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地名にこだわる(週刊 自転車ツーキニスト246)
発行日時: 2006/5/25
【週刊 自転車ツーキニスト】"Weekly Bicycle Tourkinist"
今回も地名にこだわっている246号
■学習院講座スタート
昨日から学習院での公開講座「楽しむための自転車学・大全」がスタートしましてな。今季で5回目。不思議なのは、今回に限って受講生がやたらに多いことだ。
前の4回はいずれも十数人だったのが、今回は30人を超えてしまった。教室のサイズもひとつ大きくなり、あれあれ? なんだかちょっと盛況な感じだぞ。
今回に限って倍増してしまった理由は……、私としても、正直、なんだかよく分からない。やっぱり一種の「自転車ブーム」ということなのかなぁ。ありがたい話だ。
しかしね、受講者の数が多いと、いやまあ、私としてもノリノリなのだ。「普段よりたくさん回しております♪」という感じ。傘を回しても仕方がないんで、ホイールでも回そうか。
いやしかし、ヒキタ、本当に感謝しております。受講生の方々にはもちろんのことですが、「自転車の神」というのが、もしいたとしたら、その神にも感謝したい気分です。
■ティアグラが9速でモデルチェンジ(あれ? 自転車マニアック系の話)
シマノの中級コンポーネント「ティアグラ」が、9速のままリニューアルされるのだそうな。写真を見ると、アルテグラに似た感じで、見た目の高級感がかなりアップ、というところだね。
私としてはかなり魅力的で、つまり相当ココロがぐらついてる。
何かと言いますと、私の自転車「ジャイアント・MR-4F」のフロントディレイラーをトリプル(3速)にしたい、ということを前々から考えていたからだ。
先週末も甲斐大和村(現甲州市)竜王渓谷で、あまりの激坂に負け、とうとう自転車から降りて、押してしまってた。
情けない私。
来月には諏訪のヒルクライムもあって、フロントのトリプル化は、私にとって真面目な話、急務なのである。イベントなどで、あまり情けない姿も見せたくないし。
9速ティアグラなら、クランク&チェーンホイールと、Fディレイラーを交換するだけでOKではありませんか。他のパーツに影響が出ない。 というのも、このところのコンポ10速化で、今、一部を替えると、あれあれ、全部総とっかえということになってしまうからだ。
私としては、すでにリアディレイラーを、9速の「旧105」に交換してるもので(元々はティアグラ)、今さら10速化もなぁ、と思っていたのでありますよ。
ふーむ、いいないいな。リリースはいつなんだろう。ティアグラだから安い(であろう)のもいいね。
しかしな、シマノのラインナップはこれからどうなってしまうのだろう。
現在のところ、デュラエースと、アルテグラ、105が10速、ティアグラが9速、SORAが8速、して、それ以下(アセラ、アリビオなど)も8速。
というわけで、ティアグラだけが、スタンドアローンの9速なのだ。
何だかよく分からないラインナップと言わざるを得ない。近い将来、SORAが9速化するのかな?
■前回に続いて地名にコダワる
ところで、その「甲州市」だよ。
前回も北九州で取り上げたごとく、またまたのトホホネーム。
塩山市と勝沼町と大和村が合併して、今年、この名前が発効したのだが、結果として、この山梨県には、山梨市、甲斐市(2004年、竜王町、敷島町、双葉町の合併で成立)、甲州市の三都市があることとなった。
一体なんなのだ、これは。
山梨も、甲斐も、甲州も、つまるところ、みな意味合いは同じではないか。それもピンポイントではなく、この県全体を表す地名。いやもう紛らわしいったらありゃしない。
いや、山梨市に罪はないんだよ。彼らは元々「山梨市」だったんだから。だが、甲斐市と甲州市。こりゃなんなんだ?
