"mixi"にハマる(週刊 自転車ツーキニスト243)
発行日時: 2006/5/9
【週刊 自転車ツーキニスト】"Weekly Bicycle Tourkinist"
"mixi"にハマる243号
■時折いただくメール
時折、次のようなメールをいただくことがある。
「アナタのメルマガは『自転車ツーキニスト』と銘打ちながら、あまりに自転車の話題が少なすぎる。これでは看板に偽りアリではないか」
まことにごもっとも。その通りであります。申し訳ない。
なぜそういうことになっているかというと、こちらにも事情というものがありまして、その多くは情けないことに次の如くなのだ。
ホントは自転車の話題を書いているのである。多々書いているのである。
だが、私の場合、多いときで月に5、6本の自転車記事またはコラムを、雑誌などに書かねばならない。それも本業のあいまをぬっての執筆である。常に「ネタは?」「書く時間は?」という状況なのだ。
ということで、せっかくメルマガ用に「自転車ネタ」を書いてみても、目の前に迫る〆切に際して「ええいっ! もう時間がないっ! 今書いたこれを使ってしまえ!」という情けないことになってしまう。
当たり前ながら、雑誌など商業メディアの場合は、原稿料をいただいて書かせてもらってる。となるとやはりそちらの方が優先されてしまうわけで、結局のところメルマガには「自転車以外」の話が載りがちなのだ。
まことに申し訳ないとは思うが、そうなのだ。
理由にもなってない理由なのだが、そうなのだ。
すまぬすまぬと詫びるしかないが、それでもオツキアイ願えれば、というのが、私の本音のところで、プロでない? はい、そう言われれば、素直に頷くほかありませぬ。
成分68%が「厳しさ」で出来ているはずの私なのだが(前号参照)、やはり、あの「成分分析」は、多くのウソを含んでいたのであろう。
ところで、別の友人からこういうメールをもらった。
「苗字と名前の間にスペースを空けてみると、また別の結果が出てきまっせ」と。
試しにやってみた。
【疋田 智の分析結果】
疋田 智の60%は乙女心で出来ています
疋田 智の26%は媚びで出来ています
疋田 智の9%は濃硫酸で出来ています
疋田 智の4%はミスリルで出来ています
疋田 智の1%は理論で出来ています
乙女心? 媚び? 前回の分析結果とまったく真逆ではないの。
おまけにこの友人からのメールには次のようなコメントが付いていた。
「こっちのほうが近いんでないかい?」
むか。
本当のところはどうであれ、面と向かって言われるとムカつくな(笑)。
だいたい「ミスリル」たぁ何のことだ? 荒井由実のセカンドアルバムが「ミスリム」。だから何だ。
■不思議なページ
唐突なんだけど、以下のページに行ってみそ。水晶玉はアナタのココロをお見通しだよ……。
http://blog5.fc2.com/y/yonehan/file/psychic.html
私も最初はものすごーく不思議だった。
4回ほど騙されて、ようやくカラクリに気づいた。
なるほどー、そういうことだったか。
結構、有名らしいんで、既に知ってた人にはごめんぴょん。私は一昨日はじめて知った。ネットの中には奇妙なモノがいっぱいあるんだなぁ。
■例の"mixi"について
ネットと言えば、面白いね、"mixi"。
最近ちょっと"ハマッてる"と言っていいも知れない。何しろパソコンを立ち上げると、常にメーラーと一緒にページを開いているぐらいだ。
ま、人によって好きずきではあるのだと思うが(実際「何が面白いの?」という人もいる)、要は「コミュニティ」(趣味のサークルのようなモノ)の使い方如何によるんだろう。
私が好きなコミュニティは、いくつかあるんだけれど、一番楽しめたのが「疋田コミュニティ」だった。
メンバーが現在37人。別に私のコミュニティというわけじゃないよ。全国の疋田さんによる疋田苗字のコミュニティなのだ。
トピック(掲示板のようなモノ)には「疋田あるあるネタ」なんてのが立っていて「電話で『疋』文字を説明するときにどうするか?」なんて話題がある。
わはは「疋」文字の説明にはいつも苦労しているのだ。
「基礎の礎って字がありますよね、『いしずえ』という字。アレから石と林を取ると、残るのが疋です」
「疑うって字から、片仮名のヒと、マと、漢字の矢を取ると疋が残ります」
