刊 自転車ツーキニスト "Weekly Bicycle Tourkinist" ┣━┓
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スポーツ紙のアヤシイ見出しの269号
■自衛隊員の「不祥事」
21日(火)付のスポーツ各紙に「航空自衛隊員の不祥事」の記事が載った。
というのか、要は池袋のとある"ハプニングバー(なんだかエッチ系のお店ということですね)"が、あまりに目に余る、ということで、警視庁が摘発に入ったところ、30歳の航空自衛隊員が、羽目を外していた、ということなのだ。
記事によると男女7人がいずれも全裸で逮捕されたのだという。
罪名は「公然わいせつ幇助」。
ま、別段どうということのない、お笑い系の記事ではあるんだが、こういうことがあると、当然ながら、スポーツ新聞各紙は燃える。それぞれの見出しをあげてみよう。
まずは東京中日スポーツ。
「ハレンチ自衛官、ハプニングバーで、全裸肉弾戦!」
肉弾戦の部分が単純に笑える。
次にスポーツニッポン。
「空自隊員"H演習" 女性と全裸でミサイル発射!?」
ミサイルね、ま、ある種ベタだわな。
サンケイスポーツはどうだろう。
「ハプニングバー! 起きたのは逮捕劇」
あれ? 意外に、というか、まったくつまらない。こんな時に燃えずしてどうする、サンスポ。
お次は日刊スポーツだ。
……?
あれれ? ニッカンには載ってないぞ。不思議だ。自衛隊の不祥事が大好きな朝日系なのに。何で無視なんだろう? ひょっとして特オチかな?
んでは、最後にスポーツ報知。
「夜の合同演習、失敗!」
わははは。なんだか知らんが、これがワタシ的には一番ツボにはまった。「、失敗!」の部分が、なんだかジンワリとおかしい。なんだか記者が自衛官に同情している風なのがヘンなんだよね。
ま、それだけの話なんだけどさ。
それにしても、スポーツ紙の人々も日夜苦労なさっているわけだ。
宅配がほぼなく、駅売りオンリーのスポーツ紙だから、勝負は日々の一面見出しと、内容の充実に関する信用のみ。読者の興味に、いかに面白おかしく(たまにシリアスに)応え続けるかだけが、勝負だ。この「応え"続ける"」というのがキモの部分で、いやもうご苦労が偲ばれる。商売柄、私にはよく分かるよ。
それにしても、マスメディアというか、瓦版屋の原点だ。
情報を出す。ニーズに応じる。それをお金を払って買ってもらう。スポーツ紙と週刊誌は、今の日本で一番元気のあるジャーナリズムだろう。
私は真面目な話、敬意を払うにやぶさかではないのだよ。
ちなみに東京スポーツの見出しはというと……、ちょっと直接的すぎ、下品すぎて、ここには書けん(笑)。「さすがは東スポ」というところだろうか。
■というようなことを書いて
というようなことを書いて、またまた日が経ってしまった。21日の記事か……。スポーツ紙各紙の記者さんは、今日もトップ見出しに研鑽を重ねていることであろう。
いやしかし、どうにも日々忙しくてならん。
先週末は佐原・銚子(千葉県)に行ってきた。もちろん例の「日本史の旅は自転車に限る!」の取材であります。
佐原は美しかったし、銚子は面白かったよ。
特に銚子だな。醤油の町で漁業の町、海運の町、灯台の町、日本一日の出の早い観光の町、坂の町……、なかなかキャラの立った楽しいところであった。全国に冠たるボロ電車「銚子電鉄」もかなり味わい深かった。
こんなに近いところのはずなのに、考えてみれば、私は銚子に来たのは初めてだったのだ。
関東地方というものはメディアが東京だけに一極集中していることもあって、首都圏だけにしか目がいかないという傾向がありがちなんだが、よくよく巡ってみると「地味なのに濃い街」が意外にたくさんあったりする。
今回の銚子しかり、足利、高崎、小田原、潮来、その他その他。
ちょっと短めの「ツーリング」。首都圏在住のサイクリストには、かなりオススメだと思う。輪行袋を持っていけば、いざというときも、2、3時間で東京に戻れます。
■そうそう、足利といえば
そうそう、足利といえば、この間、ふと気づいたんだが「足利尊氏」ってスゴい名前だよね。
名前のすべてが動物の名前だけで、過不足なくできている。
「海驢(あしか)・蛾(が)・鷹(たか)・蛆(うじ)」
うーむ、カンペキだ。ちょっと気持ち悪系の動物が多いところが玉に瑕なんだが、他にこんな名前ってあるかな。
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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)
「じてんしゃ日記」高千穂遙・一本木蛮著 早川書房
おお!
ついに出たか。
SF作家とコスプレ漫画家(というのかな?)のコラボレーションでできあがった「自転車入門書」の決定版がコレだ。何しろ漫画だ。読みやすい。そのくせ意外や情報が濃い。なにより、パパ@高千穂氏と、ムスメ@一本木氏の心温まる(?)交流が、読んでいて心地いいのだ。
一本木氏の正直さも、この本の大きな魅力になっていて、ケツが痛い、距離が長いとアタマが朦朧とする、など、初心者のとまどいが、そのままかわいらしい絵で表現されている。我々自転車乗りはともすれば「そんなのは気合いだ」「慣れだ」と言いがちなんだけれど、ちゃんと解決策が具体的に提示されているのも美点だ。
実のところを言うと、この本の中には、私が異様ほどに登場しておりまして、私個人としては気恥ずかしい限りなんだけど、それはちょっと横においとくとして、自転車ファンなら必ず楽しめるオススメの一冊であります。
特に初心者にはチョーオススメ。
人によっては「ダイエット本」としても読めるし、「そうだよな、自転車ってこんなに楽しいんだよな」とあらためて気づくことができる、という利点もある。
まだ初版のウチに是非どうぞ。
このメルマガをお読みの方ならば、必ず楽しめると思いますぜ。お値段も1,000円ポッキリ(税別)とかなりお買い得♪ やるな、早川書房。
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「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
*昨年12月発売の最新刊。今回はなぜか「奈良・暗峠」「秩父・八丁峠」「北海道・日高峠」と、峠モノが満載。
「疋田智の自転車生活スターティングブック」ロコモーションパブリッシング
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
「大人の自転車ライフ」光文社知恵の森文庫
「自転車ツーキニストの憂鬱」ロコモーション・パブリッシング
「日本史の旅は自転車に限る!」木世(えい)出版社
いずれも好評発売中。ネット内でのご注文はこちらにどうぞ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index=books-jp&field-author=%E7%96%8B%E7%94%B0%20%E6%99%BA/249-6371737-5693951
【自転車通勤で行こう】
http://japgun.infoseek.ne.jp
バックナンバーはこちら。
http://www.melma.com/mag/03/m00016703/
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