東京、大阪、次は……、の(週刊 自転車ツーキニスト268)
発行日時: 2006/11/17
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┏━┫ 週刊 自転車ツーキニスト "Weekly Bicycle Tourkinist" ┣━┓
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東京、大阪、次は……、の、268号
■サイクルモード東京&大阪(ありがとうございました)
日にちが経つのは早いなぁ。
週末「サイクルモード(例の自転車大展示会ですね)」の東京と大阪に出てきて、もう1週間。
明日明後日は「東京サイクルショー」ですな。私は行くことができませんでして、別の用事で出かけてしまう。まだまだ続く、忙しの日々、なのだ。
まあ仕方ない。
じゃが、週遅れのレポートではありますが「サイクルモード」は、東京、大阪、いずれも大盛況でありましたよ。やはりテレビ局(テレビ東京&大阪)がバックにつくのは強いな。
首都圏、近畿圏にお住まいの方はご存じだと思うけど、今回、新聞、テレビの告知は言うにおよばず、電車の中吊りまでにも「サイクルモード」の宣伝が出てたからね。いったいPR費、いくらかかったんだろう。
でも、そのおかげでか、大盛況だった。試乗はいっぱいだし("TREKマドン"なんて、1時間以上待ちだったんだって)、会場には「非マニア」の方々が溢れた。
私のトークショーも、立ち見だらけだったよ。用意された席の倍以上はいた(特に大阪)。
ホント、ありがたい限りです。ヒキタ、舞台の袖で感涙にむせんでおりました。ありがとうございました。
その詳細は、次号の「自転車生活」誌、「BiCYCLE CLUB」誌に譲るとして、いや、しかし、自転車の時代はキテるな。キテる。私は声を大にして言いたい。自転車の時代はきーてーるーぞー!!
この間の堺のトークショーでのことには、あえて目をつぶって言うわけだが。
■さて、アタマのリハビリ
というわけで、本メルマガも久しぶりなのだ。申し訳ない。
何だかんだで忙しかったのは確かだが、それ以上に「またしても」のパソコンの復旧に時間がかかったのよ。
正確に言うと、パソコンの復旧、じゃないな。ネットの復旧。
メールが送れたり送れなかったりしてるなぁ、不安定だなぁ、と思っていたら、ある日、突然「送受信」のうち、「送信」だけができなくなり、その後「受信」もダメになった(こんなことってあるの?)。
原因はといえば、ケーブルの半断線と、私の思いこみだったわけで、NTTの人とIIJの人とバッファローの方にはご迷惑をおかけしてしまった。
しかしね、日々の細切れの時間の中で、原因をひとつひとつ潰していくのは、ホントにストレスの溜まる作業だったよ。パソコン本体か? ルーターか? ケーブルモデムか? はたまたソフトの問題か? とね。
OS自体の入れ替えもやったし、もちろんソフトも再インストールした。考えられることはあらゆることをやってみたつもりだった。
結局、ローゼットとケーブルモデムの間のアヤシイ断線が発見されたときは、狂喜乱舞であったよ。
それなのに、その後、私の「思いこみ設定」によって(内容は恥ずかしくて言えない)、1週間、私のパソコンはネットにハジかれ続けていたのだ。
その間、仕事には支障をきたすわ、日々、イライラし続けるわ、さらには、こういうときに限って取材が重なるわで、大変だった。この間に取材に来られた方は、私のことを「イヤなヤツ」と思ったかもしれない。まことにすまぬすまぬ。
いやしかし、数日前に、ようやく繋がったのだ。
久々にこうしてメルマガを書くことの幸せを、今、私はじっと噛み締めている。というと大袈裟、というのか、ウソ。メルマガの書き方を忘れてしまっているので、アタマのリハビリ中、というのがホントのところだ。「メルマガの書き方」なんてのがあるのかどうかは不明だが。
■というわけで
というわけで、リハビリ中、リハビリ中……。
また次のメルマガで、リハビリ後の私として、お会いしましょう。
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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)
「日本の歴史 1-26」井上光貞(第1巻)ほか著 中公文庫
ネットが繋がらない深夜、何をしてたかというと、私はふてくされて、ソファにひっくり返り、大著、というか、大シリーズ「日本の歴史」を拾い読みしていたのだ。
いやー、ネットが無になると、夜は長いね。
だが、そうはいえ、読み始めると止まらん。おかげで勉強になった。ここまで長いと、忘れてることも多いし。
ついでに山川出版社の「高校教科書・日本史」まで読み返しまった。
ふーむ、読み比べてみると、よく分かる。「教科書」というものは実にツマランな。こんなに波瀾万丈、権謀術数が渦巻き、謎をいろいろに解釈できる「日本の歴史」というものを、なぜここまで無味乾燥に記述できるのか、ワケがワカラン。これじゃ歴史嫌いが増えるワケじゃて。
以前もどこかで書いたと思うけど、私は高校時代、受験科目の日本史を独学に頼らねばならなかったため、一人でいろいろ読んだ。そのおかげで日本史が好きになったのだが、もしも日本史を、授業と教科書だけで学ばなくてはならないならば、こりゃイヤになるだろうなぁ。
合計1万5000ページにも及ぶ中公本の方が、はるかに分かりやすくて面白い。飽きない。
そこには理由があるのだ。
だってね、上記の第1巻の著者、井上光貞氏は、山川の教科書の筆頭監修者でもあるんだよ。それなのに、中公本の方は面白くて、教科書の方は激つまらない。
その理由はひとえに「著者」でなく「監修者」であるところにある。
何を当たり前のことを、というなかれ、つまりはこういうことなのだ。
教科書というものは、何十人もの監修者、筆者、スタッフが寄ってたかって作るモノであって、おまけにそれぞれの筆者、監修者は、日本の史学界の重鎮だらけ。だから、たったひとつの歴史的な話を載せるにしても、いや、アレは違う、これは一方的、だと、トゲを抜かれに抜かれ、最終的には、無味乾燥な事実の羅列となってしまうのだ。
これに対して、中公本の面白さの源泉は、基本的に「一人一冊」であるところにある。
たとえば第1巻「神話から歴史へ」は、上記のごとく、井上光貞著、第2巻「古代国家の成立」は、直木孝次郎著である。いずれも一人での著作だ。
それぞれが、それぞれの信念と仮説のもとに、いわば「好きなこと」を書いている。同じ「井上」でも、第1巻の光貞と、第20巻の清とでは、天と地ほどに筆致(論調と言い換えてもいいな)が違う。
でも、そこが面白いのだ。
歴史というモノは、人が100人いれば、解釈も100通りだ。
と、ここからまた論理を飛躍させてしまうワケだが、だからこそ「日中または日韓の歴史認識の摺り合わせ」は難しい。
というか、できるわけがない。
昨今のニュースに合わせていうなら、まずは「中韓の歴史認識」を一致させてから言っていただきたいと思う。たとえ1000年経とうが有り得ない話だとは思うのだが。
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「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
*昨年12月発売の最新刊。今回はなぜか「奈良・暗峠」「秩父・八丁峠」「北海道・日高峠」と、峠モノが満載。
「疋田智の自転車生活スターティングブック」ロコモーションパブリッシング
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
「大人の自転車ライフ」光文社知恵の森文庫
「自転車ツーキニストの憂鬱」ロコモーション・パブリッシング
「日本史の旅は自転車に限る!」木世(えい)出版社
いずれも好評発売中。ネット内でのご注文はこちらにどうぞ。
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【自転車通勤で行こう】
http://japgun.infoseek.ne.jp
バックナンバーはこちら。
http://www.melma.com/mag/03/m00016703/
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