「銀座千疋屋の疋です。ただし東京限定」
とかね。
私にとっては「あるあるあるある」の連続なのだが、ほかにも「疋田姓のルーツとは?」とか「疋田苗字の有名人は?」などのトピックが立っていて、それぞれ興味深い。極私的に楽しめる。
その他、自転車通勤コミュニティ(もちろん!)、日南市立吾田中学校コミュニティ(私の卒業した田舎町の中学であります)などと、マニアックを飛び越えたようなトピックが林立していて、それぞれ面白い。思わぬ知り合いに出会えたりもする。
「アナタはもしかして○○さんじゃないですか?」「そうですが」「やっぱり! ヒキタです!」「えーっ?!」なんつってね。
すべての参加者が自分のトップページを持っていて、幻想にせよ、一応の自己紹介、自己責任のようなものがあるところもいいね。
■あ、いかん
またしても自転車とまったく関係ないメルマガになってしまった……。
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【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり)
「第三の時効」横山秀夫著 集英社文庫
出す本、出す本がすべてハズレなし。「鉄板作家」横山秀夫の最新文庫本は、同じF県の県警本部を舞台とする連作集だ。
今回もやはり外していなかった。
いや「外していない」どころじゃない。最高傑作かも知れない。うますぎる。読後、溜め息。もっと読みたい。
本格ミステリーなのに(つまり、きちんと魅力的な謎がある)警察小説としてリアル。さらには刑事たちのキャラが無理なく立っている。サツ廻り記者とのからみも見事にリアル。
横山小説がうまいのは、実はここだ。
小説の中のキャラクターデザインには、得てして「無理」が出てくるものだ。有り得ないほど人格者の善玉とか、笑えるほどハードボイルドな主人公とか。だが、それは小説なるがゆえに。つまりはフィクションなるがゆえの当然の「無理」であり、読者はそれをそれとして受け取る。
ところが、横山の小説はそこに甘んじない。徹底してキャラがリアルなのだ。私はそこの部分にこそ元新聞記者・横山のコダワリがあると見ている。リアルなのに個性が際だち、キッチリと書き分けられている。そのあたりが実にうまい。
本書では、朽木、村瀬、楠木、田畑の4人がいいぞ。つまりは登場人物のほぼ全員なのだが。
解説によると、同じ舞台、同じ登場人物での次作が執筆されているという。慶賀。
この小説(シリーズ)は横山氏のライフワークとするべきだろう。
で、連続ドラマにでもするといい。映画でもいい。
手練れの監督が撮ったら「007シリーズ」「男はツライよ」「古畑任三郎」あたりのドル箱シリーズに化けること間違いなしである。
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「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社
*昨年12月発売の最新刊。今回はなぜか「奈良・暗峠」「秩父・八丁峠」「北海道・日高峠」と、峠モノが満載。
「疋田智の自転車生活スターティングブック」ロコモーションパブリッシング
「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫
「大人の自転車ライフ」光文社知恵の森文庫
「自転車ツーキニストの憂鬱」ロコモーション・パブリッシング
「日本史の旅は自転車に限る!」木世(えい)出版社
いずれも好評発売中。ネット内でのご注文はこちらにどうぞ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index=books-jp&field-author=%E7%96%8B%E7%94%B0%20%E6%99%BA/249-6371737-5693951
【自転車通勤で行こう】
http://japgun.infoseek.ne.jp
バックナンバーはこちら。
http://www.melma.com/mag/03/m00016703/
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