元々の名前、塩山、勝沼、大和や、竜王、敷島、双葉は、味わい深かったじゃないか。
なんで、そういう名前を捨てて、皆が皆、こんなに顔の見えない地名を名乗ってしまうんだろうか。
山梨に、甲州に、甲斐。見えてくるのは「オレがオレが」「ワシがワシが」という姿だけだ。
別に山梨県だけじゃない。全国で似たようなことは起きている。
いつか後世、平成16年、17年、18年という年は、何とも間抜けな「地名の文化大革命」として思い出されるときが来るんじゃないかしら。
■日産の次の新型車(なぜかクルマの話)
まあ、今に始まったことじゃないんだが、このところ日産のクルマをよく見るようになった。特に私の住んでいる東京東部では顕著だ。「マーチ」「ティーダ」「ノート」などが目につく。小型車ばかりだが、そのいちいちが、なんだか緊密な雰囲気でカッコいいんだよね。
最近の日産車は、一目で「ザッツ日産」であるというのが分かる。一時期(80年代)のホンダ車のようで「スタイルの確立」ってのは、かくもクルマの売り上げにモノを言う、ということなんだろうなぁ。さらには、日産、そのネーミングにも何となくの統一感が見えてきたね。
新しいネームをあげていくと「ティーダ」「ノート」「ティアナ」……。何となく語感が似てる。この分でいくと、さては次に発売されるのは「ニート」かな?
「日産ニート」。
実にピッタリでない? いや、誤解しちゃいかん。"NEAT"(きちんとした、小ぎれいな)の方のニートだよ。ゴーン社長は是非ともこの名で新型車を発売するように。
アクセルを踏んでも動かない、というのが、このクルマの一番のウリかな。いつもガレージに引きこもってるとか。
はあ。何のことやら……。
書いてる本人が、既によく分からない。
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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)
「間違いだらけのホリエモン嫌い」下里正樹&ホリエモン人間研究会著 あ・うん
久々に圧倒的な「非オススメ本」。
堀江貴文被告、通称ホリエモンの典型的なヨイショ本なんだが、去年5月発刊、ということは、まだホリエモンが逮捕されたり、ライブドア株が上場廃止になったり、の前の本だ。
だけど、それをあげつらって「それ見たことか」と言いたいわけじゃない。
堀江錬金術の可否などとはまったく関係ない次元で、この本は間違いなく、あらゆる堀江関連書籍の中で最低であろう。
何しろ志が低すぎる。
ホリエモンベタ褒めの内容には苦笑するしかないが、内容はホリエモンがこれまでに書いてきた10冊の本からの引用だらけ。地の文に関しても、堀江本の内容を言い換えてるだけだ。
だいいちホリエモン本人に取材すらしていない。つまりは「堀江本を下里正樹氏が読んでの『ヨイショ感想文』」の寄せ集めにすぎないのだ。
さらに言わせていただくと、下里氏は「ジャーナリスト」なのだそうだが、氏の分析に切れ味はゼロである。いわば床屋政談にすぎなく、有り体に言えば、誰にでも書ける。見えてくるのは「今、堀江関係の本を書けば、そこそこ売れるだろう」という、さもしい根性だけだ。
この本をお金を払って買った人は、不幸だった。
帯には「この一冊でホリエモンのすべてが分かる」とある。笑止である。定価1,260円は、これぞ「ドブ(に捨てた)金」というヤツだろう。
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「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
*昨年12月発売の最新刊。今回はなぜか「奈良・暗峠」「秩父・八丁峠」「北海道・日高峠」と、峠モノが満載。
「疋田智の自転車生活スターティングブック」ロコモーションパブリッシング
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
「大人の自転車ライフ」光文社知恵の森文庫
「自転車ツーキニストの憂鬱」ロコモーション・パブリッシング
「日本史の旅は自転車に限る!」木世(えい)出版社
いずれも好評発売中。ネット内でのご注文はこちらにどうぞ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index=books-jp&field-author=%E7%96%8B%E7%94%B0%20%E6%99%BA/249-6371737-5693951
【自転車通勤で行こう】
http://japgun.infoseek.ne.jp
バックナンバーはこちら。
http://www.melma.com/mag/03/m00016703/
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